“現場の安心”は、説明の上手さより「予告」で決まる

工事の不安って、実は「何をされるか分からない」が一番大きいんですよね。

菊池です。

職人さんの腕も大事ですが、お客様側の体感としては、予告があるかどうかが安心感を左右します。

たとえば、

「今日は音が出ます」
「この時間は出入りが多いです」
「ここから先は触らないでください」

こういう短い予告があるだけで、生活側(あるいは事業側)のストレスがガクッと減ります。

住宅だと、在宅ワーク、子どもの昼寝、ペットのことなど、日常が普通に回っています。

そこに工事が入るので、“日常を壊さない段取り”が大切です。

法人だと、来客、稼働、搬入搬出、社員さんの動線。

ここに工事が混ざるので、“混ざっても事故らない運用”が大切になります。

予告が機能するコツは、長文の説明ではなく、短く頻繁に。朝に一言、前日に一言。

掲示一枚でもいい。

情報が早く出ると、現場側も「言いにくいこと」を溜めずに済みます。

結果として、トラブルが減る。これは本当にあります。

工事は、技術×コミュニケーションの掛け算。

その中でも“予告”は、誰でも今すぐできる最強の安全策かなと (^^♪

それでは、また。

No.7040

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“建てた後の10年”で差がつく。メンテ費をラクにする選び方

家づくりの打ち合わせでは、どうしても「今の見た目」「今の使い勝手」が中心になります。

もちろん大事です。

菊池です。

ただ、住み始めてから効いてくるのが、メンテナンスのしやすさ

ここは地味に差がつきます。

たとえば外装。

見た目が好みでも、将来の点検や補修のしやすさが悪いと、手間も費用も増えやすい。

屋根やバルコニー、防水の考え方も同じです。

キッチンや水まわりも、“掃除が楽”というより“壊れた時に直しやすい”が意外と大切。

部品の交換がしやすい、配管が追える、点検口が確保されている。

こういう話はテンションが上がりませんが、後から効いてきますσ(^_^;)

法人建物だとさらに顕著で、空調・換気・給排水など、止まると困る設備ほど「更新しやすい設計」がありがたい。

機械の寿命はいつか来ます。

来ると分かっているなら、最初から“交換ルート”が見える状態にしておく。これが長期的には強いです。

家づくりは、完成がゴールではなく、暮らしのスタート。

「10年後にラクか?」という問いを一度入れるだけで、選び方が少し整ってくると思います。

それでは、また。

No.7039

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雪・凍結の“翌日”が危ない。家と建物の事故を減らす段取り

相模原周辺でも、年に数回「凍ってるな…」という朝があります。

菊池です。

雪が降った当日より、実は翌日の方が危ないことが多いです。

日陰が凍ったまま、車も人も普段のテンションで動いてしまうからですね。

住宅でまず意識したいのは、玄関まわりとアプローチ

段差がある所、タイル、北側の通路。ここは転倒リスクが高いです。

凍ると分かっている日は、夜のうちに「凍りそうな場所」を一回見ておく。

これだけで翌朝の動きが変わります。

あと、屋外水栓や散水ホースの扱いも地味に大事。

中途半端に水が残ると凍って詰まることがあります。

法人の建物は、駐車場と搬入口が要注意です。

社員さんの通勤導線、来客導線、フォークリフトの動線。

ここが滑ると、ケガだけでなく物損にもつながります。

おすすめは、凍結が疑わしい日の前日に、

・どこを優先して除雪/滑り止めするか
・立入禁止の線引きはどこか
・朝一で誰が確認するか

この3つだけ決めること。

完璧にやろうとすると回らないので、まず“優先順位”を決めるのが現実的です。

「何も起きない日」が一番ですが、段取りがあると、起きた時のダメージが小さくなります。

冬の終盤こそ、油断しないでいきましょう (^^♪

それでは、また。

No.7038

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2月のうちに一度だけ。住宅ローン控除の“あとで困らない準備”

2月は、なぜか「書類」の季節感が強いですね。

菊池です。

この時期に多いのが、「住宅ローン控除って結局なにが必要でしたっけ?」という相談。

制度の細かい話は毎年変化もあるので、今日は“あとで困らない準備”に絞ってお話します。

ポイントは3つ。

まず1つ目は、書類の置き場所を決めること。

ローン関係、売買契約、登記関連、保険、各種証明。

これらが別々の引き出しに散ると、次の年にだいたい詰みますσ(^_^;)

「住宅関係はここ」と決めて、ファイル1冊でまとめるのが一番ラクです。

2つ目は、年末残高に関わる郵送物を“捨てない”こと。

忙しい時期ほど、封筒を開けて満足して捨てがちですが、後から必要になります。開けたら即ファイルへ、が鉄板です。

3つ目は、住み始めた年の“変化”をメモしておくこと。

引っ越し、住所変更、家族構成、名義、ローンの組み方など、手続き上の前提が変わると、確認事項が増えます。

細かいメモでいいので、年表みたいに残しておくと後で助かります。

法人の建物でも、補助金や税務の絡みは「書類が揃ってるか」が勝負です。

工事写真、見積書、請求書、仕様、検収の記録。

整理ができている会社ほど、判断も早いし、対応もブレません。

制度の話は“最新確認”が必要ですが、書類整理は今すぐできる。

まずはそこから、ですね。

それでは、また。

No.7037

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「見えない出費」を先に潰す。家づくり前の“家計の段ボール整理”

家づくりを考え始めると、土地や建物の金額に目が行きますが、実は後から効いてくるのが“見えない出費”だったりします。

菊池です。

たとえば、スマホのサブスク、使っていない保険、年に数回しか行かないサービス、なんとなく続けている習慣的な出費。

ひとつひとつは小さいのに、積み上がると意外と大きい。

家づくりの前におすすめなのが、いわゆる「家計の段ボール整理」です。

やり方は簡単で、固定費・変動費を完璧に管理するのではなく、まず“引っかかるもの”だけ拾う。

「これ、今月も払ってるんだっけ?」
「これ、半年使ってないな…」

この“引っかかり”を拾うだけで、家計の余白が見えやすくなります。

大事なのは、節約を目的にし過ぎないこと。家づくりは我慢大会にすると続きません。

むしろ、「本当に大事にしたい暮らしのために、雑費のモヤモヤを減らす」という感覚の方が長続きします。

さらに言うと、こういう整理をしておくと、住宅ローンの話をする時も判断がブレにくいです。

「払えるかどうか」ではなく「気持ちよく払えるかどうか」のラインが見えてくるからですね。

法人の方も似た話で、建物の修繕費や設備更新費は“突然来る”ように見えて、実は来るべくして来るものが多いです。

まず固定費の棚卸しをして、来年・再来年に備える余白をつくる。

これは会社にとっても安心材料になります。

という事で、家づくりの前に、間取り図より先に“段ボール整理”を一回。地味ですが効きます (^^♪

それでは、また。

No.7036

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「相談の質」は準備で決まる。聞きたいことがまとまる3ステップ

家づくりの相談でも、法人の改修相談でも、「相談したいけど、何をどう聞けばいいか分からない」という声をよく聞きます。

実は、相談がうまくいくかどうかは、話し方よりも“準備の仕方”で決まることが多いです。

おすすめの3ステップはこれです。

ステップ①「困っていること」を箇条書きにする
理想より先に、今の不満や不便を出します。暮らしのストレス、仕事の詰まりポイントなど、まずは感情ベースでOKです。

ステップ②「優先順位を3つに絞る」
全部を一度に解決しようとすると迷います。今一番困っていることを3つだけ選びます。ここが整理できると、相談の軸が立ちます。

ステップ③「写真を5枚だけ撮る」
住宅なら、困っている場所の写真。法人なら、動線が詰まる場所や設備の写真。言葉より写真のほうが早く伝わることが多いです。

この3つが揃うと、相談の時間が一気に濃くなります。

相手も状況が分かるので、一般論ではなく、具体的な提案が出やすくなります。

相談は、準備が整うほど“得られるもの”が増えます。

大げさな資料は不要なので、まずは箇条書きと写真から始めてみてください。

それでは、また。

No.7035

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「点検のタイミング」を暮らしに組み込むと、建物は長持ちする

点検やメンテナンスは大事だと分かっていても、日々が忙しいと後回しになりがちです。

気づいたら数年何もしていなかった、というのは住宅でも法人でもよくある話です。

ここでおすすめしたいのは、「点検をイベント化する」ことです。

たとえば、年に一度のタイミングを決めて、

・屋外の目視チェック(外壁・雨樋・基礎まわり)
・水まわりの漏れチェック(洗面下・キッチン下)
・換気扇フィルターの清掃
・非常用品の確認

こうした項目を一気にやる日を作ってしまう。

法人なら、年度末や棚卸しの時期に合わせて、

・屋上や外壁の目視
・設備の異音や振動の確認
・照明や非常灯の点検

などを“業務の一部”にしてしまうと、抜けにくくなります。

点検の価値は、異常を見つけることだけではありません。

「今は大丈夫」と確認できることも、大きな安心です。

そして、点検をしていると、「ここはそろそろかも」という予兆が見えてきます。予兆が分かれば、予算の準備も、業者選定も、落ち着いて進められます。

建物は、使い方よりも“放置の時間”で傷みやすい。

だからこそ、点検のタイミングを暮らしや仕事の中に組み込んで、自然に回る仕組みにしておく。

それが、長く快適に使うためのコツだと思います。

それでは、また。

No.7034

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「家を建てたい理由」を言葉にすると、プランが整う

間取りや設備を見ていると、つい「これが欲しい」「あれも良さそう」と足し算になりやすいです。

でも、満足度の高い家づくりは、足し算よりも“理由の整理”から始まることが多いと感じます。

たとえば、「家を建てたい理由」は何でしょうか。

家賃がもったいない、子どもが大きくなって手狭、在宅ワークの場所が欲しい、実家の近くに住みたい…。

理由は人それぞれで、正解もありません。

ただ、この理由を言葉にすると、不思議とプランが整っていきます。

在宅ワークが理由なら、書斎の広さよりも、音や視線の遮り方が重要かもしれません。

子どもの成長が理由なら、今の使いやすさだけでなく、10年後の距離感が大切かもしれません。

「家が欲しい」という気持ちを、もう一段深く掘ると、必要なものが見えてきます。

法人の建物でも同じで、「改修したい理由」を言葉にすると計画がスムーズです。

安全性の向上なのか、作業効率なのか、採用や定着のためなのか。理由が明確だと、優先順位がつけやすくなります。

理由を言葉にするのは、少し照れくさいかもしれません。

でも、「何のために」を揃えると、家族やチームの合意が取りやすくなり、迷いも減ります。

プランを作る前に、理由を整える。

この順番が、家づくり・建物づくりをラクにしてくれることがあります。

それでは、また。

No.7033

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「工事中のトラブル」を減らす、最初のすり合わせ項目5つ

住宅でも法人の改修でも、工事が始まってからのトラブルは、技術の問題だけではなく“すり合わせ不足”から起きることが少なくありません。

つまり、工事を始める前に確認しておけば防げたことが多い、ということです。

最初にすり合わせておきたい項目を5つにまとめます。

① 連絡窓口と返答スピード
誰に連絡すればいいのか、急ぎのときはどうするか。ここが曖昧だと不安が増えます。

② 工事時間と騒音の出るタイミング
在宅ワークや子どもの昼寝、法人なら稼働時間との兼ね合い。音が出る工程を事前に把握しておくと心構えができます。

③ 立ち入り範囲と動線
職人さんが通るルート、材料置き場、養生範囲。ここを決めると、生活・業務への影響が読めます。

④ 追加費用が発生する条件
想定外の下地劣化などで追加が出ることはあります。どんな条件で、どのタイミングで、どう説明されるのかを最初に確認しておくと安心です。

⑤ 工事後の確認方法
どこをどうチェックして完了とするか。住宅なら傷や汚れ、法人なら稼働確認など、ゴールを揃えておくと後味が良くなります。

工事は、始まると日々進んでいきます。

だからこそ、“始まる前のすり合わせ”が一番効く。

最初の15分の確認が、数週間の安心につながることもあります。

それでは、また。

No.7032

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「図面に描けない価値」—“会話が生まれる場所”をどう作るか

家づくりの打ち合わせは、図面と数字の世界になりがちです。

でも、暮らしの満足度を決めるのは、図面に描きにくい“空気”や“会話”だったりします。

たとえば、家族の会話が増える家には、共通して「立ち止まれる場所」があります。

キッチンの横にちょっとしたカウンターがある。リビングの隅に腰掛けられる場所がある。玄関近くにベンチがある。

こういう場所があると、家族が自然に立ち止まり、「今日どうだった?」が起きやすくなります。

逆に、動線が完璧に短すぎる家は、良くも悪くも“通過するだけ”になりやすい。

便利さと引き換えに、偶然の会話が減ってしまうこともあります。

もちろん家庭によって理想の距離感は違いますが、「会話が生まれる余地」を少し残す発想は、子育て期には特に効いてきます。

法人の建物でも似ています。

オフィスで雑談がゼロになると、情報が流れず、困りごとが表に出にくくなります。

だからといって、無理にコミュニケーションを増やそうとしても続きません。

自然に会話が生まれるのは、コピー機の前、給湯室、ちょっとした立ち話スペースなど、“通る場所に余白がある”ときです。

会話は、目的ではなく結果として生まれます。

その結果を生みやすくするために、図面には描きにくい「立ち止まれる余白」を少しだけ仕込む。

そんな視点を持つと、間取りの考え方が少し変わってくるかもしれません。

それでは、また。

No.7031

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