ある書籍の中で、経営の仕方をタイプ別にすると、「枠型経営」と「軸型経営」の2つが在ると記されていた。
「枠型経営」とは、指示命令型のリーダーシップにおいて、現場は支持された範囲の中で行動するという考え方。
「軸型経営」とは、組織が大事にするものを価値基準として共有し、権限移譲された現場が自律的に行動するという考え方。
我が社は、「理念」という価値基準を大前提に共有し、目的に向かって前に進むという考え方なので、権限移譲はされているものの、まだまだ自律的とは言い難いですが、例えれば「軸型経営」だなと。
しかし、第一線の施工現場の運営タイプは、典型的な「枠型経営」。
全ての施工現場は、指示監督のもと、その範囲内で成果を求められます。
各々の施工現場においては、「枠型」の考え方でも、その現場を指揮運営する管理責任者の意思や思考は、自社内でも「軸型」が求められているはず。
迷ったら、価値基準に立ち戻り、整えればいいだけです。
目先か、未来か。
どちらも大切、どちらも価値あり。
決めるのは、組織と個人の両方ですが見誤らないためにも、今の自身を客観的に評価するする事かと。
それでは、また。
No.4834
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