住宅の規模を表す単位・表記には、延床面積、専有面積、建築面積というような表現があります。
これらは、それぞれに意味があり、主に住宅そのものの大きさを表す単位、表現。
なので、公的書類に記載される面積。
また、これらに類似する面積の表現の一つに、敷地面積と言う、住宅を建築する上で使用する土地の面積の表記。
単純に、この敷地面積から延床面積という、住宅そのもの面積を引いて残った部分が、庭やアプローチ、駐車場として使用できる残地の面積という理解になるが、この考え方だと、住宅と庭や駐車スペースは分断され、それぞれが単一的に機能させる事になりがちです。
これと比較対象として分かりやすいのが、集合住宅。
居住空間とアプローチ、駐車スペースは完全に異空間なので、こういう考え方で住宅を計画してしまうと、一戸建てとしての最優位性である敷地の活用が充分にできない場合が多いに在り得るので、僕らの設計チームは、必ず敷地を巻き込んで、暮らしに豊かさを感じて頂ける空間を作り出します。
この空間、面積を、「付加価値面積」と言っています。
設計図、登記簿等の公的書面には、記載されない面積。
使い熟す事で、その価値を感じて頂ける空間であり、そこには確かなロジックも存在しています。
日々の暮らしを、上質に、豊かに感じて頂くためにも、欠かせないと確信しています。
画像は、本日発表された「iPhone 11」
こんどのiPhoneには、どんな付加価値が搭載されているのか、楽しみです♪
・・・買い替えはできませんけどσ(^_^;)
それでは、また。
No.4833
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