【定期診断】屋根の浮きについて

こんにちは。

弊社で施工していただいたお客様へ行っているアフターメンテナンスのひとつ、定期診断の内容をご紹介します。

今回は【定期診断】屋根の浮きになります。

近頃、突撃訪問で「近くで工事をしている職人さん」だったりする人から、「屋根が浮いてますよ」と言われました…

というお話をお客様から伺います。

定期診断でも使用している高所用カメラで屋根の確認をしにいく事が増えました。

実際どうなのかと言いますと、①問題がない場合、②隙間が見られる場合、という状況に分かれます。

 

①問題がない場合

確認しても浮きは見当たらず、どこの箇所を言っているのか分からない状況です。

実際に上ってみての確認が最も確実ですので、ご不安な方には職人さんと再度現地調査に行くこともお話しています。

ただし、高くてはしごがかからない屋根や勾配・立地によってははしごだけでは確認できない場合もありますのでご承知ください。

中には指摘してくる人が信用ならない場合もありますので、簡単にお受けはせず「具体的にどの辺りの状況を見て言っているのか」を端から何番目など事細かく確認していただけると助かります。

 

②隙間が見られる場合

屋根の仕様により状況は様々ですが、多いのは棟と呼ばれる屋根の最上部についている板金が浮いている状況です。

屋根材にもともと段差が付いている仕様の場合は多少隙間がありますので、職人さんへ正しい隙間か判断してもらいます。

不適切な隙間であれば、雨漏れなどの原因になるので早めの対応が必要ですが、場所によっては足場組が必要になります。

足場をいざ組むとなると、外壁や雨樋のメンテナンスも同時に工事をする事もご検討ください。

 

隙間が生じてしまう原因は色々あり、地震による揺れでビスが緩んだ、異常気象な強風で耐えきれなかった、下地の劣化…

などが考えられるので工事の際は原因を追究して今後も安心できるようリフォームします。

思いがけない症状はお客様の負担が大きいので、工事時期や状況説明を行いながら進めます。

異常気象が予想される前日・後日での目視、変化の経過観察を是非心がけていただければと思います。

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