「0宣言の家」という考え方:その5

 

 

「0宣言の家」とは?というお話の5回目です (-^□^-)

大切な家を守るために必要な対策の一つとされるのが「防蟻対策」。

いわゆるシロアリ対策ですが、地中のシロアリだけでなく、輸入した材料や家具などに紛れ込んだシロアリへの対策も必要で、建築基準法で定められた従来の防蟻処理だけでは不十分な時代になってしましました。

そこで、「0宣言の家」で行われているシロアリ対策とは?

菊池です。

もともと、シロアリ対策というと、地中にいるシロアリから、いかに土台や基礎を守るかが大切でした。

しかし、今は大きく環境が変わり、予防方法も違います。

その理由の一つは、輸入した建材や家具などに紛れ込んだ「アメリカカンザイシロアリ」が瞬く間に日本全国に広がったという事。

従来のシロアリは湿気を好むものだったが、アメリカカンザイシロアリは乾材を好むうえ、羽アリのため空中からやってくるというやっかいな害虫です。

地面から1mまでの範囲は建築基準法で防腐・防蟻処理が義務づけられ、この範囲を「地下シロアリ対策」部分といい、それより上部が「カンザイシロアリ対策」部分。

「0宣言の家」では構造材すべてにホウ酸処理を施し、どのシロアリからも家を防御。農薬系の一般的な薬剤はわずか3~5年で効果がなくなるが、新築時にホウ酸処理をしておけば半永久的に効果が持続するため、結果的に費用も安価になります。

また日本では、松枯れの原因とされている害虫を駆除するため、松林への農薬散布が30年以上も行われています。

この有機リン系農薬が、タバコの有害物質であるニコチンに似たネオニコチノイド系農薬というもの。

昆虫や人の神経伝達物質を狂わせ、胎児・小児では低容量でもさまざまな影響があると聞きます。

昆虫を死に至らせる濃度で人が死に至ることはないが、人体への影響はゼロではないと考えるのが通例。

しかし、量産ハウスメーカーにる家の床下には、ネオニコチノイド系の防蟻処理剤が大量に散布されているのが現状です。

住む人の健康や未来を担う子どもたちのため、「0宣言の家」ではこうした防蟻処理剤を使わず、人に害を与えないホウ酸処理を行っています。

それでは、また。

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