床下点検口、家を建ててからあけたことはありますか

キッチンや洗面所の床に、四角い枠のついたふたがある家は多いと思います。床下点検口です。家を建ててから、一度もあけたことがないという方も少なくありません。

菊池です。

建物100年サポートの点検で伺うと、わたしたちはこの点検口から床下をのぞかせていただきます。床下は、ふだん目に入らないぶん、家の調子が正直に出る場所だと思っています。見ているのは、大きく分けて3つです。

ひとつめは、湿気です。地面からの湿気や、雨のあとの水が床下にたまっていないか。土台や床を支える木材が、湿って黒ずんでいないか。湿気がこもり続けると、木材が傷みやすくなり、カビのにおいが部屋に上がってくることもあります。

ふたつめは、配管です。キッチンや洗面、お風呂の下には、給水や排水の管が通っています。継ぎ目からのにじみや、しずくの跡がないか。水まわりのトラブルは、床の上に出てくるころには、床下でしばらく続いていたりします。

みっつめは、シロアリのサインです。土台や柱のまわりに、土でできたトンネルのような筋や、木くずのようなものがないか。早く見つけられるかどうかで、その後の手間が大きく変わります。

ご自分でのぞくときは、ふたをあけて、懐中電灯で照らして見るくらいで十分です。中に入るのは危ないので、無理はしないでください。気になるものが見えたら、写真を撮っておいていただけると助かります。

見えない場所ほど、ときどき気にかけてあげてください。

それでは、また。

No.7286

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