
4月の課題図書がこちら。
「仕事ができる人は、効率よくたくさんの仕事をこなしている」というイメージを抱きがち。
しかし、この本を読んで、その思い込みが大きな誤解であったことに気づかされたり(^^♪
著者は、データサイエンティストとしての実践知を活かしながら、「減らすこと=仕事力を上げる最短ルート」であると説いている。
本書では、「やるべきこと」ではなく「やらなくてもいいこと」を見極める視点が徹底されている。
メールをすぐ返す、会議にきっちり出る、毎日タスクを詰め込む…。
一見、真面目で生産性が高そうな行動も、実は「ムダの温床」になっている場合があると。
著者は、「減らす」ことで心と時間に余白を生み出し、本当に価値のある仕事に集中できるようになると。
特に印象的だったのは、「ミスを減らす」「他人に期待しすぎない」「メールの返信頻度を見直す」といった、日々の業務に直結する具体的な習慣の数々。
単なる精神論ではなく、実証された行動パターンに基づいているため、すぐにでも取り入れられる内容ばかり。
特に、ここで述べられた事の殆どは、AIを導入する事でクリアになりますね。
著者自身が「できない人」だった過去を赤裸々に語っている事も、本書にリアリティと説得力を与えており、読む者の立場に寄り添った言葉の数々も印象的。
この本を読んで、「何をやるか」ではなく「何をやめるか」を考えることが、働くうえでの本当の成長につながるという発見に至った社員も多いかと。
仕事の量やスピードに悩むすべてのビジネスパーソンにとって、本書は“がんばらない工夫”という新しい武器になるかもですね(^^♪
それでは、また。
No.6732
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