無料公開-その5-

台風が来てる様で、ここ相模原周辺も一昨日から、止む事のない雨が降り続いています。

こんなお天気は、何も今年初めてではなく、我が国の特性上、この季節にはある意味定番だったりしてるので、自ずと現場代理人という、建築中の現場を管理する職種のスタッフは、天気予報に大変詳しいというのは、建築業界あるあるですかね(-^□^-)

僕が社内に居る時は、Yahooで天気を確認するより、近くにいる現饗場代理人に聞くケースが多いです(^ε^)♪

情報の出元はネットだったりしてると思いますが、工程管理上、結構先の予報まで確認してるのが彼らの特性であり、ここまで降る環境だと、職種上必要なスキルなんだと思います\(^_^)/

菊池です。

本日も、よろしければ続きをどうぞ。

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必要な物と総予算のバランスは?
前章で述べたように、住宅の購入は「土地ありき」ではなく、「家づくり」から詰めていくという方法が正しいと、私は考えています。

順番としては、その前に資金計画や家族構成、老後等の話から入り始めて、スタートラインに立つということになります。

余裕を持って返済できる金額から総予算が決定したら、次はその中から、つくりたい家の仕様、それがうまく収まる土地、諸経費およびさまざまな付帯費用をどう配分するか、できるだけ細かく計算しておくことが必要になってきます。

しかし残念ながら、その段階で予算的に頓挫してしまうケースもあります。

でも、そうなったら今度は、違う方向を模索すればいいのです。

だめなものに無理やりしがみついても仕方がありません。

そこが一つ目のハードルで、乗り越えて理解していただければ、あとはスムーズに進んでいくことが少なくありません。

一番大事なのは、あくまでも「総予算」です。

具体的な数字さえ出せれば、私たちはその金額を基に、全精力を傾けて最善のプランを作り出すことになります。

家づくりを考える時に、家族構成は最も重要な要素です。現代は各家庭のお子さんの数が減っていて、お子さんが3人、4人というご家庭は非常に少なくなりました。

多くの場合、お子さんは2人まででしょう。では、その2人が男の子で、独立して家を出てしまった時に、たとえば40坪の広い家は、残ったご夫婦2人には大きすぎないでしょうか。見落としがちではありますが、これから家をつくろうという方は、そういったことも見据えて計画を立てる必要があります。

増築という言葉は氾濫していますが、これからは「減築」ではないでしょうか。

たとえば「お年寄り2人であれば2階は不要」というように、「いかに小さくしていくか」を考える、ということです。

住まいの不要な部分を減らしていけば、それに伴って、建築費は当然のことですが、ランニングコストも抑えることができます。

家づくりを考える多くの方が、30坪の家はどのくらいの広さなのか、漠然としたイメージしか持っていません。

30坪は必要ないかもしれないのに、何となく目安としてそれくらい……という方も大変多くいらっしゃいます。

また、住宅展示場にあるモデルハウスの広さに感動してしまい、広さに対して非常に強い憧れを持ってしまう方も多くいらっしゃいます。

だからこそ、30坪の広さで何ができるのか、しっかりと認識していただくことの大切さを理解してください。

ハウスメーカーのカタログに載っている家を見て、「それが何坪だから」というイメージを持って来られる方もいます。

しかし、具体的にヒアリングをして、お客様と一緒にプランを描いて詰めていくと、「なるほど30坪は必要ないですね」とお客様自身が気づかれる、

そういうことは、ごく普通にあります。

そして、「なんだ、25坪でもできるんだ。無駄に30坪なんていらないね」と考え直していただけること自体が、フリーでプランを作ることの長所でもありますし、まさ
に建設業に携わる者の醍醐味ではないでしょうか。

建売やマンションは出来上がったものを買うわけですから、「これが30坪です」と言われたら、それで納得しなければなりません。

つまり、その家という「ハコ」に合わせた生活を、お客様の側が作らなければいけないのです。

これでは根本的に、本末転倒というものです。

もちろん、25坪で十分満足できるものを、あえて30坪にしたいとおっしゃる方もいます。

その気持ちはわからなくはありません。

しかし将来のことも考えて、無駄な出費は避けましょう、その分を教育費に回しましょう、あるいはローンを減らす方向にしましょう、といったことまで含めて考えることを、お勧めしています。

確かに、広い家や充実した設備など、人生で最も高額な買い物である「家」の購入ですから、夢を見るのが楽しい瞬間でもあります。

さらに「総予算=自己資金+借入可能額」の考え方から、最高のものを提案することもできます。

しかし何度も言いますが、せっかく「家」を購入したのに、その後の生活が金銭的に窮屈になってしまっては本末転倒です。

そうならないよう、第一に予算の話をし、それに合うプランを出し、その上で「こういう家づくりはどうですか」というご提案をどんどん出して詰めていく、それが「注文住宅をつくろう」という話なのです。

必要十分な要素だけで抑えるという選択肢もあって当然ですし、それは実際に可能なことです。

事実、このようにご提案をしていくと、多くのお客様が「この坪数(あるいは金額)で実現できるなら、それでいきましょう」という考え方にシフトされることが多々あります。

やはり誰でも、無駄なお金はかけたくないものなのです。

 

 

―――――続きは、また次回に。

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