考えよ(゚_゚i) 

業界メディアの新建ハウジングさんの記事をベースに、自社事として具体的な行動を取るとすると・・・という事を考える訳だが、活字にすると何故か抽象的に捉えてしまうなと(T▽T;)

とは言え、現状考えられる事と実行出来そうな事はこんな感じかなと。

<対応>

  1. 工期の適正な設定と計画: 住宅の場合であれば、現在の基本4ヵ月の施工期間を短縮し、月間45時間以上の時間外労働が発生しないよう、工期を見直す必要がある。
    現場の特性に合わせたリアルな工期設定と、それに基づく詳細な施工計画を策定する。

  2. 労働力の適正な配置: 人員の増員以外の施策が対応前提だが、作業の効率化や専門的な業務委託を検討することで、現場での労働負荷を軽減できるかもしれない。
    技術的な工夫や業務の再編により、時間外労働の削減を目指せる。

  3. 技能向上とトレーニング: 施工管理者のスキルを向上させるためのトレーニングはやりたいが、その時間を確保できないスキルであるが現状。
    高度な計画立案、調整、リソース管理、コミュニケーションスキルなど、施工管理者の業務に不可欠なスキルを磨き続ける事が出来れば、より効率的な現場運営が可能になる。
  4. 情報共有とコミュニケーション: 異なるプロジェクト間でのノウハウ共有や最良の施策実例の共有が必須。
    施工管理者同士のコミュニケーションを活発化させ、問題解決や効果的なアイディアの交換を図り、実践させる環境が必要。
  5. 労働環境の改善: 労働環境の改善に注力し、作業効率や安全性を向上させる事はこれまで通りのテーマだが、そこに進化を感じないのが現状。
    労働条件の改善が時間外労働の削減に繋がるという理解は誰しもが持っているので、具体的に行動できる環境を作る。

<処遇策>

では、対応策に応じられなかった場合の処遇策を講じるとすると、

  1. 評価と改善計画: 施工管理者の業績や労働時間に基づいて評価し、改善計画を共に策定する。
    課題を特定し、個別に対応策や改善策を共有することで、将来的な業務遂行の向上に繋がるかと。
  2. 労働時間の見直し: 業務内容やプロジェクトの特性に応じて、労働時間の見直しは必須。
    過度な時間外労働の発生を防ぐために、業務の適正な範囲内での労働時間を再評価し、職種や業務毎に基本となるマニュアル製作し実行しながら改善する。
  3. キャリアパスの再構築: 施工管理者の将来的なキャリアパスを再検討し、個別の働き方や組織内での成長を支援する制度や仕組みが必要。
  4. 相談とコミュニケーション: 施工管理者の意見や状況を尊重し、上司と定期的なコミュニケーションを取る事で、業務の負担や課題についての相談を可視化し、適切な対応策を組織で模索する。
  5. 適切な評価と報酬: 労働時間の削減に向けた努力や成果に対して、適切な評価と報酬が要。
    現状の評価の仕組みを都度ブラッシュアップし、業務への取り組みの精度に関しても、評価と推奨をする。

これらの対応策と処遇策を総合的に検討し、期日までに社内での労務管理体制を具体的に運用出来れば、法改正後の効果的な現場運営を実現する事も無理ではないという仮説です σ(^_^;) 

挑戦は続く (^_^)v

それでは、また。

No.6143
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