「機能美」という言語を辞書で引くと、『余分な装飾を排してむだのない形態・構造を追求した結果、自然にあらわれる美しさ。』とある。
これを建築的に捉えると、『デザイン』になる。
そのデザインの対象となる箇所・部分は、機能している事が大前提でないと、美しいデザイン、素敵なデザインという形容にはならないという理解。
そういう意味では、戸建て住宅の場合、「庭」の部分・空間がとても理解しやすい。
戸建住宅の最優位性は、敷地を住宅空間に加えて生活空間として利用できる事。
仮に40坪の敷地に対して、建蔽率が50%の都市計画の場合、建物で使用した残地が最低20坪残る。
道路から玄関までのアプローチや、駐車スペース、隣地の境界からの離れを差し引いても、おおよそ5~6坪ほどの利用可能面積が残ると仮定すると、そこは畳面積にして約10~12帖に。
その空間が、天候に影響されずに利用しようとすれば、奥行きのある屋根は欠かせない。
極寒の真冬時期は兎も角、雨が降り続く梅雨時期は、庭先もCloseでは寂しいですよね (〃∇〃)
それでは、また。
No.4783
★幣社公式アプリのダウンロードは、こちらから★