
今日から秋の土用に入ります。土用といえば夏のうなぎを思い浮かべますが、季節の変わり目ごとに年4回あり、今回は立冬までの18日ほどです。
菊池です。
土用のあいだは、土を動かす仕事を控えるという言い伝えがあります。わたしはこの時期になると、反対に、家の足もとを見ておきたくなります。基礎と、そのまわりの地面です。冬の前に、一度ゆっくり歩いて確かめておきたい場所だと思っています。
いちばん分かりやすいのは、雨のあとの水はけです。建物のすぐ脇に水たまりが残っていないか、雨どいの出口から流れた水が基礎に向かっていないか。水が同じ場所にたまり続けると、まわりの土が湿ったままになり、床下の湿気にもつながっていきます。
次に、基礎の表面です。細い線のようなひびは、コンクリートが乾いて縮むときにも出るもので、すぐに心配するものではないことが多いです。ただ、幅が広がっている、以前より長くなっている、そういうひびは一度見せていただきたいと思います。スマートフォンで写真を撮って日付を残しておくと、変化が分かりやすくなります。
もうひとつは、基礎の通気口や、床下の換気のための部材のまわりです。落ち葉や植木鉢、物置の荷物でふさがっていると、床下の空気が入れ替わりにくくなります。秋は落ち葉が増えますし、冬に向けて外に物を寄せておくことも多い季節です。
家のまわりをひと回り。それだけで、気づけることは意外と多いものです。
気になる場所を見つけたら、写真と一緒にご相談ください。
それでは、また。
No.7280
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