屋根に上がらなくても、分かることがあります

秋晴れの日が続くと、なんとなく家の外まわりが目につくようになります。

菊池です。

屋根の点検というと、はしごをかけて上に登る絵を思い浮かべる方が多いと思います。ただ実際には、地面に立ったままでも分かることがかなりあります。まずは玄関から少し離れて、家全体を眺めてみてください。

見上げる角度をひとつ変えるだけで、見え方は変わります。正面からだと気づかなかった瓦のずれや、棟のわずかな歪みが、斜めから見ると線の乱れとして目に入ることがあります。二階の窓から隣の屋根面を見下ろせる家であれば、そこからのほうがよく分かる場合もあります。

雨樋は、雨の日に見るのがいちばんです。水が本来落ちるべき場所から落ちているか、継ぎ目からしたたっていないか、途中で溢れていないか。溢れているようなら、落ち葉や土が詰まっているサインです。これから落葉の季節に入るので、今の時期に一度見ておくと安心です。

外壁は、手の届く高さだけで構いません。目地に入っているコーキングを指で触ってみて、ひび割れていないか、痩せて引っ込んでいないか。硬くなってぽろぽろするようなら、年数が経っている合図です。

ひとつだけお願いがあります。ご自身で屋根に上がることは、どうか避けてください。毎年、点検や掃除の最中の転落事故が起きています。高さ以上に、足元が滑ることのほうが危ないのです。

気になる箇所があれば、写真を撮って送っていただくだけでも構いません。それだけで、おおよその見当がつくことも多いです。

それでは、また。

No.7257

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