冬の前に、倉庫のシャッターを点検する理由

10月も半ばになると、朝の冷え込みに季節の変わり目を感じます。工場や倉庫で働く方にとっては、年末に向けて忙しくなり始める時期でもあります。

菊池です。

特殊建築の現場で、冬の前にぜひ見ていただきたいと思っているのがシャッターです。毎日何度も開け閉めするのに、動いている限りは気にとめられにくい設備だと思います。

シャッターは、寒くなると動きが重くなりがちです。開け閉めのたびに部品がこすれ、少しずつすり減っていきます。夏のあいだは何とか動いていたものが、冷え込んだ朝に途中で引っかかる。そういうご相談は、この時期から増えてくるように感じています。

住宅の不具合なら、少し我慢しながら暮らすこともできます。けれど倉庫のシャッターが動かなくなると、荷物の出し入れがそのまま止まってしまいます。トラックを待たせる、出荷が遅れる。建物の小さな不具合が、取引先との信用にまで響いてしまうのが、働く場所のむずかしいところです。

日々の点検では、まず開け閉めのときに、きしむような音や、こすれる音がしないかを聞いてみてください。それから、以前より動きが重くなっていないか。閉めたとき、下の端と床のあいだにすき間ができていないか。すき間は、冷気や雨、虫が入る入口にもなります。

どれかが当てはまれば、本格的に壊れる前に、専門の業者やわたしたちに見てもらう時期かもしれません。忙しい時期の真ん中で止まるより、余裕のあるうちに手を打つほうが、結局は安く済むことが多いと感じています。

働く場所の冬支度。気になる建物があれば、ご相談ください。

それでは、また。

No.7275

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