師走です。
寒いはずが、まだコートなしで通勤できるレベルと感じられているのは、雪国育ちだからでしょうか。
関東に拠点を移して30年が経過していますので、今更〇〇育ちだからという理由付けは、噂話だと思います( ̄_ ̄ i)
菊池です。
さてさて、ヒートショック現象が蔓延する季節。
そもそもヒートショック現象とは、住環境における急激な温度変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動する現象と定義付けされているように、この現象によって生命を絶たれる方々は、毎年交通事故死の約3倍だとか。
恐ろしい数字ですね(゚_゚i)
という事実もある中で、昨今の住宅性能は、限りなく各居室や各共用部での温度差が生じない家づくりが主流。
その温度差を生じさせない手段は、機械設備を用いた方法から、そもそも住宅の躯体性能を上げる(工法や部材等)事で、温度差を生じさせなかったりと、各社様々。
いづれにしても、視点はズレていないので、手段は兎も角、一昔前の住宅性能と比較しても、雲泥の差が出る住宅もあるかと。
故に、この温度差を生じさせない事自体は、今や当たり前になってきているので、今後はやはりその先の維持・管理費であったり、メンテナンスの頻度・コストかと。
命を守れる時間と、そこに掛かるコストが比例するより、反比例させられる方が幸せなはず。
という事で、住宅の予算は、イニシャルコスト(建築時)をファイナルコスト(解体時想定)との差が著しく小さい住宅が、そこに住まわれる方々の暮らしを豊かにする確度が高いという想定が出来るかと思います。
その辺りも、ご相談されている工務店、ハウスメーカーの担当者に、キッチリ提示して頂くと理解し易いかと (^_^)v
それでは、また。
No.5530