
今日から読書週間が始まります。11月9日までの2週間、日が短くなって夜が長くなる、ちょうど本を読みたくなる季節です。
菊池です。
家づくりのご相談で「書斎がほしい」というお話は、よく伺います。ただ、詳しくお聞きしていくと、ほしいのは独立した部屋そのものというより、落ち着いて本を開ける場所だったりします。間取りに余裕がないから書斎はあきらめる、という前に、ほかの形も考えてみていいのではないかと思っています。
たとえば、窓辺にひとり掛けの椅子をひとつ置く。階段の踊り場や廊下の行き止まりに、腰かけられる奥行きの棚をつくる。リビングの一角に、壁に向かって小さなカウンターを設ける。どれも一畳に満たない広さですが、そこに座れば本の世界に入れる、という場所になります。
こうした場所で大事になるのは、広さよりも明るさと座り心地です。昼間は窓からの光が手もとに落ちるか、夜は天井の照明とは別に、手もとを照らす明かりを置けるか。そのためのコンセントが近くにあるかどうかで、使いやすさがかなり変わってきます。図面の上では見落とされやすいところです。
もうひとつ、本棚は手の届くところに小さく、がいいと感じています。大きな本棚に全部を並べるより、いま読みたい数冊がすぐ取れる棚のほうが、本を開く回数は増えるようです。家族それぞれの「いまの一冊」が並ぶ棚というのも、なかなかいいものです。
この秋は、家の中で本を開く場所を、ひとつ決めてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
No.7287
★LINE登録はこちらです★


0120-704-991
メールで資料請求

