非住宅でも、“居心地”は後回しにしない方がいい

社屋、工場、倉庫、店舗。

法人建物の話になると、どうしても最初は機能やコスト、法的な条件、耐久性といった話が中心になります。

当然です。そこが外せないからこそ、建物として成立する訳ですから。

菊池です。

ただ、その上で思うのは、非住宅の建物でも“居心地”は後回しにしない方がいい、という事です。

居心地というと、少し柔らかい言葉に聞こえるかもしれません。

でも実際には、社員さんが働きやすいか、来客が落ち着けるか、空気感にストレスがないか、移動や待機がしやすいか。

こういう部分って、日々の仕事の質に直結します。

建物の設置目的や利用目的を深く理解する、というのは、言葉にすると当たり前のようですが、これを本当にやろうとすると、結構奥が深いです。

工場なら、生産効率だけでなく、作業者の疲れ方や休憩の取り方も関係します。

社屋なら、執務だけでなく、来客対応や採用時の印象にも影響します。

店舗なら、売るための空間である前に、居やすいと感じてもらえるかどうかがある。

つまり、非住宅の居心地って、単なる“見た目の良さ”ではなく、機能の一部なんですよね。

ここを削り過ぎると、あとから運用で苦労する事が多い。

もちろん、何でも豪華にすればいい訳ではありません。

大事なのは、その建物を使う人にとって“どこが快適さの要になるか”を見極める事。

そこにちゃんと手をかけると、建物の印象も、使われ方も変わってきます。

建物は、ただ建てばいい訳ではなく、そこで過ごす時間が心地いいかどうかまで含めて価値になる。

住宅では当たり前に語られるこの感覚を、非住宅でももう少し大事にしていいのかなと、そんな事を感じています。

それでは、また。

No.7069

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