ソウゾウ

こんにちは。

木工事が着々と進んでいるH様邸にて、段々と暮らしが想像できる様になってきました。

木工事とは、大工さんが構造材含め、下地の壁や木材の仕上がり部など、主に家を形作る工程となっています。

窓の高さや大きさ、棚の位置、収納やドア、設備の収まりなど、考えることが山ほどある仕事です。

大工さんの作業を段階的に見ていると、本当に細かく、仕事の大変さに尊敬致します。

と同時に、先日社内検査で完成したものを見た後のこともあり、実際に最終段階をイメージしやすくなりました。

どのように今後進んでいくのだろう、とわくわくが止まりません。

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こちらは、出来立ての階段です。

ずっとはしごだったので、初めてH様邸での階段に感動しました。

階段下はトイレとなり、天井の仕上がりをどう収めるか、ということに大工さんは相当悩まれたそうです。

悩んだ末に、木材を加工して美しく仕上げてくださいました。

綺麗でつくりたてな階段がなんだか恐れ多くて、この日は上れず、見ているだけとなってしまいました・・・

二階に上るのは、次回のお楽しみです。

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上れなかったので下からのアングルですが、こちらは吹き抜け部分です。

低い柵のような木部は手すりの下部の下地です。

こちらにはボードを張って漆喰で仕上げるので、白く低い壁となります。

その上に黒いアイアンの手すりが備わります。

上と下で、会話したりお互いの気配を感じたりなど、今からどんな風に生活するのか、想像するのが楽しいです。

一階と二階を繋ぐ気持ちのいい空間になるんだろうな、と感じています。

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さらに、南側に飛び出ている部屋は、一段と明るく、ひなたぼっこを満喫したい空間です。

木工事が完了すれば、次は漆喰を内部の壁に塗っていきます。

白い広がりのある漆喰と、優しく包まれるような木材と・・・

様々な職人さんの力で創造されていく家での暮らしを、想像するのが本当に楽しくてなりません。

職人さんがスムーズに仕事ができるように、私もできることを精一杯やっていこうと思います。

今回は特に、まだ基礎しかなかったはじめの段階から、一番見れている現場なので、何よりも完成が楽しみです。

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青空もよう

こんにちは。

先日、本社の紫陽花が満開かな、と思いましてご報告です。

品種は、調べると恐らく「アナベル」という紫陽花で、白い小花が特徴です。

よく見る紫陽花とは少し違う可愛らしい紫陽花に、思わずにやけます。

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調べついでに、紫陽花の品種で、「万華鏡」というものもありました。

紫陽花とは思えないような、細かく立体的な小花が球を形作っています。

ただし、とても貴重で高価なようで、お目にはかかれないかもしれません。

どこか展示など開催しているところでもあれば是非観に行きたいです。

 

私事ですが、6月は「5月病」ならぬ「6月病」になります。

雨が苦手で、5月は4月のやる気が残っていたりするのですが、6月は4・5月の反動と梅雨と・・・で、どうしても気分が落ちてしまいます。

しかし、去年のこの時期は、鎌倉に紫陽花を観に出掛けて、梅雨の楽しみ方もあるんだな、と初めて思いました。

今年も鎌倉へ!と思っていたのですが、土日に暇がなく、今年は身近な紫陽花を見つけるに徹します。

今日は梅雨の合間の青空もようで、とても気持ちが晴れやかでしたが、明日からまた雲行きが怪しいです。

雨に濡れた紫陽花も綺麗ですし、憂鬱な梅雨を紫陽花探しで乗り切ります。

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初・社内検査です!

こんにちは。

本日は、T様邸の社内検査でした。

社内検査とは、お客様にお見せする前に、社員が揃って傷や汚れ、使い勝手に支障がないか細かく検査します。

自分は社内検査が初めてなので、とても楽しみにしておりました。

 

まず、玄関から可愛い照明が出迎えてくれました。

さらに、玄関ホールにも可愛い照明な上に、白系統の綺麗な空間が広がっていました。

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こちらは、洗面台です。

同じく白系統の可愛らしいもので、特にタイルと蛇口部分の雰囲気がたまりません。

薄く白い塗装の木材や、素の木材との相性が素敵です。

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こちらは、居室です。

それぞれの部屋で仕上げが異なり、表情が違うのが面白いです。

どの部屋も本当に可愛いのですが、自分的には濃い青の扉があり、スイッチにもこだわっている部分がとても好きでした。

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こちらは、壁の収納です。

壁をへこませてある小さな空間はニッチと言って、飾り棚として活用されます。

雰囲気が柔らかく、異国の家に訪問したようでした。

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こちらの現場には、数回訪れたことがあるのですが、今日はほぼ二ヶ月ぶりでした。

以前は断熱を施している段階だったので、まだ壁もなく、柱と外壁と窓と・・・という所から、こんなにも素敵な空間が出来上がるのか、と、改めて感動しました。

お客様の家づくりを実現する為にも、私も精一杯尽力していきたいと思いました。

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もうすぐ梅雨ですね

こんにちは。

昨日の夜から小雨が続いて、いよいよ梅雨入りも近づいてきました。

来週はずっと雨予報が続いているので、作業が止まってしまう場合もある現場は憂鬱です。

自称晴れ女の私も、雨は苦手で大変憂鬱です。

GW明けで5月病というものをききますが、私は6月病だと思います。

 

そんな雨から家を守ってくれる屋根について、今回はお話します。

先日、天井が張られ、断熱が壁一面に施工されました。

確認の為、現場では人生初の屋根裏にのぼりました。

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屋根裏の屋根部分にはまだ断熱が施されておらず、非常にむわっとした空気が漂っていました。

負担が少ないように、屋根裏では梁の上をなるべく進みます。

ただ束の部分はそうもいかず、避けて歩くと下に梁がないので木材が少しきしむ音がし、ひやひやしました。

天井材は人が乗る負担は想定していないため、荷重がかかりすぎると木材に万が一のことが起こるのでは・・・と想像すると恐ろしいです。

そして、次は断熱であるウレタン吹付けです。

瓦屋根の場合ですと、屋根裏にウレタンを施工します。

先日、私がのぼった屋根裏が、ウレタン施工後だと、表面がもこもこなこともあり、厚みが変化しやすいそうで、大変狭く感じました。

そんな中で職人さんも作業したのかと思うと、同じくのぼった身としては、心からの「お疲れ様です」を送りたいです。

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また、違う現場では、養生テープを使う場面が多く、二種類を使い分けています。

緑の養生テープはよくあるものですが、ピンクの養生テープもあります。

ピンクの養生テープは、粘着性が弱く、後々剥がしやすいものです。

色もサクラ色でなんだかかわいくて、もうすぐ夏だと言うのに、既に桜が恋しいです。

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養生は、もしもの汚れや傷が減り、気付きや気遣いが大事です。

特に、雨に対しては対策が多くあります。

お客様、業者の方々が、気持ちよく家づくりができるように、心がけて現場へと臨みたいと思います。

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