ネタバレ広報は有効説

 

現代の住宅の多くは、今も昔も現場で造られる(工程が進む)訳ですが、荒く言えば最初から最後まで(加工から組み立て)現場で行う工程の建物と、各パーツ、各部位は工場で製造された物を、現場で組み立てるという、ほぼ工業化製品化されたものに分かれる。

どちらも一長一短あるので、そこをどうこう言うつもりはありません。

ちなみに僕らが提供する住宅は前者(現場進行型)なので、短所は規格化された部分が限りなく少ないので、製造期間(工期)が規格化された住宅よりも長く掛かる。

この点については、多くの方の評価はマイナスポイントかと思いますが、オーダーメイドの観点を重視される方にとっては、そうでもないという方が大変多い。

何となくの感覚ですが、バタバタと作られるというよりは、現場でじっくり丁寧に作られているという感覚が強いのかなと。

勿論そこも感情論としては一理ありますが、工場で製造されてきた商品が丁寧ではないという事はないので、あくまでイメージですかねσ(^_^;)

また、昨今の住宅商品の広報や販促方法、テーマ等については、どの様な部材・建材を使用し、どの様な工法を用いて製造し、こういう性能を実現していると言ったような、ハード論争から、暮らし方や過ごし方、家族や友人との関わらり方、そこで実現したいライフスタイルと言ったソフト論争が主流。

住宅という高額な買い物をする上で、これらのハード、ソフトの両方が情報として必要なのは今も昔も変わらないが、時代や流行で発信側のバランスが偏る傾向なのかなとも思う(;^_^A

例えば住宅の場合で言うところの「デザイン」という定義をどう置くかというと、外観やパーツで言えば人ぞれぞれの好みは勿論あるが、絶対定義としてそのデザインを用いた事による機能性だ。

なので、その機能を充分に発揮させる上で必要なコンテンツには、素材、構造、強度等、ハードに関わる理解が必要です。

そこを取っ払ってのソフト重視の伝達は、聞く側の理解は薄いのではと思います。

画像はEAU ROUGE(オールージュ)というヨーロッパの高級時計のインポーターをやっている会社のYoutubeチャンネル。

昨年、自社ブランドの腕時計を初めて製造・販売するまでのプロセスを動画で配信されているチャンネルだが、これが僕にはツボだった(^ε^)♪

ブランド名は「JPN:ジェーピーエヌ」、商品名は「130R」

130Rは鈴鹿サーキットの高速コーナーの名称が由来で、このEAU ROUGE(オールージュ)という社名の由来も、ベルギーのサーキットに実在するコーナーの名称らしい。

こういう部分のこだわりとか、繋がりも僕にはツボだ(^_^)v

動画では、週一回の配信で商品の各パーツの説明や、それを選択した想いや考え方など、毎週小出しにされるので、発売されてから色々と知るというプロセスではなく、知っている物が実際に形となって姿を現すという楽しみになっているので、番組がオモシロイを超えて、その商品が欲しくなっていたσ(^_^;)

内容はクローズにして、発売の段階で一挙に告知して効果があるのはブランディングが確立している企業や商品。

まだまだ認知の薄いブランドや商品等の認知の深め方は、ネタバレ前提の動画はやはりとても有効かと思います。

それにしても数百万から数千万という時計のインポーターが製造した時計の単価が十数万。

決して低額な値段ではないが、スイスで造られている数百万クラスの時計の技術と比較しても、全く劣らないというか、遥かに良い精度になっているという内容の動画にも魅せられて、何となく買ってもいいなと思っている自分がいますが、チョット頭を冷やしつつ、今に至るですσ(^_^;)

・・・でも欲しいので機会があればですが、あるのかな(T▽T;)

それでは、また。

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