「いつかやろう」が、一番リスクが高い理由。

金曜日ですね。梅雨後半、雨量が多い日が続いています。建物のことが少し気になってくる時期でもあります。

菊池です。

「いつかやろうとは思っていたんですが」という言葉は、建物のメンテナンス相談でもっとも多く聞く言葉の一つです。

気になっていた。でも、費用のことを考えると後回しにしてしまった。どこに頼めばいいか分からなかった。そのうちに、もっと大きな問題になってしまった。というパターンが、実際にはとても多いのです。

建物というのは、「問題が表に出る時」と「実際に傷んでいる時」にタイムラグがあります。屋根の防水層が傷んでいても、雨漏りとして室内に現れるまで数年かかることがあります。外壁のひびから少量の水が入り続けていても、構造材が腐るまで外観からは分かりません。「見た目は大丈夫そうだから、まだいいかな」という判断が、後から大きな修繕費用につながるのはこういう理由です。

早めに診断を受けることで何が変わるかというと、まず「今の状態を正確に把握できる」こと、そして「優先度を整理できる」ことです。全部一度にやらなくていい。緊急性の高いものから順番に対処していくための「ロードマップ」が作れるようになります。修繕を後回しにすると費用が2倍・3倍に膨らむことは珍しくありませんが、早期に手を打てば、同じ結果をずっと低コストで実現できます。

診断は無料で行っています。「まだ大丈夫かな」と思っている段階で一度見てもらうことが、長い目で見て一番賢い選択です。

「いつか」を「今」に変えるだけで、建物の未来がずいぶん変わります。

それでは、また。

No.7164

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

建物が「語っている」サインを、見逃さないために。

木曜日ですね。週の中盤、今日も現場は動いています。

菊池です。

今日は、少し視点を変えた話を。

長く建設の仕事をしていると、「建物が語っている」という感覚を持つことがあります。比喩的な表現ですが、建物の状態というのは、使われ方の歴史がそのまま出てくるものなんですよね。

外壁のクラック一つとっても、ひびの入り方・方向・深さで、原因が構造的なものなのか、単なる乾燥収縮なのか、地盤の動きが影響しているのかが違ってきます。屋根の汚れの付き方、雨樋の歪み、建具の建て付けの変化。これらは、放置すれば建物が「困っているサイン」であり、早期に気がつけば小さな対処で済む話です。

当社の特殊建築事業部では、社屋・工場・倉庫・マンションといった非住宅建物の新築だけでなく、改修・修繕の相談も受けています。「古い建物だから仕方ない」と諦めていた部分も、原因を正しく診断した上で手を入れれば、まだまだ現役で使い続けられる建物が多くあります。

改修工事というのは、新築と比べて「答えが最初に見えない」という難しさがあります。解体してみて初めて分かる状態があるからです。だからこそ、経験と技術の積み重ねが必要で、「やったことがある」という引き出しの数が、仕上がりの精度に直結してきます。

「この建物、もう一度ちゃんと使えるようにしたい」という相談があれば、まず現地を見させてください。見た上で、できることとできないことを正直にお伝えします。相模原・町田・八王子エリアであれば、まず一度声をかけていただければ動けます。

それでは、また。

No.7163

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「坪単価」で家を比べることの、落とし穴。

水曜日ですね。梅雨の晴れ間、少し風があると過ごしやすいですね。

菊池です。

家づくりの相談でよく出てくる話に、「坪単価」があります。「坪単価〇〇万円って書いてあった」「あそこは安い、ここは高い」という比較をされている方も多いと思います。

ただ、正直に言うと、坪単価という数字は、そのままでは会社を比較する指標として使いにくいものです。

まず、坪単価に「何が含まれているか」が会社によってまったく違います。本体工事費だけを坪単価に換算している会社もあれば、付帯工事費・諸経費・外構費用も含めた総額で表示している会社もあります。同じ「坪単価80万円」でも、最終的な総費用が全然違う、ということはよくある話です。

さらに、坪単価は延床面積が小さくなるほど高くなる傾向があります。25坪の家と40坪の家を比べると、同じ設備・素材を使っていても坪単価は変わります。「坪単価が高い=高品質」でも「坪単価が低い=割安」でもない、ということを知っておいていただければと思います。

SOLE LIVINGでの家づくりをご相談いただく際には、まず「総費用でどれくらいを想定しているか」という話からお聞きするようにしています。月々の支払いベースで考えたい方は、そちらから逆算することもできます。数字の話は、正直に、具体的に話し合うことが、お互いにとって一番いいと思っているので。

「予算の話って、最初に言ってもいいものですか」という質問をよくいただきますが、最初に言っていただく方が、具体的なプランの提案がしやすくなります。まず話してみてください。

それでは、また。

No.7162

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

建物に、第二の人生を。という考え方の話。

火曜日ですね。梅雨もそろそろ後半に差し掛かってきて、蒸し暑さが本格的になってきました。

菊池です。

今日は、「建物の第二の人生」という話をしてみたいと思います。

少し大げさなタイトルですが、これは当社の建物100年サポート事業部が大切にしている考え方の一つです。

建物というのは、竣工した時点がゴールではありません。そこからが、長い「使われる時間」の始まりです。住宅であれば30〜40年、鉄筋コンクリートの構造物であれば60〜70年という寿命が一般的に言われていますが、これはあくまでも「適切に手入れをした場合」の話です。実際には、メンテナンスを怠ると10〜15年で深刻な問題が出てくるケースも珍しくありません。

逆に言えば、定期的に状態を確認して、必要なタイミングで手を入れれば、建物はずっと長く使い続けることができます。「修繕が必要になってから直す」ではなく、「問題になる前に予防する」という発想で建物を見ていくことが、長寿命化の一番の近道です。

当社が提供している無料の建物診断では、ドローンによる屋根・屋上の空撮、赤外線サーモカメラによる熱分布の確認、打診棒での触診、チェックリストによる目視確認、という複数の方法で現状を調べています。その結果をもとに「診断書」という形でお渡しし、「今すぐ対応すべき箇所」「経過観察でいい箇所」「将来的に対処が必要な箇所」を整理してご説明します。

「うちの建物、そろそろ気になってきた」という方、ぜひ一度ご連絡ください。相模原・町田・八王子エリアであれば、まず現地を見に伺うところからお話しできます。

建物に、第二の人生を。そのお手伝いができる会社でありたいと思っています。

それでは、また。

No.7161

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「平屋って、老後のための家ですよね」という誤解について。

月曜日ですね。 梅雨の合間に少し青空が見えると、それだけで気分が変わるものですね。

菊池です。

「平屋って、老後のために建てるものですよね」という言葉を、相談の場でたまに聞きます。 バリアフリーや階段のない動線という文脈で語られることが多いからだと思うのですが、個人的にはちょっともったいないイメージだと感じています。

SOLE LIVINGの「HAUS(平屋)」は、老後対策という視点よりも、「暮らし方のスタイル」として平屋を選んでいる方に向けたラインナップです。

実際にお客様の話を聞くと、平屋を選ぶ理由として多いのが、「家族がいつでも同じフロアにいる安心感がほしい」「子どもが小さいうちは目の届く空間で過ごしたい」「趣味の空間や庭とのつながりを大事にしたい」といったものです。 子育て世代や、アクティブなライフスタイルを持つ方に選ばれているケースが増えています。

平屋というのは、縦に積み上げるのではなく、横に広げていく設計です。 天井を高く取ることで開放感が生まれますし、土間や庭との連続性を持たせた間取りは、二階建てでは難しい使い方ができます。 自転車やサーフボード、アウトドア用品をそのまま持ち込める土間スペースや、リビングから直接出られる広いウッドデッキなど、暮らしの「外と内のつながり」を大事にしたい方には、平屋という選択がすごく合うことが多い。

「平屋、いいかもな」と思ったことがある方、ぜひ一度モデルハウスで実際の空間を体感してみてください。 写真で見るよりも、実際に入った時の広がり方が、平屋の良さを一番正直に伝えてくれます。

それでは、また。

No.7160

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「相模原で建設業をやっている」ということの、意味を考えてみました。

日曜日ですね。 梅雨の合間、少し蒸し暑さが出てきました。

菊池です。

今日は、ちょっと会社の話を。

相陽建設は、創業1960年(昭和35年)、相模原を拠点に事業を続けてきた会社です。 今年で66年目に入ります。 注文住宅・リノベーション・法人建物の特殊建築・建物のメンテナンスと、事業の幅は広いですが、軸にあるのは「相模原・町田・八王子という地域に根を張って仕事をする」というスタンスです。

長くこのエリアで仕事をしていると、あのビルも、あの学校も、あのマンションも、うちが手がけた建物だという場所が積み重なってきます。 それは単なる実績という話ではなく、地域の中に自分たちの仕事が残っているということで、責任と誇りの両方を感じる部分です。

「地域密着」という言葉は、最近あちこちで使われるようになりましたが、本当の意味での地域密着というのは、何かあった時にすぐ動けるかどうか、長く関係を続けていけるかどうか、というところに出てくると思っています。 大手の会社でも良い仕事をする会社はたくさんありますが、「相模原にいる会社」として、困った時に連絡が取れる、その日のうちに動ける、という安心感は、地元の会社にしか出せないものだと考えています。

住宅でも、法人建物でも、最初の相談から完成後のメンテナンスまで、長く付き合える会社でいたい。 それが、66年間この地域でやってきた会社としての、一番の強みだと思っています。

これからも、相模原に根を張りながら仕事を続けていきます。

それでは、また。

No.7159

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「質問に答えていただけで、理想を超えた家になった」という声の裏側にあること。

土曜日ですね。今週もお疲れ様でした。 梅雨空が続きますが、週末はゆっくり過ごされてください。

菊池です。

SOLE LIVINGの家づくりで、お客様からよくいただく言葉があります。 「質問に答えていただけで、私たちの理想を超えたお家にしてくれました」というものです。

これ、褒め言葉として非常にありがたいのですが、実はこの言葉の中に、家づくりで一番大事なことが詰まっていると思っています。

フルオーダー住宅「ARCEO(アルセオ)」のヒアリングでは、間取りのイメージや部屋数といった直接的な話だけでなく、休日の過ごし方、趣味のこと、家族のリズム、好きな場所の話まで聞かせてもらいます。 一見、設計に関係なさそうな話の中に、その家族が本当に大切にしていることが隠れているんですよね。 それを汲み取ってプランに落とし込むのが、設計の仕事だと思っています。

「なんとなく好きな雰囲気はあるけど、うまく言葉にできない」という方が、実は一番多いパターンです。 でも、それで構いません。 好きな写真を見せてもらうでも、気になっている間取りを話してもらうでも、「なんとなくこういう感じ」という曖昧な話でも、そこから引き出していくのが私たちの役割です。

「自分たちの希望をうまく伝えられるか不安」という理由で、相談のハードルが上がっている方もいるかもしれないですね。 ただ、準備が整っていなくても、まず話しに来てもらうだけで大丈夫です。 ゆっくり時間をとって聞かせてもらいます。

まず一歩、話を聞かせてください。

それでは、また。

No.7158

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

梅雨が明けたら、次は猛暑がやってくる。建物にとって、夏は試練の季節です。

金曜日ですね。 今年の梅雨、雨量がかなり多い日が続いています。

菊池です。

梅雨の話が続いていますが、今日は少し先の話をしておきたいと思います。

梅雨が明けると、次にやってくるのは猛暑です。 近年の夏は気温の上がり方が年々厳しくなっていて、建物にとってもかなりの負荷がかかる季節になりました。 屋根材・外壁材・シーリング材など、熱膨張と収縮を繰り返すことで、経年劣化が加速しやすいのがこの時期です。

特に、梅雨の時期に雨水が浸入し始めた箇所があると、猛暑の乾燥で一度乾いて、次の雨でまた濡れる、という繰り返しになります。 これが構造体の傷みを早める原因になることが多く、「梅雨は大丈夫だったのに、秋になったら一気に症状が出た」というご相談も実際にあります。

当社の建物100年サポート事業部では、ドローンによる屋根・屋上の空撮調査と、赤外線サーモカメラによる熱分布の確認を行っています。 この赤外線調査は、猛暑の直射日光が当たった後に撮影すると、断熱の欠損箇所や雨漏りの経路が温度差として映し出されるため、精度が高い診断ができます。 夏場は実はこの調査の精度が上がる季節でもあるんですよね。

「梅雨が終わってから見てもらおうかな」と考えている方、そのタイミングはむしろ診断に適しています。 診断は無料ですので、夏本番に入る前に一度ご連絡いただければ。

建物は、ちょうどいいタイミングに手を入れることで、長持ちが変わります。

それでは、また。

No.7157

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「感動」を届けられる建物を、という話。

木曜日ですね。 週の折り返し、今日も現場は動いています。

菊池です。

今日は、当社の特殊建築事業部がどんな仕事をしているのか、改めて少し書いてみたいと思います。

一口に「特殊建築」と言っても、ピンとこない方が多いかもしれないですね。 簡単に言うと、住宅以外の建物全般です。 会社の社屋、工場、倉庫、大型の店舗、マンション、鉄筋コンクリートの構造物など、規模も用途も様々な建物を手がけています。 神奈川県下の建築コンクールで優秀賞をいただいた実績もあり、長年この地域の法人や企業の建物づくりに携わってきました。

この事業部で特に大切にしている考え方が、「感動を商品にする」というものです。

建物をつくることは当然として、その先にある「使う人の体験」まで考えて仕事をするということです。 例えば、新しいオフィスに移転した時に、「この空間で働けて良かった」とスタッフが感じてくれるかどうか。 工場や倉庫であれば、動線の設計一つで、毎日の業務のしやすさがまったく変わってきます。 建物は完成した瞬間に終わりではなく、そこで毎日を過ごす人たちの時間が始まる場所です。 だからこそ、使う人の立場に立って、竣工後の日常まで想像しながら設計・施工を進めることを大切にしています。

依頼のきっかけは様々で、「古くなった自社ビルをどうにかしたい」「事業の拡大に合わせて工場を増築したい」「社屋を建て替えるタイミングでオフィス環境を見直したい」など、ご相談の内容も一件一件違います。 どんな案件でも、まず現地を見て、お客様の事業内容や使い方を理解した上でご提案するスタイルは変わりません。

「こういう建物、相談できますか」という段階でも、ぜひ一度声をかけてみてください。 話を聞いた上で、できることとできないことも含めて正直にお伝えします。

それでは、また。

No.7156

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading

「健康住宅」という言葉、ちゃんと中身を確認していますか。

水曜日ですね。 梅雨の合間、今日はどんな一日になりそうでしょうか。

菊池です。

最近、「健康住宅」「自然素材の家」という言葉を使う会社が増えてきたと感じています。 それ自体はいいことだと思うのですが、正直なところ、「どこまで本気でやっているか」は会社によってかなり差があります。

例えば「自然素材を使っている」といっても、床材の一部だけに無垢材を採用しているケースもあれば、構造材から仕上げ材まで全体的に自然素材で組み立てているケースもあります。 「健康住宅」という言葉も、その根拠が感覚的なものなのか、医学的なエビデンスに基づいているのかで、全く意味が変わってきます。

SOLE LIVINGが採用している「0宣言の家」は、医師の監修のもと、健康に良い影響を与えるというエビデンスを実際に取得しています。 スペイン漆喰の壁面は化学物質を吸収・分解し、カビや細菌が生息できない環境をつくります。 無垢の床材(パイン材・スギ材、厚さ30mm)は呼吸する素材で、調湿性に優れ、木の香りと天然木の肌触りが特徴です。 内断熱のセルロースファイバーは木を原料とした断熱材で、調湿・防カビ・防音・防虫と複数の機能を持っています。

この梅雨の時期、外の湿度が上がると、家の中の空気の質がよく分かります。 ジメジメする、かびっぽい臭いがする、なんとなく重い感じがする。 そういう感覚が続いているとしたら、それは建材や素材の話に関係している可能性があります。

「健康住宅」を検討している方は、ぜひその中身を一つひとつ確認してみてください。 数字や言葉だけでなく、実際にモデルハウスに入ってみた時の「空気感」が、一番正直な答えになると思います。

それでは、また。

No.7155

★LINE登録はこちらです★

Continue Reading