医学と住宅の関係性は、非常に綿密であり、切っても切れない間柄である事は確かかと。
病気になったら治すという治療医学に対し、予防医学に1次予防(健康づくり)、2次予防(早期発見・早期治療)、3次予防(リハビリ・重症化防止)という概念がある訳だが、これらはいづれも個人の努力と行動が必須。
では、それらの予防が必要となる前に、住む街の環境や住む家の環境が社会レベルで整備されたとしたら、様々な病気やケガ等のリスクは著しく軽減すると仮定すると、僕らが提供する住宅の最低限のポテンシャルとして、そこに住まわれる人々の健康を阻害する原因となる環境を造らないという事になるかと。
この考え方を、1次予防の更にもう一歩前という意味で、「ゼロ次予防」と呼んでいる。
今までもそうであるが、これからも「ゼロ次予防」が出来るというエビデンスがある住宅である事は当然で、且つそこで暮らす人々の心もカラダも豊かに暮らせるソフトとハードのバランスが取れている住空間の提供に、これからもこだわる事に非常に価値があると感じています。
近々ですと、11月14~23日まで公開する完成現場は、勿論、この「ゼロ次予防」のポテンシャルを兼ね備えた住宅ですので、よろしければ是非に。
それでは、また。
No.5236
★幣社公アプリのダウンロードは、こちらから★