僕らが提供する住宅のスペックは、自社が展開している地域では最高水準でなければならないと考えています。
そのような基準を、業界では「数値」で表現するのだが、これがイマイチ家を建てる側の方々からすると、非常にピンと来ないケースがしばしば。
なので、僕らが最高水準と定義するラインは、夏・冬ともに無冷房・無暖房が実現できるぐらいのスペックかなと。
ここをシンプルに目指していますので、分かりやすいかと思っています。
また、商品分類としては、企画住宅、建売住宅、分譲マンション等、カタチが最初から見える状態の住宅ではないので、それだけで非常に理解が難しいわけですが、その多くの原因が、どんな生活、どんな暮らしをしたいのか?という部分において、住み手側もイマイチ分からないからというところに落ち着く。
もっと言えば、そこを通り越して、家の配置や間取り、面積等に思考がジャンプしてしまうので、何となくカタチが見えた状態の空間に、後付でやってみたいコトを合わせていくというプロセスが、実は最も多い分野が注文住宅かもしれない。
この殆どの原因は、顧客側ではなく、提案側にあり、その提案側もその理由に気付いていないケースが多いと思われます。
例えば、住宅の打合わせの中での会話(設計等)に、面積(帖数や坪数)の話や配置の話が先行して出てくるコミュニケーションは、まさに後付で暮らしを収めるケース。
ある種の固定概念で、リビングは12帖、ダイニングは6帖以上、子供部屋は最低でも6帖は必要・・・などという場合。
この面積の裏付けが、「やりたいコト・実現したいコト」であれば実行だが、そこがふんわりすると、後々機能しない空間になり得ない。
なので、ご案内、ご提案させて頂く側のスキルは、いかに暮らしという部分を「見える化」させられるか、という事になる。
という事で、アスリートと同じように、やるべき事は反復継続的に行う「伝えるため」のトレーニングと、その結果に対する計測。
これは欠かせない。
あるプロ野球選手が、打率3割を打ったバッターは優秀だが、そういう選手ほど失敗した7割の内容を大事にしてると言っていた。
出来なかった事、失敗した事に真摯に向合える体質である事は、結果的に目指す成果に対して最短距離にいるという解釈をすると、失敗は既に成功しているかもしれませんね。
そう思っています。
それでは、また。
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