美しき富士山

こんにちは。

先日、大山へ行ってきました。

時間があるからと急遽大山登山も組み込んでハードスケジュールでしたが、

最高に美しい富士山を見ることができて大満足でした。

 

大山には山頂手前に富士見台という富士山が見えるビュースポットがあります。

11月24日に登ったのですが素晴らしい快晴でした。

登る前にお茶をしていた際にお隣の方が「過去一綺麗に富士山が見えた」と絶賛していたほどです。

これは見るしかないと意気込んだものでした。

 

登山家の方からするとかなり危険だったと思うのですが、

私たちは14:30ごろ登り始めました。

登りはいいものの、下りは太陽と追いかけっこをするように下りていきました。

登山途中ですれ違う下りていく方に「山頂まで行くのか」「ライトは持っているのか」「携帯の充電はあるのか」など

心配して声を掛けてくださった登山家の皆様に心から感謝します。

お声掛けいただいたので、山頂につき次第すぐさま下山し始め、無事に帰還しました。

 

富士見台を2回通ることができたので、富士山と夕陽の写真を収めることができました。

個人的に夕景が一番好きで空の色の変化は圧巻でした。

富士山もしっかり撮ることができ、素晴らしいひと時でした。

なぜこんなにも富士山が美しいと思うのか。

理由は左右対称の二等辺三角形をしているからというお話がありました。

他にも色が美しい、頂上の雪が美しい、など様々でどれも頷けるものでした。

総じて日本の象徴である富士山を見れたこと、とても幸運でした。

今度また登る機会があるときは準備万端で挑みたいと思います。

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【定期診断】雨樋の割れ・水漏れ

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】雨樋の割れ・水漏れになります。

 

雨樋の劣化の中でも災害がなければ割れはあまり起こりません。

雨樋は塩ビ管でつくられている家が多く、塩ビ管はプラスチックの一種になります。

プラスチックは熱で伸び縮みするので、伸びた雨樋同士がぶつかる現象が何度も続くことで、結果的に雨樋に割れが起こることがあります。

プラスチックは熱によって大きく伸縮してしまう性質を持っています。

具体的にどの程度かというと、10メートルのプラスチックで4センチ程度動くそうです。

ちなみに金属屋根の材料として最近よく使われているガルバニウム鋼板も雨樋に使われていますが、ガルバニウム鋼板は鉄の板にアルミ亜鉛合金メッキを施したものです。

金属も熱で伸縮するものの、金属はプラスチックよりも伸び縮みが少ないです。

ガルバニウム鋼板で作った雨樋の方が、プラスチックの雨樋よりも割れにくいということになります。

塩ビ管を使う場合、じょうごという受けのようなもので、はじめから雨樋同士にすき間を作って、熱で雨樋が伸びても雨樋同士がぶつからないようにします。

じょうごは縦といと軒といの分岐点となる役目もあり、数メートルにひとつ設置するような規定があります。

 

雨樋の割れや水漏れが起こると外壁に雨水がかかるようになり、外壁のヒビ割れなどから雨水が侵入し雨漏りを引き起こします。

雨漏りは一次災害と呼ばれる建物の災害の1段回目、2段階目は雨漏りが発生した事で新たに発生するカビやシロアリ被害のことを指します。

雨樋にカビ・コケ・藻などが生えてしまうのも甘く見てはいけません。

菌類が雨樋の割れによる雨漏りによって建物内部に入り込んでしまうと、建物のカビ化が進んでしまいます。

シックハウス症候群と呼ばれる症状なども二次災害的に引き起こします。

 

雨樋の割れや水漏れを見つけるには、雨天時に雨樋の様子を見ていただくのが一番わかりやすいです。

落ちるはずのない場所から水道ができている場所を特定できると修理を早い段階で行うことができます。

また、壁に凹凸が特にないのに壁に線上の汚れができた、以前と汚れ方が異なるなども判断基準になります。

水の落下音が以前より大きくなったという事も判断基準の一種です。

雨の日の変化を是非観察していただければと思います。

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輝ける額

こんにちは。

先日、長野の軽井沢にて紅葉狩りをしてきました。

長野は寒暖差が大きいからか、紅葉が一段と華やかでした。

 

訪れたのは軽井沢の雲場池、タリアセンです。

タリアセンとは、ウェールズ語で「輝ける額」という意味だそうで思わず紅葉で縁取ってしまったので大変納得しました。

水面に移る紅葉が色鮮やかで一段と美しく感じました。

長野は水も綺麗なので写真を撮っていて美しさにうっとりします。

日差しが差し込むと水面に反射し、まさに輝いている!という状況でした。

タリアセンの敷地内にはアートや美術館もあり、こちらのアートは「ペイネの恋人たち」になります。

携帯の待ち受けにすると「恋が成就する」「プロポーズが成功する」と言われているそうです。

気になる方、是非保存してください。

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【定期診断】コーキングの状態について

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】コーキングの状態についてになります。

 

コーキングとは、外壁と外壁の間にあるゴム状の防水剤になります。

シーリングとも呼ばれます。

水の侵入を防いだり、外壁と外壁の衝突を防ぐクッションになったりなど、建物の水密性や気密性を保持する役割を持っています。

柔らかさを維持している成分が紫外線などの影響で劣化してしまうので、診断項目となります。

 

築10年の外壁であればコーキング材の寿命はおおよそ5〜10年程度のものが使われていることが多く、コーキングの割れや硬化、欠損などの劣化が始まっているところも多いです。

コーキング(シーリング)の劣化の代表的な流れです。

①柔軟性がなくなることによる、コーキングの隙・亀裂

②硬化、もしくは表面がべたつきだします。

③:紫外線劣化による劣化(チョーキング現象)

④:コーキングのひび割れから、損失や欠損が起こりだします。

最終段階になると雨漏れの原因になる可能性が非常に高まります。

 

前回紹介しましたが、チョーキング現象とは紫外線などの原因により外壁の塗膜が劣化し、表面がチョークの粉のように浮き出てくる現象です。

太陽光が良くあたる面を手で強めにこすると汚れとして黒くなるものですが、チョーキング現象が起こっていると白っぽいのが特徴的です。

 

コーキング補修は既存部を撤去し、外壁全面工事になqることが多いです。

よって、足場をかけなければならず、その他工事をまとめて検討することをお勧めします。

工事のタイミングや工事費などを含め要相談になりますが、早期対応であるほど工事規模も少なくなります。

10年が経過して外壁の傷みが気になり始めた際は、コーキングの劣化状況も目安になりますので確認をお願いします。

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【定期診断】外壁のチョーキング現象について

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】外壁のチョーキング現象についてになります。

 

チョーキング現象とは、紫外線などの原因により外壁の塗膜が劣化し、表面がチョークの粉のように浮き出てくる現象です。

太陽光が良くあたる面を手で強めにこすると汚れとして黒くなるものですが、チョーキング現象が起こっていると白っぽいのが特徴的です。

おおよそ10年ほど経つと塗装の劣化により症状が出始めます。

防水性が弱まっていることになるので、塗り替え時期のサインとしてご案内しています。

 

補修方法としては基本的に外壁塗装になります。

外壁全面工事になるので、足場をかけなければならず、その他工事をまとめて検討することをお勧めします。

工事のタイミングや工事費などを含め要相談になりますが、早期対応であるほど工事規模も少なくなります。

チョーキング現象を放置すると防水性が弱まっていますので雨水侵入の可能性があります。

10年が経過して外壁の傷みが気になり始めた際は、手をこすりつけてみての確認をお願いします。

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【定期診断】外壁のひび割れについて

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】外壁のひび割れについてになります。

 

外壁、と記載しましたが、軒下やコンクリート基礎、駐車場も基本的には同じ考え方になります。

ひび割れには大きく分けて2種類あり、「ヘアークラック」「クラック」と呼んでいます。

「ヘアークラック」は浅く細いひび割れという意味です。

おおよそ0.5㎜ほどのものをいいます。

モルタルやサイディングなどで見られる現象で、表面の仕上げ材が経年劣化で硬化してひび割れが起きます。

太陽がよくあたる場所に見られることが多く、この程度であれば急を要することはほとんどありません。

 

「クラック」は深く太いひび割れになります。

5㎜以上になると内部の状況が見えてくるほどになってきて、雨水の侵入の可能性があります。

実際の補修方法としては、太さが1㎜以下であれば雨漏りに発展することはないので、築10年あたりでの外壁塗装時に一緒に補修するほどで対処できます。

太さが3㎜以上のクラックになってくると、塗装の剥離が始まり外壁の傷みに繋がりますので早めの補修が必要です。

補修方法も様々ですが、部分的ですと色が合わないことがほとんどなのでかなり目立つ仕上がりになります。

綺麗に仕上げるとなると大きい面での工事になるので、足場をかけなければならない場合もあり、その他工事をまとめて検討することをお勧めします。

工事のタイミングや工事費などを含め要相談になりますが、早期対応であるほど工事規模も少なくなるので、地震が起きた後などは外壁の確認をお願いします。

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【定期診断】屋上・バルコニーについて

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】屋上・バルコニーについてになります。

 

皆さんのお家には屋上・バルコニーがありますか?

屋上があるお家は上ることができますか?

 

上ることができない場合は、業者さんによる定期点検を是非行ってください。

近年の異常気象により想定していたであろう排水量を遥かに上回り、排水機能が働かずあふれてしまう事があります。

室内への雨水侵入やカビの発生が見られる事もありますので十分お気を付けください。

 

上ることができる場合は、雨が多く降るであろう前後に確認をしていただきたいです。

季節によっては落ち葉や強風によるゴミの詰まりが起こり、排水機能が働かない可能性があります。

定期的に清掃も行うのが大切です。

また、状態確認として例えばシート防水であれば継部分が剥がれている・割れている・浮いている状態ですと、劣化のサインになります。

放置してしまうと雨水侵入や穴が開いてしまう事もありますので、防水屋さんへの現地調査が必要です。

雑草やコケが生えている場合も根によって防水機能へ影響を受けるので、草むしりや清掃をお願いします。

バルコニーのFRP防水なども同様になりますので、季節ごとのこまめな清掃をお心掛けください。

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【定期診断】屋根の浮きについて

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】屋根の浮きになります。

近頃、突撃訪問で「近くで工事をしている職人さん」だったりする人から、「屋根が浮いてますよ」と言われました…

というお話をお客様から伺います。

定期診断でも使用している高所用カメラで屋根の確認をしにいく事が増えました。

実際どうなのかと言いますと、①問題がない場合、②隙間が見られる場合、という状況に分かれます。

 

①問題がない場合

確認しても浮きは見当たらず、どこの箇所を言っているのか分からない状況です。

実際に上ってみての確認が最も確実ですので、ご不安な方には職人さんと再度現地調査に行くこともお話しています。

ただし、高くてはしごがかからない屋根や勾配・立地によってははしごだけでは確認できない場合もありますのでご承知ください。

中には指摘してくる人が信用ならない場合もありますので、簡単にお受けはせず「具体的にどの辺りの状況を見て言っているのか」を端から何番目など事細かく確認していただけると助かります。

 

②隙間が見られる場合

屋根の仕様により状況は様々ですが、多いのは棟と呼ばれる屋根の最上部についている板金が浮いている状況です。

屋根材にもともと段差が付いている仕様の場合は多少隙間がありますので、職人さんへ正しい隙間か判断してもらいます。

不適切な隙間であれば、雨漏れなどの原因になるので早めの対応が必要ですが、場所によっては足場組が必要になります。

足場をいざ組むとなると、外壁や雨樋のメンテナンスも同時に工事をする事もご検討ください。

 

隙間が生じてしまう原因は色々あり、地震による揺れでビスが緩んだ、異常気象な強風で耐えきれなかった、下地の劣化…

などが考えられるので工事の際は原因を追究して今後も安心できるようリフォームします。

思いがけない症状はお客様の負担が大きいので、工事時期や状況説明を行いながら進めます。

異常気象が予想される前日・後日での目視、変化の経過観察を是非心がけていただければと思います。

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建物の定期診断

こんにちは。

弊社で行っている定期診断についてご紹介します。

新築工事、リフォーム工事含め弊社でおうちづくりをさせていただいたお客様には、1年、3年、6年、9年…と建物の定期診断を行っています。

大きいポイントは屋根、外壁、内部設備、内部建具、床下になります。

もちろんその他お困り事やリフォームの依頼などもお伺いしております。

診断者のみでは判断できないこともありますので、場合によってはメーカーさんや職人さんを手配しての対応へ発展することも多いです。

安心して過ごせるおうちづくりの為にも、今後の工事検討も含めたアドバイスをさせていただいています。

実際にあった事例も含めて今後具体的な内容もご紹介できればと思います。

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