真似て何ぼ思考

意気込みや想いという、可視化し難い指標に対して、理解や納得を相手方と共有する事は、とても難しいし、事故の基なんだろうなと思っています。

仮に結果が伴わなかった場合に、もう少し強く想う様にしようとか、もっと気合を入れようとかというカイゼンの様でカイゼンにはならない議論になったり、その果ては、その人を信頼や信用が出来るという部分が非常に薄くなったりと、お互い不幸せな道を辿るのかなと σ(^_^;)

では、どうすればという質問をあるスタッフから頂いたので、出来る限り具体的にやるべき事、やった方が良いと感じる事を実行する事だと思いますと。

そうしなければ、具体的なカイゼン策やアイデアは出て来ないので、永遠に成功しないという仮説です。

想う事も、やってやるという意気込みも、勿論ある事が前提であって、問題はその先に何をやれば良いだろうかという事が、一番の悩みや不安なので、僕の結論は上手く行っていると思われる事を、キッチリ真似てみようという事に、いつもなります。

今朝の朝礼で、その様なキーワードを使って、課題図書(今回はビジネス書)の感想を述べていたある社員がおりました。

多くのケースは、「・・・だと思いました」「・・・・だと感じました」で終わる発表ですが、彼女は「・・・・を真似してみようかと思います」と。

この思考の段階で、やろうとしている事の成功確率は、相当跳ね上がると思いますし、その感想を聞いている側からすれば、結果が凄く楽しみになります。

オリジリティは、成功体験後に考えれば充分だよねと思っていますので。

敗け癖から勝ち癖に体質や思考が変えられるトレーニングにもなるのは、スポーツと同じ様だという理解で。

勝負事に、「勝ち」に原因が見当たらない時があっても、「負け」に原因が見当たらない事は無いという、ある野球解説者の格言がありますが、ビジネスの場合、「勝ち」にも「負け」にも、理由や根拠が無い事はないだろうなと感じるので、まずは真似て、試して、結果を見てからですかね┏( ^o^)┛

それでは、また。

No.5697
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