待ちわびた森林浴

こんにちは。

なかなか来なかった梅雨明けもいつだったか・・・

すっかり夏模様でいきなりの暑さにやられている人が多いのではないでしょうか。

私もまだ慣れていない部分が多く、梅雨明けすぐはクーラーに当たると鼻水が止まらなかったです。

夏風邪は本当に苦しかったのを小学生のときに体験したので、より重いであろう現在の私には耐えられないに違いありません。

熱中症はもちろん、風邪をひかないよう汗の管理も怠ってはなりません。

夏をどう上手くやり過ごすかが、このジメジメの日本を乗り切る定めです。

 

さて、そのジメジメの日本を乗り切る為にも、避暑地は欠かせません。

私の夏休みはまだ少し先なのですが、一足先に青森へ旅行に行ってきました!

ただ、結論から言うと、青森も変わらず暑かったのが現実でした・・・

それでも、緑いっぱいの青森には涼しい風や空気が多少あったように感じました。

 

今回、森林浴をしたのは、青森の弘前駅からレンタカーで出発し、白神山地を巡りました。

2年前から行きたいと思っていた、「青池」と呼ばれる美しい池を観に行くのが、私の目的です。

青池は十二湖と呼ばれる湖のひとつで、他にも様々な池があります。

現地に行く前にチェックしていたのが「青池」と「沸壺の池」です。

特に綺麗だ、と好評なので、時間の関係から2つの池を目指しました。

有名なのは「青池」なのですが、「沸壺の池」の透明度、そして色がこの世のものとは思えない美しさでした。

↓ 沸壺の池

← 青池         沸壺の池 →

青池も光の当たり具合ではまた見え方が変わるのかもしれません。

少々落ち葉が多かったのが、透明度がわかりづらかったのもあるかと思います。

どちらにせよ、透明度・色が普通の池とは比べ物になりません。

友人によると、池の底が白い砂であるからこそ、色が反射してここまで青く見えるんだとか・・・

また、白神山地は人の手が加えられていない、倒木なども手つかずに自然のままを現す、日本初の世界遺産だそうです。

十二湖の由来は、約300年前の地震で起こった、山崩れから無数の湖を生んだそうです。

美しい水、砂、緑、大自然だからこそ、この美しさとは出会えなかったのだと思うと、自然には抗えないと痛感します。

 

夜は西目屋村にてキャンプをしました。

「暗門の滝」という観光地が近い為、山奥の熊が今にも出てきそうな場所でした。

青森の友人と女2人でキャンプをしたので、色々と苦難が待ち受けていました。

 

まず、キャンプ場では、悲劇のハネアリをはじめとする虫が、前日に大量発生していました。

車のエンジンをつければ50匹ほどのアブが車に体当たりしてきました。

エンジンを止めて数分待てば、なんとか落ち着いたので、数秒で車のドアを閉める始末。

夕方にキャンプ場に到着したのもあり、そこから2人でテント張りなのですが、なんせお互い初めてなので試行錯誤。

暗くなると説明書も読めず、虫は寄ってくる、ランタンには乾電池が必要、テントの向きを間違える・・・

などなど、波乱万丈の夜でした。

ご飯も火起こしはできたものの、かまどの炭台は網まで遠く、お肉が焼けず苦戦の連続・・・

辛抱強く待ち、食べられそうなものから食べて~、を繰り返していくと、いつの間にか23時を過ぎていました。

もう周りは静まり返っている中、後片付けをしてようやく寝る準備。

あとは歯磨きして終わり、という時。

洗い場にてねずみと遭遇し、目の前にいた友人は悲痛の叫びをあげました。

最後の最後まで裏切らない自然の力です。

 

朝は8時から滝を観る為、山へ入りました。

静かな森はまた少し不気味で、熊避けの鈴を鳴らしながら、歌を歌いながら山を歩いていきました。

大木、崖、滝・・・

大自然に囲まれ、舗装はされているものの道は人1人しか通れない、崖に沿った柵のない道も多かったです。

足を滑らしたら終わり、と思いつつ、暑さでもはや川で水浴びもいいな、と思いながら歩いていました。

ダンジョン攻略をしている気分になりつつ、辿り着いた滝は本当に大きく、流れ落ちる水に冷やされました。

第三の滝、と呼ばれており、そのまた奥には第二、第一、とあるのですが、崖登り・川渡りが必要なので、ガイドさん無しでは厳しい道のりです。

興味のある方は、是非先へも行ってみてください!

夏休みも色んなとこへ行く予定なので、暑さに負けず夏を楽しみましょう!

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