優しい思い出

こんにちは。

表題の「優しい思い出」はスイートピーの花言葉です。

スイートピーの時期としては、春だそうですが、先日花屋さんで見かけて可愛らしく、友人と散歩がてら写真を撮ろうと言っていたので、

せっかくだからと1輪のスイートピーを買いました。

1輪だと想像以上にお手頃で、可愛らしい花にお互い嬉しくてたまりませんでした。

 

開けた場所を探して、座間の畑地に辿り着きました。

時間帯が夕方で程よい雲も広がっており、空の色が鮮やかでした。

相模線で揺られながら、降り立つ駅は無人駅です。

線路も一本しかないので、本数の限られた電車は、お客さんの待ちわびた眼差しをひしひしと受けています。

雲の色が本当に幻想的なのですが、悲しいことに雲が分厚すぎて、西に沈む太陽はほとんど顔を出してくれませんでした。

自然光の偉大さは凄まじく、表情ががらっと変わるので、夕陽がずっと恋しかったです。

それでも「優しい思い出」というには十分すぎる写真をたくさん撮れました。

冬の陽は低めの太陽なので、すぐに帰りたくなるような気持ちになります。

色合いもスイートピーと重なるようにして、雲が淡いピンクになっていました。

幼少期は親に写真を撮ろうと言われても、なぜそんなに撮りたいのか、と疑問に思っていました。

今となっては、写真で思い出を記録するのが本当に楽しくて、その時の感情や景色を写真を見返して思い出します。

カメラを好きになって、寒くて苦手な冬もいいな、と感じる日々です。

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美味しいものの幸せ

こんにちは。

近頃、美味しいもので「生きてて良かった…幸せ」と感じる事が多いです。

社会人になって美味しいものを食べるようになったからか…

舌が衰えてなんでも美味しく感じるようになってきてるのか…

美味しいものを食べられるのは、当たり前になってますが、いつ状況が変わってもおかしくはありません。

幸せだと思える今に感謝しながら、いただかないとなと頬張ります。

 

先日、川越に行って様々な「美味しい」「幸せ」を感じました。

氷川神社という鯛の形のおみくじを魚釣りで引く、遊び心をくすぐる神社に行きました。

お昼はその隣にある結婚式場としても使われている会場の中、「むすびカフェ」にていただきました。

そちらのおむすびが本当に美味しくて、ひとつひとつの飾りも丁寧で食べるのがもったいなかったです。

ケーキも豊富にあり、こだわりのあるどれも美味しそうなもので堪らなかったです。

川越駅からはかなり遠いのですが、それまでにある川越の街並みをひと通り堪能できました。

歩きながら後で食べよう、とチェックしておくのも楽しいです。

川越は時代を感じる建物が多く、江戸、明治、大正、昭和…と歴史の流れを感じるような様式が混在していました。

江戸時代にはじめ建てられたという「時の鐘」は火災などで再建されてはいるものの、時を知らせる貴重な街のシンボルだそうです。

歩いていて何度も目が行ってしまう、観光客にも灯台のような目印となりました。

昔は鐘の音を聴いて皆遊び、働いていたのかと思うと、時代は変わっても変わらないものは感慨深く感じます。

街中をレトロなバスが通っていて、時の鐘と一緒に一枚撮りました。

時代をタイムスリップしたようでわくわくします。

帰り道は商店街を通るのですが、すっかり現代の街並みになった川越の夕陽が、とても奇麗でした。

時代を感じつつも、いつも変わらない太陽にも安心感を感じました。

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海外旅行inアジア

こんにちは。

年始に初めてのアジア海外旅行へ行きました!

場所は2年ほど前から行こうとしていた「台湾」です!

2泊3日と短期間でしたが、思いのほか充実した旅行になりました。

ツアーで申し込んだので、ほとんどの移動は連れて行ってもらえるような内容で、

台湾のお店の方は大抵の人が日本語を話してくれたり、気候もずっと夏終わりのような温度で、本当に過ごしやすかったです。

 

個人的に感動したのは、特に有名な「翠玉白菜」でした。

翡翠の白と緑の色合いをそのまま生かし、空洞などが生じてしまう部分もうまく利用した彫刻でした。

まさか彫り出されたものだとは思わず、説明を聞いて人がいなくなってから、もう一度観に戻ったほど、美しく素晴らしいものでした。

葉の上にはよく見るとキリギリスも乗っていて、意外とリアルに造形されています。

なぜキリギリスを乗せようと思ったのか、なぜ白菜だったのか…

Wikipediaより注釈すると、白菜は純潔の象徴、キリギリスは宮廷での宴会にて鳴き声により雰囲気を盛り上げたという話があります。

発見された場所も妃の寝宮だったことより、説としては繋がってくるものがあるようです。

実際に飾られているものの横に木製の台がまた別に置かれています。

こちらは現在使われているもの以前に使用されていたものであり、その台では白菜が直立するようになっています。

本来は直立させるべきものだそうで、葉の垂れ具合が斜めだと違和感が生まれるという記述があります。

一時、台が行方不明だったこともあり、現在の飾り方になっているようですが、直立状態も気になるところです。

 

ツアーでは、主に台北を中心に観光しました。

兵役に出ている青年の衛兵交代式は、想像以上にかっこよかったです。

建造物はカラフルなものが多く、色にこだわっているように感じました。

個人的には「自由広場」という、白い壁に青い屋根の大きな門が、青空と相まって美しく感じました。

今回のメインとして、ずっと行きたかった「九份」という街があります。

山の上に明るく輝いている街で、多くの提灯がぶら下がる幻想的な風景が広がります。

山を登る時は、バスで移動するのですが、途中からは歩いて登ります。

狭い階段で二人通れるのがやっと、な道でした。

途中人数確認で止まった際に、ちょうど黄昏時で空が奇麗でした。

ただ、目立つ建物が特に見えなかったので、日本だと言われても信じてしまいそうです。

辺りも真っ暗になり、歩くこと10分ほどで、広場に出ました。

その広場から赤の提灯が並ぶ様が見られ、観光客で溢れかえっていました。

フォトスポットのようなものがあったり、屋台が続いていて、活気に満ちていました。

山の上なので雨が降りやすいそうですが、この日は快晴でした。

雨が降ると、衛生的にあまり奇麗ではないため、悪臭がひどいと聞いていたものですから、本当に良かったです。

ずっとヨーロッパが好きで、今しか行けない!と学生時代に旅行していたので、今回のアジア初海外は新鮮でした。

wi-fiを持っていなかったので、地図を見て歩いてましたが、目印になるものが少なく、迷ってばかりでした…

ヨーロッパは小さな小道でも大抵道に名前がついていたので、迷うことが少なかったのですが、日本と似て大通りにしか名前がありません。

方向感覚をもっと養わなければ、と反省です。

日本語が通じて、ツアーで連れて行ってくれる、ことがどんなに有難いか、痛感です。

 

また海外旅行に行きたいと思っているのですが、今はコロナ感染症が恐ろしく、観光地や空港は空気が重いでしょう。

ニュースでマスク製造会社の方が言っていたのですが、3か月もすれば感染症はなんとか落ち着くと言っていました。

春は色んな場所に行きたいので、落ち着いてくれることを願います。

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