カイゼンせよ。

昨日は、月例の事業部会議を各施工担当と。

複数の議題が設定されているので、それぞれにおいて議論を尽くす訳だが、今回最も重要な点として挙がったのは、「安全パトロール」という弊社が主催する施工現場のおける安全管理状況の確認と是正を目的とした業務に関して、出席義務のある外部の協力業者様の一部の方々の出席率が低下している点と、その状況においての担当者の対応について。

まずは、この様な問題点の原因が何なのかという点においての1点目として、参加者がパトロールに価値を見出せなくなった可能性があると。

これは、パトロールの目的や結果に対する十分な説明やフィードバックが欠如していることが原因であろうと。

2点目は、パトロールの結果を組織内で共有し、改善するための、適切なコミュニケーションが不足しているかなと。

その原因として、情報共有のプロセスやプラットフォームの活用不足があり、また、共有される情報の質や量が不十分であるかなと。

3点目は、パトロールの結果に対する改善行動の共有が行われておらず、改善のための具体的なプロセスや方法が現場担当者のみの把握に留まり、他者に明確にされていないことが原因かなと。

という仮説に対する今後の改善策として、1点目として、再度パトロールの目的と価値を明確に伝え、安全性向上や品質管理に対する参加者の貢献がどのように組織全体の成功につながるかを共有させる。

また、参加者の意見や提案を積極的に取り入れることで、参加の改善意欲を自分事として高めていく。

2点目として、パトロールの結果や提案は、組織内のデジタルプラットフォームを活用し、全体共有される環境にする。

そして情報の透明性の確保をする。

3点目として、パトロールの結果に対する改善行動を促進するために、明確な改善プロセス(マニュアル化)を確立させる。

改善提案の収集、優先順位付け、実装、およびフォローアップのためのステップを明確に定義し、各責任者がやるべき事を明確にする。

これらを実行することで、安全パトロールの効果を最大化し、安全管理を向上させる事が出来れば、価値のある施策として今後も継続させる意義はあるかと。

これまでの文化では、ダメなものはダメなんだという意識と、そこから短期で改善させるという意識で取り組めば良いだけという結論なので、あとは行動で(^ε^)♪

それでは、また。

No.6372
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