何かに気付く瞬間は、往々にして自分自身を客観視できた瞬間が多いのでは。
うちの上のチビが、今の野球チームに入部させてもらって、数ヶ月経ったある日の早朝。
リビングで一人ポロポロと涙を流しながら呆然と立ちすくむチビを見た時、「やっぱり無理かな」と思ってしまった父。
理由を聞けば、自分なりに一生懸命に野球に取組んでも、他のメンバーとの技量に追いつかない自分が嫌だと。
最もらしい感想だが、自分の意思で入ったチームで、自分の限界を知るところまで練習したか?と、父は心の中で彼に問いかけてましたσ(^_^;)
なので、野球はやりたいけど、グランドに足が向かないと。
「それなら行かなければいいじゃん」
そう伝えて、気分転換にでもなればと、彼を妻の実家に向かわせて、僕は職場へ。
その日の夜、帰宅すると上のチビの表情が、そんなに悪くない。
一緒に風呂に入り、その日の出来事を話し始めたチビの結論は、明日からグランドに行くわと。
「何で?」と聞き返すと、彼は妻の実家でTVを見ていたら、BS放送でヤンキースの試合が放送されており、その試合で投げた田中マー君の快投に興奮したと。
試合を見終わって、やったゲームは野球ゲーム。
その後、義父が声を掛けてくれて、近所の神社で散々キャッチボールをしたそうです。
結果、その日やった事は、野球ばっかり (;^_^A
「結局、今日も野球しかやってないし、俺って、やっぱり野球が好きなんだなぁって思って」・・・だそうですσ(^_^;)
あれから半年、他のメンバーとの技量の差は縮んでいませんし、重要度の高い試合で試合に出る事も殆どありませんが、心とカラダに異変が出た事はありません。
何故、彼はたまたま野球が好きなんだと気付けたか?
それは、当時のチーム監督が、子供たちに書かせていた「4行日記」の影響は少なくは無いなと感じています。
<1行目> 今日起こった事実
<2行目> 今日の気付き
<3行目> その気付きから得た教訓
<4行目> 明日への宣言
これを、日々繰り返す事で、自分を客観視できるようになるトレーニング。
時には面倒臭そうに書いていたチビですが、もう少し大きくなったら、この価値に気付けると思います。
昨年入社して1年が経過した社員は、仕事の理解や処理速度、量に対して、悩みの量や増える速度も比例しているはず。
そんな時に、いかに自分が主体性を持って行動できるかが、自分自身への問いだと思うので、ここぞ!という時に、気付ける体質になってほしいと思います。
騙されたと思って、もう一回、「4行日記」を続けてみましょう\(^_^)/
それでは、また。
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