施工管理DX

 

自社の注文住宅の現場では、各工程のポイントで品質管理目的の立会検査を行っています。

昨年までは、施工担当者が建築現場で各ポイントを目視で検査し、是正点があれば担当業者へ連絡し、是正日を決定するという流れで。

この方式は、至ってスタンダードな業務手段なので、これまで複数の現場が各検査ポイントの工程に差し掛かった場合は、担当者が各現場へ移動し検査を行うという方法。

現場数によっては、大変時間の要する業務になり、せっかく現場へ行くのだから他の用件も一緒にまとめようと時間調整から備品調達やらを段取りする時間も必要になってました。

今年度からは、品質管理を目的とした自社検査は、全てリモートで実施出来るように仕組みを変えた結果、様々な有効ポイントが生じる事が明確になりました。

まず、移動が無い事で時間が有効活用でき、かつ現場の立ち合いは、検査項目を担当する協力業者本人が立ち会う為、是正点が発見できれば、その場で指示し是正方法から実施日まで、その日に決定できる。

画像は、検査結果をレポート化したデータ例。

全てデータ化し、施工管理システムで営業、設計、インテリアコーディネーター、各協力業者まで同時に共有できるのは、伝言ゲームが無くなる為、現場でのトラブルも激減する。

ようやく半年で、管理精度がここまでの手順を通常化できるまでになったので、下期は更に施主への進捗等の情報共有手段も今以上に有効に出来るように、改良して行く予定です。

今後は、自社ホームページ内にも施工管理のコンテンツを制作し、自社の管理方法等を具体的に公開出来ればなと。

それでは、また。

No.6098
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