“完成させて引き渡す”を守るために、今やるべきこと

中東情勢に解決の兆しが見えない中で、住宅業界への影響も、だんだん“値上げ”だけでは済まない話になってきました。
原油やナフサの供給不安が、建材や設備の価格上昇にとどまらず、受注停止や出荷制限といった形で現場に近いところまで降りてきている。
この状況は、建設に関わる立場として、かなり重く受け止めています。

菊池です。

こういう時に一番大事なのは、慌てることでも、煽ることでもなく、今ある案件をきちんと完成させて、お客様にちゃんと引き渡すことだと思っています。
契約したのに着工できない。
着工したのに設備が入らない。
完成が見えない。
これは、お客様にとって一番不安な状態です。
だからこそ、建設会社として今やるべき事は、まず“今動いている案件を守ること”なんですよね。

具体的には、設備や部材の状況を早めに掴むこと。
代替案があるなら、早い段階で整理しておくこと。
お客様にも、都合の悪い事ほど早く共有すること。
さらに、設計や現場、発注のタイミングをこれまで以上に前倒しで組むこと。
派手ではありませんが、この積み重ねが結局一番効くと思っています。

もう一つ大事なのは、“受注を止めないために、無理をしない”ことです。
何でも請ける。
何とかなる前提で進める。
これは短期的には前向きに見えても、結果として今動いているお客様にも、新しくご相談くださるお客様にも迷惑をかけてしまうことがあります。
受注を守るためにこそ、状況を見極める冷静さが必要なんでしょうね。

住宅業界は、原材料、物流、為替、国際情勢と無縁ではいられません。
だからこそ、今は“安く早く”より、“確実に届くか、確実に納められるか”の精度が問われる時期だと思います。
建設会社としての信頼は、何も起きない時ではなく、こういう不安定な時にどう動くかで決まる。
私たちも、そのことを忘れずに、一件一件を丁寧に進めていきたいと思います。

それでは、また。

No.7119

★LINE登録はこちらです★

こちらの記事もオススメです