今月発売になった「医師が薦める本物の健康住宅」秋冬号。
今回も、「住まい」と「健康」に特化したエッセンスがいっぱいの内容になっています。
ご希望の方がいらっしゃれば、是非、お手元にお届けできるようにしたいと思いますので、しばしお待ち頂ければと思います♪
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" 仕事も、家づくりも、週末も "
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台風が来てる様で、ここ相模原周辺も一昨日から、止む事のない雨が降り続いています。
こんなお天気は、何も今年初めてではなく、我が国の特性上、この季節にはある意味定番だったりしてるので、自ずと現場代理人という、建築中の現場を管理する職種のスタッフは、天気予報に大変詳しいというのは、建築業界あるあるですかね(-^□^-)
僕が社内に居る時は、Yahooで天気を確認するより、近くにいる現饗場代理人に聞くケースが多いです(^ε^)♪
情報の出元はネットだったりしてると思いますが、工程管理上、結構先の予報まで確認してるのが彼らの特性であり、ここまで降る環境だと、職種上必要なスキルなんだと思います\(^_^)/
菊池です。
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必要な物と総予算のバランスは?
前章で述べたように、住宅の購入は「土地ありき」ではなく、「家づくり」から詰めていくという方法が正しいと、私は考えています。
順番としては、その前に資金計画や家族構成、老後等の話から入り始めて、スタートラインに立つということになります。
余裕を持って返済できる金額から総予算が決定したら、次はその中から、つくりたい家の仕様、それがうまく収まる土地、諸経費およびさまざまな付帯費用をどう配分するか、できるだけ細かく計算しておくことが必要になってきます。
しかし残念ながら、その段階で予算的に頓挫してしまうケースもあります。
でも、そうなったら今度は、違う方向を模索すればいいのです。
だめなものに無理やりしがみついても仕方がありません。
そこが一つ目のハードルで、乗り越えて理解していただければ、あとはスムーズに進んでいくことが少なくありません。
一番大事なのは、あくまでも「総予算」です。
具体的な数字さえ出せれば、私たちはその金額を基に、全精力を傾けて最善のプランを作り出すことになります。
家づくりを考える時に、家族構成は最も重要な要素です。現代は各家庭のお子さんの数が減っていて、お子さんが3人、4人というご家庭は非常に少なくなりました。
多くの場合、お子さんは2人まででしょう。では、その2人が男の子で、独立して家を出てしまった時に、たとえば40坪の広い家は、残ったご夫婦2人には大きすぎないでしょうか。見落としがちではありますが、これから家をつくろうという方は、そういったことも見据えて計画を立てる必要があります。
増築という言葉は氾濫していますが、これからは「減築」ではないでしょうか。
たとえば「お年寄り2人であれば2階は不要」というように、「いかに小さくしていくか」を考える、ということです。
住まいの不要な部分を減らしていけば、それに伴って、建築費は当然のことですが、ランニングコストも抑えることができます。
家づくりを考える多くの方が、30坪の家はどのくらいの広さなのか、漠然としたイメージしか持っていません。
30坪は必要ないかもしれないのに、何となく目安としてそれくらい……という方も大変多くいらっしゃいます。
また、住宅展示場にあるモデルハウスの広さに感動してしまい、広さに対して非常に強い憧れを持ってしまう方も多くいらっしゃいます。
だからこそ、30坪の広さで何ができるのか、しっかりと認識していただくことの大切さを理解してください。
ハウスメーカーのカタログに載っている家を見て、「それが何坪だから」というイメージを持って来られる方もいます。
しかし、具体的にヒアリングをして、お客様と一緒にプランを描いて詰めていくと、「なるほど30坪は必要ないですね」とお客様自身が気づかれる、
そういうことは、ごく普通にあります。
そして、「なんだ、25坪でもできるんだ。無駄に30坪なんていらないね」と考え直していただけること自体が、フリーでプランを作ることの長所でもありますし、まさ
に建設業に携わる者の醍醐味ではないでしょうか。
建売やマンションは出来上がったものを買うわけですから、「これが30坪です」と言われたら、それで納得しなければなりません。
つまり、その家という「ハコ」に合わせた生活を、お客様の側が作らなければいけないのです。
これでは根本的に、本末転倒というものです。
もちろん、25坪で十分満足できるものを、あえて30坪にしたいとおっしゃる方もいます。
その気持ちはわからなくはありません。
しかし将来のことも考えて、無駄な出費は避けましょう、その分を教育費に回しましょう、あるいはローンを減らす方向にしましょう、といったことまで含めて考えることを、お勧めしています。
確かに、広い家や充実した設備など、人生で最も高額な買い物である「家」の購入ですから、夢を見るのが楽しい瞬間でもあります。
さらに「総予算=自己資金+借入可能額」の考え方から、最高のものを提案することもできます。
しかし何度も言いますが、せっかく「家」を購入したのに、その後の生活が金銭的に窮屈になってしまっては本末転倒です。
そうならないよう、第一に予算の話をし、それに合うプランを出し、その上で「こういう家づくりはどうですか」というご提案をどんどん出して詰めていく、それが「注文住宅をつくろう」という話なのです。
必要十分な要素だけで抑えるという選択肢もあって当然ですし、それは実際に可能なことです。
事実、このようにご提案をしていくと、多くのお客様が「この坪数(あるいは金額)で実現できるなら、それでいきましょう」という考え方にシフトされることが多々あります。
やはり誰でも、無駄なお金はかけたくないものなのです。
―――――続きは、また次回に。
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家づくりは十人十色で、様々な考え方があってよろしいかと。
なので、人それぞれの価値感で、自らが行ってきた事の結果の捉え方も様々だと思います。
ここで記された「考え方」は、様々な中の一つに過ぎませんが、その様々な考え方に触れてきた結果、失敗や後悔という結論にならない確率が高いのでは?という自社の結論です。
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夢の家を実現するために
くどいようですが、もう一度言わせてください。
「理想の住まいづくりのためには、むしろ“土地なし”のほうがよい」
立地に目がいくと、土地にお金をかけてしまいます。そうではなく、先に家のほうを見ていただけると、あれもしたい、これもしたいという希望が出てきます。
そこから予算の範囲内で作っていくので、夢の形の家に近づけるのです。
「土地も買ってしまったし、頭金も払ってしまって、残った金額はこれしかなくて。
これでなんとかしてよ」と言われても、できないことがたくさんあります。
住宅会社としては、家づくりのお手伝いをさせていただけないことは一番残念なことです。
もちろん、先に土地を買ってしまわれた方が、すべて不幸というわけではありません。
とはいえ、土地を先に決めてしまったことを結局は後悔されている……という声も、残念ながら耳にする事実です。
ですから、どうぞ、土地のない、まっさらの状態で住宅会社をお尋ねください。
第二章 「いくらかかるのか」をしっかり把握する
重要な数字「総予算」
前章では、「土地」と「家」に対する考え方について述べました。
この章では、家づくりの夢を実現させる上で、避けて通れない「お金」の問題についての考え方を取り上げます。
「土地」と「家」、それぞれに配する金額の比率は、人それぞれケースバイケースですが、いずれにしても最終的な判断の決め手は「総予算」であることは間違いないはずです。
通常の場合、この総予算は二つの種類のお金から成り立っています。まず一つ目が、コツコツとしてきた貯金や、ご両親などから受けた援助を含む、自分たちで調達する「自己資金」です。
そして二つ目が、主に住宅ローンなど、銀行からや公的機関から借りてくる「借入資金」です。
こんな会話を聞いたことはないでしょうか。
不動産営業マンCさんと、住宅を検討しているDさん(40歳)との会話です。
C:お客様、ご予算はどのくらいでお考えですか?
D:土地と建物で4000万円ぐらいを考えているのですが……。
C:そうですか、ちなみに自己資金はどのくらいお持ちなのですか?
D:そうですね、だいたい800万円ぐらいです
C:お客様は自己資金で800万円とのことですが、ご年収はどのくらいですか?
D:700万円ぐらいかな〜。
C:そうですか、そのご年収ですと、返済比率40%までお借り入れができますので、35年の住宅ローンで考えると約5000万円程度、借り入れることができますね。
D:そうなんですか!!そんなに借りられますか……。
C:ええ、そうです。ですから、住宅にかかる諸費用を少し多めの300万円は取っておいたとして、ご購入に関する総予算は5500万円ということになりますね。
D : でも、そんなに借り入れても、返すのが大変じゃないですか?
C:いえいえ、決してそんなことはないですよ。この返済比率というのは、それぞれの年収に対して無理なく返していける金額として、最も一般的な基準ですから。
銀行だって、返してもらって初めて商いが成り立つわけですし、大丈夫ですよ。
D:そうですか、それなら大丈夫そうですね。その予算だと、どんな物件があるんですか……?
こんな会話をしながら、営業マンは数多くある物件の中から、最初に考えていた予算より1000万円以上も高い物件をいくつも紹介してきます。
当然、利便性や資産価値の高い物件なので、Dさんにも非常に魅力ある物件と思えてきて、まんざらでもない感じです。
しかし、です。
「総予算=自己資金+総借入可能金額」、本当にこの考え方で正しいのでしょうか。
現在は決して右肩上がりの経済ではありませんし、人口減少化社会です。
日本の会社経営の最大の特徴だった年功序列、終身雇用も、すでに過去のものとなっています。
しかも40歳から35年ローンを組むということは、75歳まで返済をし続けるということになりますから、65歳まで働けたとしても、そこからさらにまだ10年も残存期間があるのです。
家を購入するきっかけは人それぞれですが、購入後も生活は続きますし、予知のできない出来事もついて回るものです。
建設業という職業は、「家」という、生涯にわたっての生活の場を提供していく商いですから、売ってしまえばそれで終わり、というスタンスは許されないものだと考えます。
そう考えると、お引渡し後の10年、20年後の生活パターンも考えてアドバイスをすることも大切ではないでしょうか。
たとえば「お子さんが成長したらこういう出費が必要になってくる」とか、「20年後の退職時の返済元本はこのぐらいの金額ですが……」といったことです。
また、不動産業者ではなかなか難しいのかもしれませんが、建設業者であるならば、家づくりに関しても「こういうことを知っておかないと無駄にコストがかかりますよ」
「こういうところを押さえておかないと、のちのち困ることになりますよ」等、長期的視野に立った、建築のプロとしてのアドバイスをすることも大切な仕事ではないでしょうか。
このような視点で総予算を考えるならば、「総予算=自己資金+無理なく返済していける借入金額」といえるのではないでしょうか?
借りられる金額があったとして、それなら35年で返済できるかもしれなくても、返済のために生活がキツキツになってしまっては仕方がないのです。
理想を言えば、家づくりは「リスクを覚悟の上」ではなく、「安心して支払いができ、老後の心配もない」というのが望ましい形ではないでしょうか。
―――――続きは、また次回に。
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僕は東北生まれの東北育ちですので、新人時代は、首都圏の不動産価格には正直驚きました\(゜□゜)/
戸建ての場合、住宅価格より土地価格の方が、高額になるケースは珍しくないですからね。
建物3,000万+土地500万ではなく、建物3,000万+土地3,500万とかσ(^_^;)
なので「考え方」で、家づくりの成否が決まってしまうのも、確かになと思います。
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検討中の土地をキャンセル
ここで私の会社に来られた、東京都南部M市のBさんというお客様の具体例をご紹介しましょう。
Bさんも初めは多くの方々と同様、「今、購入を考えている土地がありまして、そこに建てる家を、お宅の会社で検討したいのですが」ということで来られました。
そこで、まずは今ご検討されているという土地についていろいろとお聞きすると、やはり駅には近いものの広さは十分とはいえず、さらに予算も300万円ほどオーバーしています。
前述のAさんと似たケースと言うことができます。
次に「Bさんはどのようなお住まいに住みたいのですか」と、理想の家についてうかがいました。
するとBさん、家には非常に思い入れがあるらしく、理想の住まいについて楽しそうにお話をされ、「だからこそ、こだわりの建設屋さんでもあるお宅に来たんだよ」なんてありがたいお言葉をいただきました。
しかし、お話をうかがっている時から少々懸念していたのですが、やはり総予算から土地の価格を引いた残りの予算の範囲内では、Bさんの理想とする家を実現することは、どう頑張っても困難と言うしかありませんでした。
正直なところ、契約を優先させれば、この土地を購入していただいたほうが話は進むのですが、ため息ばかりの家づくりはさせたくありません。
そこで私も勇気を出して、「この土地を買ってしまったら、申し訳ありませんが、理想とされている家は実現できません」と、はっきり申し上げました。
ありがたいことに、Bさんはそれでも「お宅の会社で家をつくりたい」と言ってくださいました。
しかし、この時点では優先順位は土地にあります。
そこで、具体的なプランの打ち合わせに入る前に、私の会社でまさに家を建てている現場を見ましょう、ということになりました。
その現場は、Bさんが検討されている駅近の土地とは異なり、10分ほどバスに乗ったところにある住宅地の一角で、周辺の道路も広く、駅前の喧噪とは無縁の静かさです。
それに、何より駅に近い検討中の土地よりも、10坪以上広くなります(結果的には、そのことが転機になりました)。
会社に戻り、まずはBさんが検討中の土地に対するプランニングからスタートです。
何とか理想の家を予算内でと、あの手この手で考えるのですが、出てくるのは「ん〜」という唸り声と、ため息ばかり……。
次にBさんの口から出てきたのは、先ほど一緒に見に行った現場への質問、「あの建物は総額でいくらだったのか」「あの土地はいくらだったのか」です。
そして帰り際にBさんが一言、「駅からちょっと離れると、予算内でスペースも広くとれますし、希望通りのゆったりした家が建てられそうですね……」
現場をご覧になったことで、Bさんは家づくりへの希望を新たにされたようでした。
さて、その結果──。
驚いたことにBさんは、検討中だったという土地をキャンセルされました。}
「現場で見たような家が建てられるなら、今の土地はあきらめます」と言ってくださったのです。
それも、すでに支払ってしまった土地の手付け金100万円を放棄してまでです。
土地を先に買い、残りのお金で家をつくるのか。
家を優先して、残ったお金で土地を買うのか。
どちらの方法も、間違ってはいないとは思います。
しかし、実際に「住む」のが「家」である以上、家優先の考え方を、私は強く支持します。
他の住宅会社なら「もう土地をお持ちですか。それならすぐにでもプランができますね」と営業マンが喜んで言うようなケースでも、私は「エーッ! 土地を買ってしまったんですか?」と、実のところ少し心配になってしまいます。
しかし、それはお客様を責めているわけではなく、家を建てるためのステップを考えた時に、「土地があるがためにとても困難になり、最後は妥協に次ぐ妥協で決めざるを得ない、そういう家づくりの道に踏み込まれてしまうかもしれない」と、心からの不安を表現しているのです。
土地探しの落とし穴
では、ここで私が考える、土地探しをする上での留意点をお伝えします。
まずは当然のことながら、土地をはじめとする不動産の情報というものを、たくさん集めるに越したことはありません。
これから家を建てようという土地の候補は、一件でも多いほうが選択肢は広がります。
そのためには、不動産屋さんを何軒か回らなければならなくなるかもしれません。
ところが、実は皆さん、あまりそれをしたがらないのが実情です。
その主な理由は「必要以上に営業されたりするのがいや」ということのようです。
実際に、ある土地を勧められて「今日中に結論を出してください」と迫られることもよくあります。
不動産屋さんの常套句によると、その土地が「売れてしまうから」だそうです。
もし何の情報を持たずに、先に土地から探していれば、それが選ぶべき土地なのかどうか、適切にジャッジできる情報がなければ決めようがありません。
でも、ここで家に関する情報があれば、大きな、心強い判断材料になり、落ち着いて判断できるはずです。
営業されることを恐れずに、多くの情報をしっかりと集めてください。
また、もう一つ、耳寄りな情報です。
私たちのような地域の工務店と、同じ地域の不動産屋さんの間には、たいてい良いコネクションがありますから、そんな繋がりを利用して土地を探されるのも手です。
会社同士の良い関係がしっかりと築かれている場合は、皆さんが建てたい家にぴったりの土地が出た時に、すぐ情報を提供してくれることがあるかもしれません。
(ただし、マージンを得るために「いい住宅会社を知っていますよ」と持ちかけてくるタイプの不動産屋さんがいるなど、“悪いコネクション”の例も現実的には存在しています。信頼のおける会社であると確信できるまでの間は、多少の注意が必要です。)
また、子育てをされていて家づくりを計画されている方の、土地の選択肢を狭める要因に「学区」の問題があります。
「駅に近い賃貸マンションに住んでいて、これから家づくりを考えているが、子どもが通っている学校を変えずに家を建てようとすると、駅に近いだけに、どうしても土地の予算がオーバーしてしまうんだけど……」
こういった方は、大勢いらっしゃいます。
現在お子様が通っている学校を変えたくないというのは、土地選びの過程でも当然のように出てくる要望であり、皆さんが向き合わざるを得ない問題です。
確かに、学習環境が変わってしまう、友人関係をまた一から築き上げなければならないというのは、お子様の教育環境にとっても大きな問題かもしれません。
ですから、もちろん、その問題をないがしろにするつもりなど毛頭ありません。
しかし、これから何十年間にわたって住まう家の問題を、お子様が学校で過ごす数年間と同列に扱うべきなのかは、正直なところ疑問に思わざるを得ません。
お子様の教育はもちろん重要事項の一つではありますが、家族みんなの暮らしが犠牲になるようでは、何のための家づくりだろうということになってしまいます。
学区を優先し、住環境にはある程度目をつぶるのか、この先数十年間の住まいの快適さを優先するのか……。
実際、弊社に家づくりでご相談に来られたお客様の中にも、二者択一で後者の「住まい優先」を選ばれた方はたくさんいらっしゃいます。
この件に関して、考えを押しつけるわけにはいきません。選択肢はあくまで皆さんにあります。
とはいえ、初めから「学区が変わってしまうから、この土地はダメ」という考え方には、少し再考の余地もあるのではないでしょうか。
―――――続きは、また次回に。
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一時は、福山雅治より売れたんです\(^_^)/
という事で、昨日の続きからどうぞ。
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「立地」の比重を再考する
私の会社を訪れる、土地をお持ちでないお客様も、最初は皆さん一様に「まずは土地から」と考えられ、「できれば立地条件の良いところを」「通勤にも便利な駅の近く
がいい」と、土地に対するご要望から話をされます。
私自身も数年前までは、土地のないお客様に対しては「まずはご希望に添う土地を探さなければ」と、土地に対するご要望を最優先にお聞きし、それに合った土地を探すことに一生懸命でした。
なぜなら、家を建てるそもそもの場所である土地を買っていただかなければ、次のステップに進めないからです。
ところが……。
やっとの思いで理想の土地を購入し、いよいよ夢だった理想の家づくりを具現化するためプランの打ち合わせに入ると、お客様からもれてくるため息の多さ。
そして、私も何度も繰り返してしまう常套句、「それはご予算的に……」の言葉……。
そんな暗い打ち合わせを繰り返しながらも、私も始めの頃は「理想の土地を購入されたのだから仕方ない」と考えていました。
しかし、家を売るセールスマンの性でしょうか、いつの頃からか、この土地優先の考え方に疑問を感じるようになってきました。
「私がお客様に提案しているのは、家であって土地ではないはず。
お客様ご自身も、理想の土地が欲しくて我が社に来たのではなく、理想の家を購入したくて足を運んでくれたのでは」と……。
ここで着目していただきたいのが、生活の場である「家」と、その家が建つ「土地」との関係です。
皆さん、家を購入しようとしているからには、それぞれに予算は決まっています。
土地が駅の近くであろうと、遠くであろうと、「これ以上は出せない」という金額の上限が当然あります。
したがって、問題は「その中での土地と家との配分」ということになります。
立地にこだわる方の気持ちも、もちろんわかります。
「駅前に安いところがあれば……」と思うこともしばしばだと思います。
しかし、残念ながら「現実」はそうではありません。
当たり前ですが、駅に近い、利便性の良い土地は高価格です。
その高い土地を買ってしまえば、建物にかけられる比率は当然小さくなっていきます。
そうなると、当初はどうしても欲しかった設備を、どんどん落としていかなければならなくなります。
たとえば、Aさんのように「奥様の負担を軽くしようと考えた食器洗浄機付きのキッチンや、ご主人が恋焦がれた書斎、家族団欒のゆったりとした広めのリビングは諦めて、ベーシックなもので最低限の広さにしましょう」ということになってしまいます。
このように、土地にお金をかけすぎると、皆さんが最初に家に対して持っていた理想が、どんどんしぼんでいってしまいます。
そういう提案をしなければならないことは、私としても非常に心苦しいものでした。
机をはさんで、お互いにため息をもらしてしまう瞬間です。
寝起きするのは「家」
「広いリビングにはピアノ、最新の豪華なキッチン、装飾にもこだわって……」と、夢にまで見たマイホームが、気づいたら、ごくありきたりのものに。
なぜそうなってしまったのでしょうか……。
前の例のどこに原因があるか、聡明な皆さんはもう気づいていると思いますが、それは「まず土地ありき」、この考え方です。
「何をバカなことを言っているんだ、そんなことを言ったって、家を建てるんだから土地がなければ話にならないじゃないか」と思われるかもしれません。
もちろん、価値観は人それぞれです。また、勤務先の問題や「介護のためにどうしてもこの場所から離れられない」といったケースなど、さまざまな事情がありますから、その理解を抜きにしては、家づくりの話は進みません。
さらに、駅に近い分譲マンションや、建売住宅など、注文住宅以外の選択肢も現実にあります。
どれを選ぶのか、選択する権利は「住む人」にあります。
しかし、先に土地を決めてしまったがために後悔する結果になったお客様の話を聞くと、理想の家づくりのお手伝いをできなかった私たちにも、残念な思いが残ってしまうのは事実です。
ではいったい、後悔しない家づくりのためにはどうすればいいのでしょうか。
ここでちょっと考えていただきたいのは、実際に寝起きするのは「家」だということです。
皆さんが生活を中心に考えた時に、イメージされる家の「豊かさ」とは何でしょうか? 「立地」と言う方、「広さ」と言う方、「豪華な仕様」と言う方、それぞれだと思います。
しかし、「どのような土地がご希望ですか」と聞かれれば、「なるべく駅に近くて、利便性の良い土地です」と答えがちですが、「どのようなお住まいがご希望ですか」と聞かれれば、答え方は違ってくるはずです。
私は、土地からご自宅を検討されている皆さんにご提案したいと思います。
「土地ありき」の考え方から脱却し、豊かさを「立地」や「広さ」に求めるのではなく、「暮らしやすさ」「健やかさ」など生活の場面における豊かさに重きを置いた、「家優先の視点」から住まい探しを始めてみてはいかがでしょうか。
―――――続きは、また次回に。
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家を建てるためには、土地が必要です。
なので、土地をご所有されていない方は、土地を購入する事になります。
そして、土地を購入した後に、建物の契約をし、着工⇒完成⇒引渡しというプロセスを経て、ご入居されることになります。
しかし、これはマイホームに入居されるまでの手続き・手順であり、セオリーではありません。
何のセオリーかと問われれば、豊かな暮らしを手に入れる・実現するための。
2010年に、弊社の代表が土地から購入される方々が注文住宅で家づくりをされる際に、失敗しないための考え方を書籍にしましたので、内容をこのブログで公開していければと思います。
そこに書かれてある思考は、出版された時も、今も変わりません。
限りある「予算」の中で、豊かな暮らしを実現数するための家づくりが、失敗と成功という両極端な結果になってしまうは、何故なのか?
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まえがき
「家を建てる」-----その大きな決断は、誰にとっても勇気の要るものです。
しかし、同時にそれは、本当にやりがいのあることであり、得られるものの大きさも測り知れません。
これから新しく造られる家には、お客様の希望が詰まっています。
子供たちの成長を見守りながらここで過ごす多くの時間は、幸せなものであってほしい……。
この願いは、私たち「家を造る側」にとっても同じです。
私たちの手がけた家が、お客様を不安にさせたり、生活を苦しくさせたりするものであってはなりません。
冒頭に「勇気の要るもの」と書きましたように、家を買うには多くの決断をしなければなりません。
お金のこと、子供たちの教育のこと、毎日の通勤・通学のことなどなど、考えなければならないことは山ほどあります。
だからこそ、焦りは禁物です。
家づくりにはある程度、長期的な視点を持ち、時間をかけて取り組むことが大切です。
そして、悔いのない家づくりのためには、やはり多少なりとも知識が必要です。
知識をつけることで、後で「こうすれば良かった!」という事態は必ず避けられます。
特に現在は、インターネット上に多くの情報が存在していますし、家づくりのための知識や情報も簡単に得ることができる環境にあります。
その半面、あまりにも多すぎる情報がかえってお客様を混乱させてしまって、正しい情報や本当に必要な情報を取捨選択することが非常に難しくなっています。
それでも、多くの情報の中からこの取捨選択に成功すれば、家づくりを成功に導く大きな一歩となるのです。
この本は、自分の希望の詰まった家を建てたい、家族の個性を生かした家を建てたい、といった注文住宅思考の方に向けて書かせていただきました。
私が住宅会社を経営し、さまざまなお客様と接する中で気付いた、正しい家づくり成功の秘訣を伝えるべく、手がけた本です。
溢れる情報の中で迷いが生じたら、この本を参考にしていただければと思います。
家づくりのプラスになることはあっても、マイナスになる要素は全くないものと自負しています。
決して、今すぐ家を買いましょう、急いで建てましょうという本ではありません。
大きな夢の実現のためには、時には現実を直視し、立ち止まって深く考えることも重要です。
あせらず、ゆっくり納得の行く選択をしていただくために、この本をお役立ていただければ幸いです。
「第一章:「土地がない」のは成功への近道
私は住宅会社を経営していますので、当然の事ながら家づくりをお考えの多くのお客様と接します。
この第1章では、たくさんの接客の中でつかんだ結論である「家づくりの秘訣」とも言うべき発想、あるいは考え方をご紹介します。
その秘訣は、通常、皆さんが考える家づくりのプロセスとはまったく違う方法と言えるでしょう。
本の冒頭でいきなり結論から入るのは、一番大切なことを初めに伝えることで、この本を手にとってくださったすべての方が、悲しい“夢減の家づくりから解放されて、楽しく希望に満ち溢れた家づくりをしていただけるように、との思いからです。
では、これからその秘訣について説明しようと思います。
家づくりで必ず必要なものが「土地」です。
これは当然です。そのために多くの、土地を持っていないお客様は、まずこの土地を探すために、通常は不動産屋さんへ出向きます。
普通に考えれば当たり前とも思えるこの行動が、えてして良からぬ方向へと進展してしまうことがあるとしたら……。
ここでは、一つ例を挙げて説明していきましょう。
神奈川県北部S市在住で、ご長男の小学校入学を前に、家づくりを計画されているAさん。
奥様と2人で、テレビCMでも名の知られた不動産屋さんへと出かけました。
新居を建てる土地を探すためです。
Aさんの予算は4300万円。漠然とではありますが「土地2000万円、建物2000万円ぐらいかなあ。そのほかにもいろいろ費用がかかると聞いているから、3000万円ほどみておきたいな」と考えています。
「あのー、すみません、家を建てたいので土地を探しているんですが……」
「いらっしゃいませ、どのような物件をお探しですか?」ベテランの営業マンがにこやかに応対します。
「30坪以上で、できれば駅に近いところが良いのですが」
「少々お待ちください」
しばらくして、営業マンは二つの物件ファイルを手に戻ってきました。
「こちらは32坪、駅徒歩5分、そして、こちらが36坪、駅徒歩12分ですね」
気になるのはやはり価格です。
32坪の方が2450万円、36坪の方は2100万円。いずれも当初の予算をオーバーしてしまいます。
しかし現在、駅から徒歩7分の賃貸マンションに住んでいるAさんにとって、駅徒歩5分の物件は実に魅力的に映ります。
そんなAさんの興味を見透かしたかのように、ベテラン営業マン氏は「32坪、駅徒歩5分」の物件に絞って、いよいよアタック開始です。
「駅から5分で1坪70万円台の物件は、このあたりではなかなか見つかりませんよ」
「でも、だいぶ予算オーバーなんです。土地は2000万円ぐらいまでと考えていたもので……」
「新築でしたね……。建物もすべて含めて、いくらぐらいでお考えですか?」
「4000万円ぐらいまでなら……」
「それでしたら、建物の方を少し抑えればいいじゃないですか。私どもで、安く建ててくれる会社をご紹介することもできますよ。なにしろ住まいは立地が第一ですから」
「いやー、しかし土地と建物のほかにも、仲介手数料とか、登記費用とか、いろいろ経費がかかると聞いていますし」
「諸経費ですか、そうですねえ、このケースでしたら200万円もみておけば十分でしょうね。残りの1350万円で、十分立派な家が建てられます。何度も言いますが、とにかく住まいは立地が第一ですよ」
初めて家をつくるAさんですから、巧みな営業マンの言葉には、ついつい誘導されてしまいます。
呪文のように「立地、立地」と唱えられ、やがてAさんの心は、当初考えていた予算を450万円もオーバーする、駅から5分の土地に大きく傾いていきます……。
結局、営業マンの「こういうお買い得物件は、すぐに売れてしまいますよ」との案内で、現地の確認もほどほどに、Aさんは駅徒歩5分の土地を購入することになりました。
その後、予算内で理想のご自宅も建てることができ、家族幸せに暮らすことができました。
めでたし、めでたし。
……となれば良かったのですが。
実際には、不動産屋さんが「200万円あれば大丈夫」と言っていた諸経費でしたが、いざ建物を建てる前に土地の地盤調査を行ってみたところ、購入した土地は地盤が弱かったために、家を建てるには地盤改良をする必要があることがわかりました。
その費用は約150万円。結局、不動産屋の営業マンが言っていた諸経費を大きく上回り、350万円以上かかってしまいました。
その結果、当初建築費用として考えていた予算、約2000万円は、約1200万円しかなくなってしまったのです。
家を建てた後のAさんは、後悔することしきりです。
建築費を抑えたばかりに、奥様から熱いリクエストが寄せられていた食器洗い機付きの最新式キッチンは、ごくありきたりのものになり、Aさん自身が「家を建てるならば絶対に欲しい」と思っていた書斎もなくなりました。
子どもたちと一緒に過ごす広いリビングも、夢破れて手狭なものになってしまいました。
また、一度現地確認に行った時には、まあまあの日当たりのように感じたはずなのに、実際に住んでみると、少し離れたところに建っている高層マンションのせいで、夕方以外はほとんど日が当たりません。
それに、何もなかった時は広く感じた土地ですが、現実的には駐車場がギリギリのスペースしか確保できず、車の出し入れに今も苦労する始末……。
さらには、あれほど欲しかった駅徒歩5分という立地ですが、夜の遅い時間まで人の行き来が多く、高層階に住んでいた時には意識しなかった騒音も気になります。
もし不動産屋さんに勧められるままに土地を買ってしまわずに、もう少し落ち着いて考える余裕があったら……。
Aさんのケースを「悲劇」とまでは言いませんが、これは建てた後に後悔することになる、典型的な例と言うことができます。
―――――続きは、また次回に。
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WEBサイトからの情報も、早くて便利で、手軽感満載ですので、家づくりを行う上では、今や欠かせないツール。
家づくりにのみならず、何の分野でも当てはまる最強ツールと言っても過言ではないかと。
菊池です。
それでも、意外と家づくりをされる方々の間では、紙媒体も根強い情報源で、雑誌によっては紙質も様々だったりするので、書店でお目当ての分野の書籍を探すのは、チョットしたレジャー感覚で楽しめた経験をされた方も多いはず(^ε^)♪
画像は「KINFOLK」というアメリカ発のライフスタイル誌。
食や暮らし、旅や趣味など、生活にまつわる様々な要素を写真でつづる雑誌なので、その写真からも家づくりにおいてのヒントや好みの参考になる写真が多くあるかと。
価格1500円の年4回の季刊誌なので、あまりポピュラーに流通していない感はありますが、大型書店に行けばバックナンバーも在庫していたりするので、よろしければ是非(≧∇≦)
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今月の課題本は、こちら。
「科学的に元気になる方法を集めました」
確かに集まってましたσ(^_^;)
社員の方々には、元気で居て欲しいという社長の意図だと思います(-^□^-)
今週も、どうぞヨロシクお願いしますm(_ _)m
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今月は、役員・執行部の方々と、社員の方々が読む書籍が同じなので、今月の課題図書はこちらのみ。
僕らのような建設業者には、もってこいの書籍です。
参考になる整頓術もそうですが、仕事に対しての思考も磨かれるヒントが満載でした\(^_^)/
また、画像もカラーで沢山掲載されているので、理解度も活字を読むより遥かに深い。
やっぱり、人に物事を伝えるのであれば、理屈よりビジュアルですねぇ~σ(^_^;)
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今月の課題図書は、この2冊。
課題図書という制度が始まって4年目に入った今年は、過去に読んだ書籍の読み返し。
まずは、弊社の近所でもある電化のヤマグチさんの本。
大変参考になった書籍です。
今年から開始した施策の「応援団」は、まさにこの本がルーツです。
役員限定の課題図書は、久々のP500超の「影響力の武器」
・・・そろそろ読み始めないと終わらない(゚_゚i)
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