根拠の必要性

我が国の「住宅」の歴史は知れば知るほど、面白くもあり、疑問もあり、興味深くもなる。

結論は、日本の家づくりは、「文化」→「産業」に変わった。

この事は、賛否両論ある。

僕らの立ち位置は、住宅を造って提供する側。

当然に、良い物造りをし、使い込んで頂いた方々に、心から満足して頂きたいと考える。

ここで示す「良い物」の定義は、永く使えて(次世代まで継げる)、健康に暮らせるという事。

この定義に則って家づくりを実践した場合、僕らの今時点での能力では、そんなに選択肢がないという結論になる。

まず何があっても無視できないのは「法令」。

その同列で「風土」である。

この「風土」を無視または考慮せずに実行した家づくりの末路は、あまり望ましい方向へと時間を刻まない。

望ましい方向とは、永く住まえて、身体に悪影響を及ぼさない住環境を半永久的に持続すること。

僕らの環境(首都圏)は、当然に四季があり、高温多湿。

しかも、1年の約1/3の日数は、雨が降ってる地域。

この事だけでも、外部環境的にも決してお気楽な地域ではない。

「永く」と「健康に」という言葉を拾えば、ハード(性能)を重厚に造れば良いかと思われがちだが、それだけでは単に丈夫な箱になる。

もう一つ、僕らが造る住宅のコンセプトには、欠かせないキーワードがある。

「心を豊かにする」

これは、ハード(性能)面だけでは実現不可能であり、ソフト(設計力)が絶対に必要になる。

「ハード×ソフト」の実現無くして、「永く住まえて、心も身体も健康に過ごせる家」は造れないと思います。

屋根の勾配、材質、軒の出のサイズ、外壁で使用する材料、窓の材質等々、これら外部に関わる部分だけでも、全てに選択の意図があり、その結果としてこういうエビデンスをご紹介できるようになりました。

色々な考えの家づくりがあって良いかと思いますが、こういう家づくりにもご興味を頂けたら幸甚ですm(_ _ )m

それでは、また。

No.4953
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