いま、家を買うべき?——最新データから読み解く住宅市場と賢い判断軸

某建設業界紙の記事で、「フラット35申請状況、前期比150%の大幅増」「9月首都圏新築戸建て、2カ月連続上昇 全体で上昇基調が続く」という記事が。

そこから読み解く、これからマイホームをいう方々にとっての判断軸を簡単に以下で。

記事の内容を要約すると、

1.新築戸建の価格は首都圏で上昇基調が継続。 2025年9月の平均価格は4,831万円(前月比+0.1%)、東京都・横浜/川崎・さいたま・千葉西部などで2017年以降の最高額を更新。前年比も+5.6%で13カ月連続上昇です。

2.固定金利の「フラット35」利用が急増。 2025年7〜9月の申請戸数は前同期比150.7%と大幅増。10月時点の金利は年1.89%前後(融資率9割以下)で、金利上昇リスクを避けたい層に支持が広がっています。

まとめると、価格は強含み×固定金利の安心感が評価されている局面。 「いつ買うか」は、家計の耐性(返済負荷)と金利観で決めるのが合理的かと。

東京都や横浜・川崎などで高値更新が続き、前年同月比でも上昇傾向です。

一方で住宅ローンは固定型の安心感に再注目。フラット35の申請は前年同期比150%超へ伸び、10月金利はおおむね1.8~1.9%台。先行き金利不透明感の中で「返済計画の見通し」を優先する層が増えています。

買うか待つかは“値ごろ感”ではなく“家計の耐性”で判断を。

目安は、

①返済負担率20~25%(共働きでも30%超は要注意)

②手取りの2~3割の余裕を確保

③可変を選ぶなら+1.0%の金利上昇に耐えられるか。

上昇局面で負けない進め方は、総予算(土地+建物+諸費用)の上限を先に固定し、仕様は優先順位で調整。

金利は固定を軸に、家計に余白が大きい場合のみ可変を“初期負担の軽さ”として限定活用。

立地は将来の売却・賃貸まで想定し、駅距離・生活利便・学区・災害リスクで加点。

加えて断熱・設備の性能を電気料金シナリオで30年の累計差まで見える化すると、実質負担を抑えられます。

「買ってよい人」は、返済負担率25%以内・生活の不確実性が小さい・性能重視で光熱費まで最適化できる方。

「待ったほうがよい人」は、転勤等の不確実性が高い、金利+1.0%で家計が崩れる、自己資金を確保できない方。

結論、相場は強含みでも“家計の耐性”が決め手になるのは、市況に関わらず常ですね。

それでは、また。

No.6928

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【要チェック!】相陽建設公式Instagram「@soyo_koho」徹底解説

今回は、弊社の社風や家づくりの姿勢を垣間見ることができる公式Instagramアカウント「相陽建設株式会社 広報文化会(@soyo_koho)」のご紹介を。

広報文化会とは一体どのような活動をしているのか、そしてこのアカウントが目指す広報目的とは何でしょうか。


1. 「広報文化会」とは?アカウントが持つ独自の広報目的

このアカウント名にある「広報文化会」という名称が、一般的な企業アカウントと一線を画しています。

単なる「お知らせ」や「施工事例」の発信に留まらない、より深い目的があります。

目的は「文化」の共有と信頼性の構築

相陽建設の広報文化会アカウントは、以下の3点を主な広報目的としています。

  1. 企業理念の浸透と共感の獲得:
    • 「住むと健康になる家」というコンセプトは、素材への徹底的なこだわりと医学的根拠に基づいています。このアカウントでは、その理念がどのように現場や日常で実践されているのか、*企業の「文化」*として発信することで、ユーザーからの深い共感と信頼を獲得することを目指しています。
  2. 社員の人柄と親しみやすさの発信:
    • 家づくりは、お客様と会社の「人」との長い付き合いになります。働く社員の紹介、社内イベント、オフの表情などを文化として発信することで、企業の透明性を高め、「この人たちに任せたい」という安心感に繋げます。
  3. 地域との繋がりを深める:
    • 地元相模原を大切にする企業として、地域活動の様子や、地元の魅力なども発信。地域住民の方々との接点を増やし、より愛される企業を目指しています。

2. @soyo_koho で見られる投稿の魅力

具体的な投稿内容は、弊社ならではの魅力を多角的に伝えています。

① 「家づくりの裏側」を深く掘り下げる

完成した住宅だけでなく、「0宣言の家」に使用される自然素材の紹介や、熟練の職人さんの技術、構造躯体の様子など、普段は見えない家づくりの「根幹」部分にフォーカスした投稿が多いと推測されます。

家づくりに対する真摯な姿勢や、安心・安全へのこだわりが、一つ一つの投稿から伝わってきます。

② 現場で働く「人」にスポットを当てる

「文化会」の名の通り、社員紹介や社内イベントの様子は人気のコンテンツかと。

家づくりを支える設計士、現場監督、大工さん、そして事務スタッフまで、個性豊かな社員の人柄が伝わることで、企業全体に温かみと親しみやすさが生まれます。

③ 地域密着の活動報告

相模原を拠点とする相陽建設にとって、地域との連携は不可欠です。

地元のイベント参加報告や、地域貢献活動の様子などを発信することで、「相模原の企業」としての存在感を確立し、地域に根ざした信頼感を高めます。


まとめ

相陽建設株式会社 広報文化会(@soyo_koho)は、単なるPRツールではなく、「住むと健康になる家」という哲学と、それを実現する社員の想い・企業の文化を立体的に伝えるための窓口です。

住宅の購入を検討されている方はもちろん、自然素材の家づくりに興味がある方、地域で働く企業の日常を知りたい方にとっても、フォローする価値のあるアカウントです。

ぜひこの機会に、相陽建設のInstagramをチェックして、その魅力的な「文化」に触れてみてください!

相陽建設株式会社 広報文化会 Instagramアカウントはこちら https://www.instagram.com/soyo_koho/

それでは、また。

No.6927

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リノベで失敗しないために——よくある“落とし穴”と、トラブル未然防止メソッド

住宅相談の統計を見ると、リノベのご相談は“施工の不具合”だけでなく“契約まわりの行き違い”も目立ちます。

相陽建設は診断→見積→契約→施工→アフターの各フェーズで先回りの仕組みを整え、リスクを可視化。この記事では、よくあるトラブルの構造と当社の具体的な対策をまとめました。
※元データは住宅相談統計(2025年版)等を参照


よくあるトラブル3類型(まず全体像)

  • 技術系:はがれ/雨漏り/変形/性能不足など。原因は既存躯体の想定違い、納まり設計の粗さ、施工手順・品質管理の弱さ。
  • 契約系:工事項目の曖昧さ、追加・変更合意の不備、諸経費の理解不足による着工後のコスト・工程ブレ。
  • 営業スキーム系:訪問販売起点の急ぎ契約で、クーリング・オフや解約希望に発展する例。

相陽建設の「未然防止&確実是正」アプローチ

1. 設計前“診断”の標準化

  • 現況調査+劣化診断+インフラ点検を基本パッケージ化。構造・断熱・雨仕舞いのリスク仮説を設定し、設計要件へ反映。
  • 想定外に備え、予備費(レンジ)と代替案を同時提示。——“想定外を想定内に”。

2. 見積りは「内訳×根拠」を見える化

  • 工種別×部位別の内訳と、諸経費の算定根拠を明示。
  • 相見積り歓迎。比較用チェックリスト(妥当性/項目の適切性)をご用意。

3. 契約条件の“握り”を精緻に

  • 追加・変更(V.O.)管理フローを契約条項に明記(起票→見積→承認→反映)。
  • 中間精算×出来高確認で「お金・品質・工程」を同期し、後戻りを抑制。

4. 施工中は“止める・やり直す”が標準

  • 着工前キックオフ/中間検査(規模による)/完了検査の3ゲートを運用。
  • 雨仕舞い・防水・気密など不具合多発部位は専用チェックリストで重点管理。

5. 共同住宅は“管理規約×工事区分”から

  • 専有/共用の切り分け、騒音・搬出入・近隣調整までパッケージで対応。管理組合・管理会社との協議を代行し、合意形成プロセスを見える化。
  • 養生と施工手順を強化し、変形・はがれ・性能不足のリスクを抑えます。
  • 併せて、当社の「マンションリノベーションの考え方」もご覧ください。

6. 訪問販売トラブルへの予防啓発

  • 「その場で契約しない」「見積根拠の提示を求める」「クーリング・オフ条件の確認」という3原則を無償でアドバイス。契約前のご相談を推奨します。

7. 保険・第三者の“最後の砦”

  • リフォーム瑕疵保険の付保を推奨。万一の際の是正・補償ルートまで事前に設計します。

8. 引渡し後は“データで見守る”

  • 定期点検を実施し、不具合データを標準納まりへ継続的にフィードバック。再発防止に努めます。
  • 当社の「アフターメンテナンス方針」も併せてご覧ください。

こういう方に、特に私たちが向いています

  • 費用の内訳と根拠をきっちり理解してから進めたい
  • 共働き等で時間が限られるので、決めどころだけ押さえたい
  • マンション規約や近隣調整まで伴走してほしい
  • 万一の際の是正・補償ルートを事前に確保したい

まずは「診断+概算+比較ものさし」から

相談は無料で、簡易の現況診断・資金計画をご提案します。

「戸建リノベーションのご案内」「マンションリノベーションの考え方」「アフターメンテナンス方針」なども、あわせてご確認ください。

それでは、また。

No.6926

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性能×備え×運用

地震や台風への備えは大切だと分かっていても、「面倒そう」「壁に穴を開けたくない」「何から手を付ければいいか分からない」という理由で、家具固定や感震ブレーカー、窓・屋根の強化などが後回しになりがちです。

某業界紙の記事によると、内閣府が公表した「防災に関する世論調査(速報)」では、実際、固定や対策の実施率は想像以上に低く、必要性の理解と行動のあいだに“大きな溝”があることが浮き彫りになっています。

相陽建設は、この“最後の一歩”を越えるために、今後の取組みとして、設計・設備・運用を一体で提案しできればなと思います。

①新築時から「固定を前提にした設計」。造作家具や耐力壁付近に下地を標準化し、後から見映えよく金物を取り付けられるディテールを用意する。

②通電火災を防ぐ感震ブレーカーを標準提案し、「太陽光+蓄電池」で停電時の在宅避難を支える電源計画をセットで提示する。

③台風期の被害を抑えるため、シャッター・ガラス仕様の最適化や屋根金物の事前診断を実施する。

④OB様には“家具固定・転倒防止”の訪問サポートをメニュー化し、所要時間と費用を明確にする。

⑤ご家族と一緒にハザードマップを読み解き、避難動線・備蓄・保険特約まで可視化する個別相談を恒常開催する。

上記の5点の取組みを実施できる様にできれば、より安心・安全を担保できる提案になるかなと思っています。

家は「性能×備え×運用」で初めて“守る力”になります。

構造・断熱といったハード性能を高めるだけでなく、日常の使い方や非常時の段取りまでを整えることが重要です。

相陽建設は、設計段階から引渡し後の運用まで伴走し、「面倒」を仕組みで解消します。

まずはモデルハウスで生活導線を拝見してみて下さい。

それでは、また。

No.6925

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相模原住宅公園 1周年感謝フェア

相模原市中央区「バーディ大通り」沿いに位置する【相模原住宅公園】が、オープン1周年を迎えました。

11月は「1周年感謝フェア」と題し、家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさん。

たとえば、11/2の「PIZZA-LAピザづくり体験」、11/3の「わくわく移動遊園地」、11/16の「はしご車撮影会」など、お子さま連れにも嬉しい企画が続きます。

これから家づくりを検討している方にとって、絶好の情報収集&体験の機会です。

■展示場見学の“リアルなメリット”

住宅公園では、様々なハウスメーカーが出展しています。

それぞれが提案する間取り、断熱性能、デザインテイストを一度に比較できるのが最大の魅力。

パンフレットやWEBではわからない「空気感」や「住み心地」を実際に体感できるのが住宅展示場見学の価値です。

■モデルハウスで“自分たちの暮らし方”を具体化

一方で、総合展示場では多くのモデルハウスを回るうちに「どこが自分たちに合うのか」迷ってしまうことも。

そんな時こそ、相陽建設の単独モデルハウス(相模原住宅公園から車で約7分)を訪れてみてください。

地域密着の工務店として、実際の生活動線・収納計画・自然素材の質感まで、リアルサイズの家づくりを体感できます。

展示場で得たアイデアを整理し、「自分たちらしい家」を具体的に描く場として最適です。

■見学後は“相談”で次の一歩へ

相模原住宅公園で最新の住宅トレンドをチェックした後は、ぜひ相陽建設のモデルハウスへ。

設計士やスタッフが、土地・資金・間取りのことまで一貫してご相談に応じます。

「展示場で見た理想の家を、現実に落とし込む」──その第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?

👉 相模原住宅公園イベント詳細はこちら
https://www.housing-messe.com/exhibition/sagamihara/

■FAQ

Q1. 住宅公園と単独モデルハウス、両方行くメリットは?
A. 多社比較で“方向性”を決め、単独モデルで“具体化”します。迷いが減り意思決定が早まります。

Q2. 何を見れば違いが分かりますか?
A. 断熱性能値、窓の取り方、家事動線、収納量、内外装素材・メンテ費、アフターフォローの7点です。

Q3. 相談だけでも大丈夫?
A. もちろん。資金や土地の相談についてもOKです。

それでは、また。

No.6924

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【開催後記】防災ワークショップ開催報告|地域で備える「もしも」と「いつも」

秋晴れの心地よい10月25日(土)、相陽建設 相模原スタジオにて「防災ワークショップ」を開催いたしました。

ご参加いただきました地域の皆様、誠にありがとうございました。

弊社は、「地域密着・地域貢献」を経営理念に掲げ、相模原の地で皆様の住まいづくりをお手伝いしてまいりました。

家は、暮らしを守る大切な場所です。

その家づくりに携わる弊社だからこそ、万が一の災害時に皆様の命と生活を守るお手伝いができないだろうか——。

そんな想いから、今回の防災ワークショップを企画いたしました。

当日は、「火を使わない防災レシピ」「簡易トイレの作り方」「持ち歩ける防災グッズ」という、災害時に直面する“衣・食・住”の備えを体験・学習していただきました。

「知っている」から「できる」へ!体験が自信に

今回のワークショップで、参加者の皆様から特に多くのご好評をいただいたのが、「簡易トイレの作り方」と「持ち歩ける防災グッズ」の体験でした。

① 簡易トイレの作り方 ダンボールやゴミ袋、新聞紙といった身近なもので簡易トイレを作る体験では、「知ってはいたけれど、実際に作ってみるのは初めて」という方が多くいらっしゃいました。 参加された方からは、「実際に体験できて、本当にタメになりました!すごく作るのも簡単で安定していて、作れてよかったです!」という嬉しいお声をいただきました。また、「作る体験ができた」こと自体が、万が一の時の自信につながったご様子でした。

② 持ち歩ける防災グッズ(防災ボトル) 警視庁のX(旧Twitter)でも話題となった「防災ボトル」作りも、皆様楽しみながら参加してくださいました。 「ボトル作りも楽しく、これを持っていれば安心と思えました!」「必要な物をコンパクトに持ち歩けるので安心です」といったご感想をいただき、防災は「やらなければならない」と構えるだけでなく、「楽しみながら備える」ことが継続のコツだと改めて実感いたしました。

③ 火を使わない防災レシピ 防災食の試食では、「実際に食べてみて美味しかったし、家で作ってみようと思いました」と、その実用性にもご満足いただけたようでした。

「もしも」の備えと、「いつも」の住まい

イベント後のアンケートでは、参加された皆様から「とても満足」「満足」という温かいお言葉を多数頂戴し、スタッフ一同、心より感謝しております。

「気軽に体験できるイベント」として、地域の皆様に防災意識を高めていただくきっかけをご提供できたのであれば、これほど嬉しいことはありません。

同時に、皆様からは「飲み水を作る方法が知りたい」「お家の防犯についても知りたい」「ヘコんだ壁や床を直す実演をしてほしい」といった、次につながる貴重なご意見もいただきました。

これらの声にお応えし、今後も地域に役立つイベントを企画してまいります。

さて、防災は「もしも」の時の備えです。

しかし、その「もしも」の時に私たちを守ってくれるのは、「いつも」暮らしている我が家です。

今回、アンケートではお住まいに関するお悩みも寄せられました。

「パイン材の床にしたのですが、8年住んで、傷が目立ってきました」

「もうすぐ外壁のご相談時期だな、と思っています」

これらのお悩みに対し、「まだ大丈夫」と感じていらっしゃるかもしれません。

しかし、大切なお住まいも、私たちと同じように年月の経過とともにメンテナンスが必要です。

「家の中が寒い」「窓が結露している」「壁紙が汚れている」……。

そういった日常の小さなお困りごとは、もしかしたら住まいの性能が低下しているサインかもしれません。

屋根や外壁の劣化を放置してしまうと、家の耐久性そのものに影響を与え、万が一の災害時に十分な性能を発揮できなくなる可能性もあります。

弊社は、家を建てて終わり、ではありません。

皆様がこの地域で末永く、安全・快適に暮らし続けていただくため、建てた後の暮らしにも寄り添い続ける「地域密着」のパートナーです。

今回ご要望いただいた「壁や床の補修」や「お家の防犯」も、私たち建築のプロフェッショナルが最も得意とするところです。

新築や大規模なリフォームはもちろん、「床の傷が気になる」「外壁の色あせが心配」といった小さなご相談から、お住まいの耐震性や断熱性のご相談まで、お家のことなら何でもお気軽にお声がけください。

これからも相陽建設は、イベントという形での「地域貢献」と、本業である「建築」の両輪で、皆様の安心・安全な暮らしを力強くサポートしてまいります。

改めまして、防災ワークショップにご参加いただき、誠にありがとうございました。

モデルハウスにも、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

それでは、また。

No.6923

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家づくりが大きく変わる? 「BIM」とは?

これから家づくりを計画されている皆さまは、きっと夢や希望で胸がいっぱい。

「あんな間取りにしたい」「こんなデザインのキッチンがいいな」と、想像が膨らむはず。

その一方で、「手続きが難しそう」「図面を見ても、実際の広さがよく分からない」といった不安の声を伺うことも少なくない。

そんな家づくりのプロセス、特に「建築確認」という専門的な手続きが、皆さまにとってより分かりやすく、スムーズになるかもしれない、という話題を。

キーワードは「BIM(ビム)」です。


「BIM」って何? 難しくない「未来の図面」のお話です

「BIM」という言葉、初めて耳にする方も多いかもしれませんね。

BIMとは「Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」の略で、難しく聞こえますが、簡単に言えば「パソコンの中に、まるごと一軒、3Dの家を建ててしまう技術」のことです。

これまでの家づくりでは、「平面図(間取り図)」や「立面図(外から見た図)」といった、たくさんの「線」で描かれた2Dの図面が主役でした。

僕たちは、それらの図面を頭の中で組み合わせて立体的な家をイメージするのですが、お客様にとっては「この図面から完成形を想像するのは難しい」というのが正直なところだったと思います。

しかしBIMは違います。

最初から「立体(3D)」で家を設計していきます。

柱がどこに立ち、壁がどれくらいの厚みで、窓はどの高さにあるのか。それだけでなく、その壁の素材は何か、断熱材はどれくらい入っているか、といった「情報(Information)」も、すべてその3Dモデルに詰め込まれています。

まさに「情報を持った、未来の図面」なのです。


「建築確認」にBIMが使われると、何が変わるの?

家を建てる前には、その設計図が「法律(建築基準法など)や安全基準をちゃんと守っていますよ」というお墨付きをもらうために、役所や専門機関に図面を提出し、審査してもらう「建築確認」という手続きが必ず必要になります。

今までは、先ほどお話しした「2Dの図面」を何十枚も印刷して提出し、審査官がそれを一枚一枚チェックしていました。

ところが来春から、この建築確認の申請に、BIM(3Dの家そのもの)のデータをそのまま使えるようになる可能性が高まっています。

これが実現すると、家づくりを進める皆さまにも、大きなメリットが生まれます。

メリット1:お客様との「イメージのズレ」がなくなる!

これが最大のメリットです。

私たちは、お客様との打ち合わせでBIMデータを使い、まるで家の中を歩き回るかのように(ウォークスルー)空間を体験していただきます。

「図面で見るより、LDKが広く感じるね」 「ここにソファを置くと、通路はこれくらい空くのか」 「窓からの日差しは、こんな風に入るんだな」 といったことが、建設前にリアルに分かります。

これにより、「建ててみたら、思っていたのと違った…」という後悔をゼロに近づけることができます。

メリット2:審査がスムーズに(=家づくりが早くなるかも)

2Dの図面を読み解くよりも、3Dモデルで確認するほうが、審査する側も「法律を守っているか」が一目瞭然です。

また、BIMは設計の初期段階から「ここの柱と窓がぶつかっている」といった設計ミスを自動で検知してくれます。

つまり、設計のミスが減り、審査もスムーズに進む

その結果、皆さまの家づくり全体のスケジュールがより円滑に進むことが期待できます。


「分かりやすい家づくり」を。

私たちは、このBIMの可能性に早くから注目し、国の動きに先駆けて、お客様の家づくりに積極的に導入を検討しています。

なぜなら、BIMは単なる便利なツールではなく、お客様の大切な家づくりを「見える化」し、「後悔させない」ためのツールだと信じているからです。

建築確認という「手続き」がBIMに対応することは、私たちプロにとっても大きな一歩ですが、それ以上に、家づくりの主役であるお客様にとって、「分かりやすく、安心できる家づくり」がスタンダードになる、素晴らしい変化だと感じています。

家づくりは、一生に一度の大切なイベントです。 「よく分からないまま進んでしまった」ということだけは、絶対にあってはなりません。

そんな疑問をお持ちの方は、相陽建設の「未来の家づくり」を体験しに、お気軽にご相談にいらしてください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

それでは、また。

No.6922

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フレッシュ素材でつくる!クリスマスリースづくり

早いもので、今年もこちらのイベントの募集時期となりました。

「《相模原市矢部》フレッシュ素材でつくる!クリスマスリースづくり」

朝晩の冷え込みが深まり、街が少しずつクリスマスの装いへと変化していく季節となりました。

新しい家での暮らしを夢見る皆様の心にも、わくわくするような暖かな光を灯す特別なイベントを、今年もご用意いたしました。

この度、相模原市矢部の弊社モデルハウスにて、クリスマスリースづくり」**ワークショップを開催いたします!

季節のぬくもりを手作りで。心豊かなひとときを。

今回のワークショップでは、本物の針葉樹などのフレッシュな自然素材をふんだんに使用します。

市場から届いたばかりの、みずみずしい素材を自分の手で組み合わせる時間は、何にも代えがたい豊かなひとときです。

完成するのは、世界に一つだけのオリジナルリース。森の清々しい香りに包まれながら、時間を忘れて集中することで、日々の忙しさを忘れるリフレッシュ効果も期待できます。

お子様との共同作業は思い出となりますし、新居の玄関やリビングを飾るリースを、ご家族の愛とぬくもりを込めて手作りしてみませんか?

自然素材のリースは、日が経つごとにドライになっていく様子も楽しめ、長くクリスマスの季節を彩ってくれます。

家づくりは「暮らしを楽しむ」ことから始まります。

「そろそろ家を建てたいけれど、何から始めたらいいのだろう?」

「住宅展示場は敷居が高い気がして…」と、家づくりへの一歩をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。

相陽建設は、お客様の「暮らしを楽しむ」家づくりを大切にしています。

今回のワークショップも、家づくりの第一歩を気軽に、そして楽しく踏み出していただきたいという思いから企画いたしました。

リースづくりで心癒された後は、会場に隣接する弊社のモデルハウスをご自由にご見学いただけます。

自然素材を活かした空間デザインや、日々の生活を豊かにする工夫など、相陽建設の家づくりへのこだわりを、実際に見て、触れて、体感してください。

モデルハウス見学と合わせて、新築はもちろん、今お住まいの家をより良くするリノベーションのご相談も承ります。

「予算はどれくらい?」「土地探しはどうすれば?」といった素朴な疑問から、具体的な間取りのアイデアまで、お飲み物を片手に、リラックスした雰囲気の中でお気軽にお話しいただけます。

どうぞ、この機会を「家づくり相談会」という堅苦しい場ではなく、「楽しいイベントのついでに、ちょっと話を聞いてみようかな」という気持ちでお役立てください。

イベント概要とお申し込み方法

季節の手仕事と、心温まる家づくりへのヒントが詰まったこの特別な一日。

席数に限りがございますため、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

項目詳細
イベント名《相模原市矢部》フレッシュ素材でつくる!クリスマスリースづくり
開催日時2025年11月23日(日)
【午前の部】 10:00~12:30
【午後の部】 14:00~16:30
開催場所神奈川県相模原市中央区矢部2-29-1(相陽建設モデルハウス隣接)
対象これから家づくりをお考えの方々

皆様の夢見る新しい家での暮らしを応援するため、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

▼お申し込みはこちらから!

《相模原市矢部》フレッシュ素材でつくる!クリスマスリースづくりへの参加予約

それでは、また。

No.6921

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店舗リノベで叶えたパティスリー 「Okoju」 

本日は、以下の施工事例をご紹介(^^♪

「相模原市・東林間のパティスリー「Okoju(オコジュ)」さんの店舗リノベーション」

オーナー様の「地域に愛されるお菓子屋さん」を形にするため、木の質感と落ち着いたグリーンを基調に、やわらかな光で包み込む照明計画を採用。

入口からショーケース、会計へと自然に導く導線と、仕込み・焼成・仕上げを最短距離でつなぐバックヤード計画により、居心地と作業効率を両立しました。

小さな店舗でも“欲しい世界観”と“日々の回しやすさ”を同時に実現できることを体感いただける事例です。

これから家づくりをご検討の方には、色・素材・照明の“統一感”が暮らしの質を左右する点が参考になります。

店舗内で見せ場となる壁面やペンダント照明や収納やそこに至る動線も、店舗のバックヤード計画を「最短・最小・最適」に整えることで、毎日の小さなストレスを解消できます。

特に、飲食店の出店を計画中の方には、ブランドカラーの“一点投入”、サインと外観の見え方、ショーケースの照度と背景の明度差、レジ前の待機ストレス軽減など、売上に直結する工夫をトータルでご提案可能です。

保健所・消防・換気や給排水の法規・衛生計画も、設計段階から先回りして伴走いたします。

相陽建設(SOLE LIVING)は、住宅も店舗もワンストップで対応。構造・断熱・意匠・コストのバランスを踏まえ、想いを“使いやすさ”と“続けやすさ”へ翻訳します。

また、他の施工事例は、以下で写真と解説を豊富にまとめています。

▶ 施工事例ページ

物件探しの段階でも、予算感やスケジュールのご相談だけでも歓迎です。

資料請求・来社相談・現地調査のご依頼はお気軽に。

それでは、また。

No.6920

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「防災」を考える

今週末は「親子で楽しくチャレンジ!防災ワークショップ」

想定以上に多くの応募を頂き、正直驚いております(^^;)))

当選された方は、おめでとうございます!

今回参加が叶わなかった方々も、次回の企画時にも是非、ご応募頂ければと思いますm(_ _)m

当日は、スタッフ一同、有意義な時間にして頂けるよう努めてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

それでは、また。

No.6919

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