帰省したら、実家の家を少しだけ見てください

お盆休みが近づいてきました。今年は帰省されるという方も多いと思います。

そこで、ひとつお願いのようなご提案を。実家に着いたら、家の中を少しだけ歩いてみてください。

菊池です。

見ていただきたいのは、三つです。

ひとつめは、段差。玄関の上がりかまち、廊下と部屋の境、浴室の入口。ご自身が子どもの頃は何でもなかった段差が、親御さんにとっては年々大きくなっています。手すりが一本あるだけで違う場所が、たいてい見つかります。

ふたつめは、温度差。夏ならエアコンのある部屋とない部屋、冬なら居室と廊下や脱衣室。この差が大きい家は、健康面のリスクを抱えています。断熱の改修は、部分的にでも効果が出る工事です。

みっつめは、建てられた年。昭和56年(1981年)6月より前に着工した建物は、いまとは違う耐震基準でつくられています。すぐに危ないという話ではありませんが、一度きちんと調べておく価値はあります。

とはいえ、こういう話を親御さんに切り出すのは、なかなか難しいものです。「この家、危ないんじゃない」と言われて気持ちのいい人はいません。

ですので、切り出し方としては「自分が家を建てようと思っていて、その勉強のために見せてほしい」くらいが、ちょうどいいように思います。実際、実家を見ることは家づくりの勉強になります。自分が育った家の何が快適で、何が不便だったか。それは、これからつくる家の設計条件そのものです。

わたしたちにはリノベーションの専門チームがあり、耐震診断士による建物調査も行っています。気になることが見つかったら、帰省のあとにでもお声がけください。

まずは、久しぶりのご家族との時間を。

それでは、また。

No.7208

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