鍵をお渡しする日に、わたしたちが思っていること

家づくりには、いくつもの節目があります。地鎮祭、上棟、そして最後にやってくるのが、鍵をお渡しする日です。

菊池です。

お引き渡しの日、お客様は新しい家の中をゆっくり歩かれます。収納の扉を開けてみたり、窓から外をながめてみたり。その様子を少し離れたところから見ていると、長い打ち合わせの日々が思い出されます。間取りで迷われたこと、素材を選んだ日のこと。どれも、この日のためにありました。

ただ、わたしたちにとって、鍵をお渡しする日は終わりではないと思っています。むしろ、ここから始まることのほうが長いのです。家は住み始めてから、季節をひとつずつ越えるたびに、少しずつ表情を変えていきます。木が乾いて扉の具合が変わることもあれば、暮らしてみて初めて気づく使いにくさもあります。

だからこそ、お引き渡しのあとも定期的に伺う「建物100年サポート」を続けています。点検に伺うと、話は家のことだけでは終わらず、お子さんの成長や暮らしの変化を伺うこともあります。そういう時間が、わたしたちにとっては何よりの励みになっています。

わたしたちは、家を建てたあとも続くお付き合いを、応援団10,000人という目標に込めています。一度きりのお客様ではなく、長く相談していただける間柄でいたい。その気持ちは、鍵をお渡しする日に、いつも新しくなります。

家づくりは、家ができあがったところから、暮らしづくりに変わっていくのだと思っています。

それでは、また。

No.7290

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