9月5日に国土交通省が発表した「三世代同居」に関するアンケートの結果は、以下の通りだったらしい。
1位:「何かあったら助け合えるから」70%
2位:「親の老後の事を考えて」59%
3位:「育児の協力を考えて」50%
菊池です。
経済的なメリットも当然ありながらも、上位の結果は、以上のように「人との係わり合い方」。
東日本大震災以降、それまでのライフスタイルと、それ以降のライフスタイルとの比較で、最も大きく変わったと言われているのが、居場所の在り方。
ある程度の年齢になると、個室で自分の時間を過ごす、過ごせる場所がある事に価値を感じる方が多かったのが、あの震災以降は、やりたいコトは出来るけれども、一緒に暮らす家族の気配は感じられる場所で過ごしたいという価値観が増えたそうです。
家族で同じ番組をTVで観ながら、テーブルを囲む場所がリビング・ダイニングの定義だった時代も、良き時代だったように感じますが、今はそれが本線ではないのも住宅事情。
スマホの普及やインターネットの手軽さにより、何時でも情報は手に入り、場所や時間を問いません。
より一層、家族が分断されそうなツールや環境が身の周りに存在していそうですが、実際に住宅をお考えの方々は、「分断」を望んではいません。
家族とのコミュニケーションが、ストレス無く、自然と取れ合う環境をNGとされる方もいらっしゃりません。
なので既に出来あがった住宅に、家族の暮らしを合わせるのには、多分に無理が生じるだろうと僕らが感じてしまうのは、注文住宅という方式を、徹底的に行っているからだと自負しています。
注文住宅とは、暮らしにフィットした住空間をカタチに出来る事。
箱に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに箱を合わせる事。
それを実現するために、必要なエッセンスやアイデア、仕掛けは、一つの住宅に沢山散りばめられてこそ、心豊かな暮らしが実現すると思います。
薪ストーブは、健康的な「暖」を取る目的であると共に、家族や友人、大事な方たちとのコミュニケーションツールだったりもします。
お庭に面した大きな窓と繋がる土間部分と、リビングの床との間に意図的に段差を生じさせるのも、最大の目的は、家族とのコミュニケーションを取る為のアイデア。
豊かな暮らしには、そこに住まう家族とのコミュニケーションは、欠かせないエッセンス。
そういう意図で想いをカタチにされたN様ご家族も、三世代同居を実現されたご家族。
明日から2日間は、そんな視点でご自身が暮らす場合のシミュレーションをしながらご見学頂けると、多くの気づきに遭遇頂けるかと\(^_^)/
是非、この機会にご体感頂ければと思います。
それでは、また。
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