霜降のころ、お風呂の前の脱衣所の寒さを考える

「お風呂に入る前の脱衣所が寒くて」。秋が深まるこの時期になると、そんなお話を伺うことが増えてきます。

菊池です。

冬の住まいで、わたしがいちばん気になるのは、部屋ごとの温度差です。リビングは暖かいのに、廊下や脱衣所、トイレはひんやりしている。暖房の効いた部屋から寒い脱衣所へ移り、服を脱いで熱いお湯に入る。この温度の上がり下がりが、体に大きな負担をかけると言われています。

特に脱衣所は、家の北側にあったり、窓があったりと、もともと冷えやすい場所です。床も冷たくなりがちで、立っているだけで足もとから体温を取られていきます。ご相談を長く受けてきて感じるのは、リビングの暖かさにはこだわっても、脱衣所の寒さは「冬はこんなもの」と思われていることが多いということです。

すぐにできることもあります。入浴の少し前に脱衣所を小さな暖房器具で暖めておく。窓に断熱シートを貼る、厚手のカーテンをかける。足もとにマットを敷く。それだけでも、寒さの感じ方はずいぶん変わります。

根本から変えたい場合は、窓を断熱性の高いものに替える、内窓を足す、床や壁の断熱を見直すといった方法があります。家全体の断熱がしっかりしていると、部屋ごとの温度差そのものが小さくなっていきます。

一度、温度計を脱衣所に置いて、リビングと比べてみてください。数字にすると、驚かれる方が多いです。

冬が本格的に来る前に、気になることがあればご相談ください。

それでは、また。

No.7284

★LINE登録はこちらです★

こちらの記事もオススメです