カルチャー化

 

昨日は月例で行われる数種の会議が、たまたま同日に重なったため、ある意味効率よく。

その中の一つに各施工管理者との会議があり、議題は現場管理に関連する項目が主に。

今回の議題の中で、工程管理上で必要な検査、審査等の各評価業務に関する内容についての議論が。

施工管理という業務自体、一つの建物を完成させるまでの期間(工程)内には、数種類の目的の異なる検査等が組み込まれ、それを卒なくこなしていくのが、彼らの業務の常識になっており、逆に卒なくこなせない状態だとすると、それはそれで非常に重大な問題になる訳ですから、卒なくこなせる施工管理者であるべき、という認識のようで。

そこに何も反論はありませんが、その各種検査、審査の目的とその成果という部分に関しては、具体的に言語化せよとなると、あまりに通常業務化しているのと、各自の施工管理能力が決して低くはなく、どちらか言うと高い方ではと感じているので、施工管理経験のない自身とのギャップは少なからず存在するポイントがあります。

そういうポイントのギャップを埋めるというより、明確な言語化をし業務マニュアルに落し込むという作業は、やはり必要な点がまだまだあるかなと。

業務の標準化、マニュアル化、チャックシート化をする事で、その業務でのミスや失敗の共有と改善方法等の実施においてもムラが減少するという組織文化の醸成になれば、限りなく属人的な業界であり、業務が多い世界からの脱却と、これまでのあまりよろしくないかなと感じる組織文化があるとするならば、改善に繋がるだろうなという強い気持ちを持ちつつ、ブレないように。

・・・言うは易き、行うは難きの典型例ですけどσ(^_^;)

カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」唐澤 俊輔 (著)

カルチャーの浸透のさせ方として、

① 認知 → タッチポイントを付ける

② 訴求 → 共通認識を醸成させる

③ 調査 → すぐ聞ける、調べられる状態を作る

④ 行動 → 日々の行動や言動を促す

⑤ 推奨 → 他者に勧める

というサイクルを回し続ける事で、目指す組織文化に近づくという理論は納得(^^♪

やれるか否かは別としてσ(^_^;)

それでは、また。

No.6345
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