錆びて穴があいた、そこだけ直す

工場や倉庫を持っておられる方から、鉄の階段や扉の錆をどうにかしたい、というご相談をいただくことがあります。

見積りを取ってみたら思っていたより高くて、そのままになっている。よく聞く話です。

菊池です。

錆で欠けたり穴があいたりした部分は、これまで溶接や板金で直すしかありませんでした。部材ごと交換になることも多い。だから金額が跳ね上がり、工期も延び、結局「まだ使えるから」と先送りになります。

そこでわたしたちが扱っているのが、ソルプロという修復工法です。

紫外線を当てると硬化する光硬化樹脂で、錆で欠損した箇所をその場で埋め、グラインダーやサンダーで削って元の形に戻します。硬化は照射器で二十秒ほど。フェンスの穴なら、一時間程度で塗装まで終わります。

見た目を直すだけではありません。密着力が高く、錆の原因になる水分と酸素を遮ります。赤錆の進行も専用の防錆剤で止めますので、一般的な錆止めより長く保ちます。

鉄製の外部階段や手すり、非常階段。工場の外壁や扉、倉庫の錆穴。キュービクルのような鉄製の箱。室外機や分電盤。このあたりでのご依頼が多いところです。学校や病院でも使われています。鉄以外に、金属全般や樹脂、コンクリートにも使えます。ガラスやシリコン、ポリカーボネートには使えません。

湿っている状態では施工できませんので、梅雨明けから秋にかけては段取りの取りやすい時期でもあります。工場を止めずに、休憩時間や夜間に一箇所ずつ進めるといったやり方もできます。足場を組まずに済む高さであれば、その分の費用も日数もかかりません。

正直に申し上げると、これは全面改修の代わりになるものではありません。ただ、「あと十年もたせたい」という場面には、よく合う工法だと思っています。建て替えや全面交換の判断を、十年先へ送れる。その十年で、計画も予算も整えられます。

研修を受けた者だけが施工できる材料ですので、まずは現物を見せてください。写真一枚からでも、おおよその判断はできます。

それでは、また。

No.7212

★LINE登録はこちらです★

こちらの記事もオススメです