“一人になれる場所”がある家は、家族にもやさしい

家づくりの話になると、「家族が集まる場所」はよくテーマになります。
リビング、ダイニング、吹き抜け、つながる空間。
どれも大事ですし、家族が自然に顔を合わせやすい家はやっぱりいいなと思います。

菊池です。

ただ、その一方で、最近あらためて思うのは、一人になれる場所がある家は、結果として家族にもやさしいという事です。
ずっと誰かと一緒にいられる事と、いつも誰かの気配がある事は、似ているようで少し違います。
どんなに仲が良くても、少しだけ距離を取れる場所がある方が、空気は整いやすい。

例えば、リビングの隅の小さなカウンター。
廊下の先のちょっとしたスペース。
窓辺に置ける椅子。
大きな書斎や個室じゃなくてもいいんですよね。
「ここに行くと少しだけ気持ちが切り替わる」
そういう場所があるだけで、家の中の密度はかなり変わります。

SOLE LIVINGの家づくりでも、家族のつながりを大切にしつつ、それぞれが心地よく過ごせる居場所をどうつくるか、という感覚があるように思います。
大空間だけではなく、少しこもれる感じ。
外とのつながりがありつつ、守られた感じ。
そういうバランスが、住んでからの“ちょうどよさ”を生むんでしょうね。

4月は、新しい環境で少し疲れもたまりやすい時期です。
だからこそ家には、“集まれる場所”だけでなく、“離れられる場所”も欲しい。
これは家族がバラバラになるためではなく、むしろ気持ちよく一緒にいるために必要な余白なんだと思います。

家って、にぎやかさだけで出来ている訳ではありません。
静かに一人でいられる時間まで含めて、居心地が決まる。
そんな見方で間取りを考えると、また違った優先順位が見えてくるかもしれませんね。

それでは、また。

No.7096

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