地域の建設会社に相談するメリットとは。

建築や修繕の依頼先を探す時、会社の規模や価格、施工実績を比較する方は多いと思います。

菊池です。

もちろん、どれも大切な判断材料です。そのうえで、もう一つ見ておきたいのが、会社と現場との距離です。

地域の建設会社へ相談するメリットの一つは、その地域の土地や建物の事情を理解していることです。

同じ市内でも、道路の幅や高低差、周辺環境、土地の使われ方は場所によって違います。長く地域で仕事をしている会社であれば、現地を見た時に注意すべき点や、工事を進めるうえでの課題を想像しやすくなります。

また、建物は完成して終わりではありません。

住宅であれば、暮らし始めてから気づくことがあります。社屋や工場、店舗でも、設備の不具合や修繕の必要が出てきます。そんな時に、相談先が近く、建物の履歴を分かっていることは、所有者にとって一つの安心材料になります。

当社では、住宅のお引き渡し後の暮らしを支える「応援団」や、法人建物などの状態を確認する建物診断を行っています。建てる部門と、建てた後を支える部門があるのは、建物を長く使っていただくためです。

ただし、地域の会社だから無条件に安心ということではありません。

どのような建物を手掛けてきたのか。自分たちの計画に近い実績があるか。担当者は工事中だけでなく、完成後の相談にも対応してくれるか。見積書の内容や、工事範囲の説明が分かりやすいか。こうした点は、会社の所在地にかかわらず確認が必要です。

価格だけで比較すると、工事後の対応や維持管理まで見えにくくなることがあります。逆に、知名度だけで選んでも、自分たちの希望する工事を得意としているとは限りません。

建設会社を選ぶ時は、完成までの計画と同じくらい、完成した後の付き合い方についても聞いてみてください。

何かあった時に相談できる会社かどうか。その視点を加えることで、建設会社選びの基準も少し変わってくると思います。

それでは、また。

No.7187

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