日本一からの招待

 

読んでみたくて堪らないと思える本に出逢えるのは、僕の場合、殆どない。

・・・基本的に読書が好きな方ではないのだと思うσ(^_^;)

菊池です。

仙台育英日本一からの招待 幸福度の高いチームづくり」著者 須江 航

昨年の夏の甲子園を制した、宮城県代表の仙台育英学園高校の監督の著書。

この本が発刊された時点では、特に手に取ってみようとは思いませんでしたが、その後SNSやWEB上での口コミを目にする度に評価も高く、内容も高校野球事という事で、これは読みたいなぁと(^ε^)♪

また、自身の出身地である宮城県仙台市の高校が1915年に第1回が開催されてから100年以上が経過しても、一度も優勝出来ていない東北地方の高校が甲子園を制したというトピックも重なっての事で、これが関東や関西等の優勝校の監督の書籍だったら、そこまで興味を持たなかったろうなと思いますσ(^_^;)

帯にも書かれている「基準と目標を明確化 努力の方向性を示す」

野球事に関わらず、組織運営をする上でとても重要な事と理解できても、実践出来ないリーダーは多く居ると思う。

具体的に数値化し、進捗に合わせて、結果に妥協せずに。

言うは易き、行うは難きだσ(^_^;)

冒頭、著者はこう書かれている。

「目標から招れるほどに、それぞれの本質を追求する。技術だけでは足りず、心だけでは足りず。心技体全ての条件を満たせた時、100年以上閉ざされた扉を開けて、東北地方初の日本一へ招れる。全ての面において、その相応しい有様でなければならない。すなわち、日本一は勝ち取るもの以上に、招れるものである。」

これを遂行して「日本一から招待される」という解釈は腹に落ちる。

読み終えた後、高校野球部という環境で、自分の野球と向き合い、日々落胆や挫折、思う様に上手く行かない時間を過ごす事が大半の上のチビに、書籍内で共有したいと思ったページをスマホで撮影し、彼の端末に送ったが、中々既読にならないのも、高校球児の日常ですσ(^_^;)

野球に携る家族が居る方や、子供達に野球を教える立場の方々は勿論、部下や組織を持つ管理職の方々にも、読んで損はしない時間になると思います(^^♪

それでは、また。

No.6010
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