月末に一度、家のことを“言葉にしてみる”時間を

あっという間に5月も最終日ですね。 新年度が始まったと思ったら、もう次は6月。 日々の仕事や家事に追われていると、月の切り替わりすら気付かずに過ぎてしまうことも多いと思います。 そんな日だからこそ、今日は少しだけ手を止めて、家のことを“言葉にしてみる”時間を持つことをおすすめしたいです。

菊池です。

家のことって、毎日の中で感じていることはたくさんあるはずなのに、いざ「どこが気になりますか」と聞かれると、案外言葉にならないものなんですよね。 「なんとなく落ち着かない」 「なんとなく動きにくい」 「なんとなく寒い、暑い」 この“なんとなく”が、家づくりやリフォームを考え始めた時に、なかなか前に進まない原因になりがちです。

そこでおすすめしているのが、月末に5分だけ、紙でもスマホのメモでもいいので、思いついたことを書き出しておくことです。 家のどこで一番時間を過ごしているか。 逆に、ほとんど使っていない場所はどこか。 朝、家族の動きがぶつかる場所はないか。 帰宅した時にホッとする場所はあるか。 一週間の中で「ちょっと面倒だな」と感じる動作は何か。

これを毎月続けていくと、自分たちの暮らしのクセが、けっこうはっきり見えてきます。 家づくりは、夢や憧れから入るのも大事ですが、最終的に効くのは、こういう“日々の小さな違和感”を拾えているかどうかなんですよね。 住んでみてから「あ、ここちょっと違うな」と感じる家と、「思っていた通り」と感じる家。 この差は、打合せの前に自分たちが何を言語化できていたか、で決まっている部分がかなりあります。

SOLE LIVINGの家づくりでも、暮らしのインタビューを大切にしていますが、聞かれた側がスラスラ答えられるかどうかは、それまでの“自分たちの暮らしへの観察”にかかっています。 逆に言うと、月末の5分のメモを数カ月続けてから打合せに来られる方は、最初から提案の精度が違います。

5月最後の今日、お休みの方も、お仕事の方もいらっしゃると思いますが、寝る前の少しの時間でも構いません。 「うちの家、最近どんな感じだろう」と、一度立ち止まって眺めてみてはいかがでしょうか。 こういう小さな積み重ねが、いざ家づくりが本格化した時に、すごく効いてきますよ。

それでは、また。

No.7138

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