こんにちは。
先週末が雨なので今日で今年の桜は見納めかな~という寂しい気持ちです。
桜を見に行きたい、と色んな友達と話していますが、予定を合わせるのが難しい社会人を痛感しています…
そんな中で桜が無理なら高原へ行こう!と話しています。
高原というと、熊本もそうでしたが去年の夏終わりに長野へ行った思い出が蘇りました。
山岳リゾートと言われる、長野県南部の中央アルプス宝剣岳「千畳敷カール」に行きました。。
アルプスの少女ハイジが好きなのですが、同じくハイジ好きな友人と行こう!と急遽計画を立てました。
雄大な自然に囲まれる事が大好きなので、日本にもこんな素晴らしい場所があるのかと興奮しました。
実際に行ってみて感じたのは、山の恐ろしさです。
天気予報でずっと曇りだったのでずっと心配でしたが、長野に着いてみると比較的明るい空でした。
これならば景色が楽しめるだろうと期待に胸を膨らませましたが、バスでロープウェイ乗り場まで上るほど深まる濃霧…
山の天気は変わりやすいというので、望みを捨てずにロープウェイに乗り込みました。
しかし、到着後カレーを食べていると一寸先は闇、ならぬ霧。という最上級の濃霧となってしまいました…
2人して絶望に暮れ、ロープウェイ最終便までは待つ事にしました。
ベンチで座っている時の空気は重くて、ここまで来たのにという思いと、必ずリベンジしよう、と話していました。
残り30分というところで、帰る前に少しだけ外に出て帰る事にしました。
外に出て「濃霧~涙」と騒いでいると、少し風が出て奥が見えるようになってきました。
もしかして晴れてきた!?と興奮して思い切って霧の中を進みました。
残り時間も少ないので、途中までしか行けませんでしたが「千畳敷カール」と書かれた看板までたどり着くところまでは進めてみるみる内に晴れていきました。
本当に「山の天気は変わりやすい」と同時に山の神様に感謝しながら速足で戻りました。
最終的には晴れ間も見えて2人して心の底から興奮して半泣き状態でした。
山を下りてホテル周辺に小さなすすきの小道がありました。
いつかすすき畑に行きたいな~と話しながらお互いに写真を取り合ったりなどしました。
夜には雲が多めでしたが、素晴らしい星空が広がっていました。
私の写真技術が乏しく星を撮れなかったので、夜空は目に焼き付けてきました。
相変わらずの曇り空で天気がいいとは言えませんでしたが、持ちこたえてくれた空に感謝です。
本当は2日目も千畳敷カールへ行きたかったのですが、雨も降ってきたので断念しました。
帰るまでの数時間で周辺を探索したのですが、あるのはそば畑と住宅街…
可愛らしいそばの花を見納め、美味しい馬肉を食べて帰ってきました。
休みが合わないので、天気が悪くても強行しましたが、濃霧が晴れなかったらと思うと恐ろしいです。
桜も散ってしまうであろう悪天候は敵対視しています。
いつかスイスのアルプスへも行ってみたいです。
海外にまた行けるようになる事を願っています。