昨年から製作に取り組んでいた(仮称)施工管理マニュアル。
予定通り今月末の完成に向けて、該当される案件の確保が一つの課題であったが、ここで受注する事が出来たので、実走できそう(^^♪
そもそも施工管理現場の業務マニュアルを作成する目的は、効果的な運営や業務のスムーズな実施にとって非常に重要と捉えており、経験豊富な施工管理者の能力に頼り切る属人的な業務施策からの脱却です。
以下、それに対する根拠は、
- 業務マニュアルの必要性:
- 業務マニュアルは、施工管理現場での業務の手順やルール、安全規定、品質基準などを明確に定義し、従業員が業務を遂行する際の指針し、これにより、業務の効率化や品質管理の向上、安全性の確保を行う。
- 業務マニュアルの作成方法:
- 現場で行われている業務の詳細な調査と分析を行う。
- 業務の手順や流れを文書化し、図解やチェックリストなどを活用してわかりやすく整理する。
- 各業務の責任者や担当者を明確にし、役割と責任を定義する。
- 定期的な更新や改訂を行い、最新の情報を反映する。
- 現場で行われている業務の詳細な調査と分析を行う。
- 業務マニュアルのコスト:
- 業務マニュアルの作成に専門知識や経験が必要な場合、専門家やコンサルタントに依頼することで、作成プロセスを効率化できますが、その分コストが掛かる。
- 従業員の労働時間: 自社で業務マニュアルを作成する場合、従業員の労働時間が必要になります。この場合、業務マニュアルの作成にかかる時間やコストを見積もる必要がある。
- 業務マニュアルの作成のメリット:
- 業務の標準化と効率化: 業務の手順やルールが明確に定義されることで、作業の標準化や効率化が図れる。
- 従業員の指導とトレーニング: 新入社員や新任の施工管理者への指導やトレーニングに活用できる。
- リスク管理と品質管理: 安全規定や品質基準が明確に定義されることで、リスク管理や品質管理が強化される。
業務マニュアルの作成には一定のコストが掛かるが、それに比べて得られるメリットが大きいと考えています。
組織の業務改善やリスク管理を重視する観点から、業務マニュアルの作成は当社にとって重要な分野かと。
これによって、業界が抱える2024年問題が解決に至る訳ではありませんが、少なくとも一つの手段だけではなく、その後の結果を数値化と可視化する事で、組織としての業務改善にも繋がるかなと思っています。
それでは、また。