4月度_課題図書

4月の課題図書がこちら。

「仕事のできる人がやっている減らす習慣」著者 中村 一也

「仕事ができる人は、効率よくたくさんの仕事をこなしている」というイメージを抱きがち。

しかし、この本を読んで、その思い込みが大きな誤解であったことに気づかされたり(^^♪

著者は、データサイエンティストとしての実践知を活かしながら、「減らすこと=仕事力を上げる最短ルート」であると説いている。

本書では、「やるべきこと」ではなく「やらなくてもいいこと」を見極める視点が徹底されている。

メールをすぐ返す、会議にきっちり出る、毎日タスクを詰め込む…。

一見、真面目で生産性が高そうな行動も、実は「ムダの温床」になっている場合があると。

著者は、「減らす」ことで心と時間に余白を生み出し、本当に価値のある仕事に集中できるようになると。

特に印象的だったのは、「ミスを減らす」「他人に期待しすぎない」「メールの返信頻度を見直す」といった、日々の業務に直結する具体的な習慣の数々。

単なる精神論ではなく、実証された行動パターンに基づいているため、すぐにでも取り入れられる内容ばかり。

特に、ここで述べられた事の殆どは、AIを導入する事でクリアになりますね。

著者自身が「できない人」だった過去を赤裸々に語っている事も、本書にリアリティと説得力を与えており、読む者の立場に寄り添った言葉の数々も印象的。

この本を読んで、「何をやるか」ではなく「何をやめるか」を考えることが、働くうえでの本当の成長につながるという発見に至った社員も多いかと。

仕事の量やスピードに悩むすべてのビジネスパーソンにとって、本書は“がんばらない工夫”という新しい武器になるかもですね(^^♪

それでは、また。

No.6732

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3月度_課題図書

朝礼と聞くと、ただの業務連絡や報告の場というイメージがありますが、本書ではその朝礼こそが企業の成長や組織の活性化を促す重要な機会であると。

「成長する会社の朝礼~組織が変わる212の言葉【下巻】」著者 小山 昇

先月に続き、同シリーズの下巻です。

特に印象的だったのが、著者が示す朝礼での言葉一つひとつが、社員のモチベーションを高め、行動の変革をもたらす力を持つという点かと。

この書籍を読んで欲しいと思われるペルソナは、以下の様な方々かなと。

  • 中小企業の経営者または経営幹部
    • 朝礼を活用し社員の意識改革や組織活性化を実現したいと考えている方。
    • 社員のモチベーションを向上させ、生産性や業績アップを図りたい方。
  • チームをまとめる管理職(マネージャーやリーダー層)
    • 部下とのコミュニケーションに課題を感じており、チームの一体感や士気を高めたい方。
    • 朝礼を形式的なものから意味ある時間へと変化させたい方。
  • 若手起業家やスタートアップ経営者
    • 組織の成長や社員の結束を強めるために、具体的なヒントやすぐに使える言葉を知りたい方。
    • 社内文化や組織風土を効果的に形成したい方。
  • 人事担当者や教育研修担当者
    • 社員教育や日々の業務への意識付けを効果的に進めたい方。
    • 継続的な社員の成長をサポートできるような手法を模索している方。

こうした方々には本書を読むことで、実践的かつ効果的な組織改善策を具体的に学ぶことが出来そうな気がします。

勿論、自身も含めてですけど(^^♪

それでは、また。

No.6706

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経営中毒

タイトルに惹かれて手に取った書籍。

『経営中毒 社長はつらい、だから楽しい』著者:徳谷智史

読み始めるとすぐにその内容に引き込まれました(^ε^)♪

菊池です。

著者の徳谷智史氏は、自身が経営者として経験した数々の困難や葛藤を赤裸々に綴っていますが、それらの体験談は決して単なる苦労話でもなく。

本書を読んで特に感じたのは、「社長」という立場に立つ人間のリアルな心情が非常に鮮明に描かれていること。

経営というものは、外から見ると華やかで輝かしい面ばかりが目につきますが、その裏には想像を超える孤独やプレッシャー、そして絶え間ない決断の連続があることを分かりやすく、イメージしやすく描かれているかなと。

著者は、自らの失敗を隠すことなく語り、それらがいかに経営者としての成長に繋がったかを丁寧に解説しており、特に印象的だったのは、「経営者は孤独であるが故に、その孤独さえ楽しむ心構えが必要だ」という表現。

この言葉は経営者のみならず、日々厳しい判断を迫られるビジネスマン等にも同じ事が言えるのかなと。

さらに興味深かったのは、本書が提示する「経営を楽しむための具体的な思考法や行動指針」。

著者が実践してきた具体的な事例やエピソードは、経営というものを身近に感じさせてくれると同時に、自分の仕事や人生に対しても前向きな視点を示しているかなと。

経営者ではなくても、「仕事の本質とは何か」「自分のキャリアにおいて何を目指すべきか」という問いを見つめ直すきっかけになる方もいるだろうなと。

経営者だけでなく、組織の中で働くすべてのビジネスマンにとって、多くのヒントが得られる一冊かと感じましたし、読む前と後で、仕事や組織を見る目が確実に変わります。

日常の仕事に少し疲れを感じている方や、仕事の意味を改めて考え直したいと感じているビジネスマンの方は、ぜひ一度手に取って、「経営」の深みに触れるのも悪くないかと。

僕も、そう感じたその一人なので(^^♪

それでは、また。

No.6695

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2月度_課題図書

2月度の課題図書。

「成長する会社の朝礼~組織が変わる212の言葉【上巻】」著者 小山 昇

企業経営における「朝礼」というものが、単なる情報共有の場にとどまらず、組織の成長を促す重要な仕組みであることを改めて実感できた。

本書は、単なる理論書ではなく、実際に業績向上を果たしてきた経営者の経験をもとにした具体的な実践ノウハウが詰め込まれてる。

そのため、経営者はもちろんのこと、チームリーダーや管理職にとっても実用的な一冊かと。

本書の中で特に印象的だったのは、朝礼の目的を「社員の意識を揃えること」に置いている点。

単に毎朝決まった時間に集まって挨拶を交わすのではなく、会社の理念や方針を徹底し、組織全体の価値観を統一するための重要な時間として活用することが推奨されている。

これにより、社員一人ひとりが「自分が会社の一員である」という意識を強め、日々の業務に対する姿勢が変わる可能性があると。

また、具体的な朝礼の進め方についても詳細に解説されており、実際に導入する際の参考になります。

例えば、「成功事例の共有」「リーダーによる短いスピーチ」「社員同士のフィードバック」といった要素を組み込むことで、単調になりがちな朝礼が活気のある場に変わるという点は、実践できるアイデアです。

さらに、社員のモチベーションを高めるための言葉選びや、リーダーとしての姿勢についても言及されており、経営者やマネージャーにとっては参考になります。

本書を読み進めるうちに、改めて「組織文化の醸成には継続的な取り組みが不可欠である」ことを感じられる。

また、本書には212もの具体的な言葉が紹介されており、日々の朝礼で活用することで、社員の意識改革につなげることができる点も有効です。

経営者や管理職が、会社の組織力を高めるためのヒントも数多く得られるかと。

一方で、一般社員にとっても、朝礼を「単なる業務の一環」として捉えるのではなく、「自己成長の機会」として活用する視点を持つことができるかもしれない。

本書を読んだことで、朝礼の本来の意義を再認識し、より効果的な運用方法についてに気づきや、今後、組織の成長を目指す企業にとって、朝礼のあり方を見直し、社員が主体的に参加できる環境が整えられたら、未来は変わる可能性も大アリかと思います。

それでは、また。

No.6688

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「仕組み化」は言うは易く行うは難き

1月の課題図書。

「小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか」小川 実 (著)

著者は、多くの企業が「仕組み化」に失敗する原因を、以下の3点に集約している。

  1. 成長の仕組みを軽視している:
    • ビジョンや経営計画、人事評価といった、社員の成長を促す「成長の仕組み」が欠如している。
    • 管理のためのルールやマニュアルばかりに目が行き、社員のモチベーションが低下している。
  2. トップの意識改革が不足している:
    • 仕組み化はトップの強い意志と行動が不可欠。
    • トップが「仕組み化」を単なる作業と捉え、本気で取り組んでいない。
  3. 社員の理解と協力を得られていない:
    • 仕組み化の目的やメリットが社員に伝わっていない。
    • 社員が主体的に仕組みづくりに関わっていない。

では、どのようにすれば「仕組み化」を成功させることができるのか。

本書では、以下の点が重要だと説いている。

  • 成長の仕組みを最優先する:
    • 会社のビジョンを明確にし、社員一人ひとりがそのビジョンに向かって成長できる環境を作る。
    • 人事評価制度やキャリアパスを設計し、社員のモチベーションを高める。
  • トップが率先して行動する:
    • 仕組み化の重要性を全社員に伝え、率先して行動することで、社員の意識改革を促す。
  • 社員の意見を聞き、共創する:
    • 仕組みづくりに社員を巻き込み、意見を積極的に取り入れる。
    • 自ら考え、行動する社員を育成する。
  • PDCAサイクルを回す:
    • 仕組みを一度作って終わりではなく、常に改善を続ける。
    • データに基づいて、仕組みの有効性を検証し、必要に応じて修正する。

まとめ

「小さな会社の『仕組み化』はなぜやりきれないのか」は、中小企業の経営者が「仕組み化」に取り組む上で、避けては通れない課題と、その解決策を具体的に示している一冊かと。

本書で得られる知見は、単に業務効率化だけでなく、社員の成長と会社の持続的な発展につながる「真の仕組み化」を実現するための羅針盤的な書籍なような気がします。

それでは、また。

No.6653

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中学軟式野球「東京都王者」の考え方(^^♪

次男の週末少年野球2日目は、東京都某所で終日練習。

PMからは3月入部検討者が参加されての練習体験に30名ほどの現小学6年生が参加されたそうで、現部員はそちらの対応も含めての練習だったそうで。

この様な対応の経験値は、これからの彼らの人生においても欠かせない必要枠かなと考えているので、保護者としても大歓迎。

野球以外の思考を磨ける場面、環境ですから(^ε^)♪

菊池です。

さて、昨年の都大会新人戦の準々決勝で戦ったチームの監督の書籍が発刊されたので読書を。

「「上一色」の(秘)育成法<プロをも輩出する中学野球チーム>」著者 西尾弘幸

その時の対戦時の結果は、当時のブログ通り(^^♪

結果、上一色中学野球部は、準決勝、決勝と勝ち切り、東京都王者に。

これは主観ですが、各対戦のスコアを見る限り、危なげなく圧倒的な実力差で勝ち切ったかなと。

それは対戦を通じて感じた印象として、単にポテンシャルの高い選手を集め、育成した事で勝ち切っているという印象だけではなく、ベンチワーク、控えの選手、スタンドの選手、保護者の所作等、チーム全体としての実力差で、こういう結果に行き着いているんだろうなと、つくづく感じていましたが、書籍を読んで「やっぱりな」と(^^♪

書籍のコンテンツは、以下の通りです。

第1章 指導方針と中学生へのアプローチ
第2章 自身の歴史と指導の変化
第3章 強いチームを作る考え方
第4章 高校につながる技術の習得
第5章 今後の中学野球が担う役割

これらのタイトルを見れば、活字にすると当たり前の様な綴りに見えるかもしれませんが、実際にこれらをやり切る組織のトップ、指導関係者、チーム関係者は、誰でも出来る事ではないだろうなと個人的に。

これらが、このチームのビジョン、ポリシーであると思うので、野球を通じて成長したい、させたいと考える人々が共感し、集いたいと思う感情は非常に理解できる。

僕もその様に感じる、野球少年を持つ一人の保護者でもあります。

学童、中学の野球指導者の多くの方々は、子供たちが次のステージへ挑戦したいと思える心技体を育成頂く事がとても重要なのかなと、個人的には思い続けている部分。

毎年、強豪校として各トーナメント戦を勝ち抜いている根拠が理解出来たような気がしています(^^♪

それでは、また。

No.6652

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「できるリーダーは・・・」12月度課題図書

2024年12月の課題本。

「できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ」伊庭 正康 (著)

リーダーシップにおいて重要なスキルの一つは「任せる力」。

この書籍は、部下を初めて持つ管理職や、組織の責任者として業績を伸ばせず悩んでいる方、さらには次世代リーダーの育成を視野に入れた方にとって、実践的な指南書かと。

本書を通じて理解できる点は、「任せる」という行為が単なる仕事の分配ではなく、組織全体の成長を促す重要な要素であるという点。

著者は、リーダーの役割を「全体を見渡し、メンバーの力を引き出すこと」と定義している。

この中で、特に強調されているのが「信頼」。

リーダーがメンバーに信頼を寄せることで、メンバーは自ら責任を自覚し、主体的に動き出すようになると。

本書では、この信頼を築くための具体的な方法が丁寧に解説されている。

例えば、「任せる範囲を明確にすること」が成功の鍵であると著者は指摘している。

曖昧な指示ではなく、具体的なゴールや期待を共有することで、メンバーは自身の役割を正確に把握し、成果を出しやすくなると。

また、任せた後も「干渉しすぎないこと」が重要で、リーダーが過度に介入せず、メンバー自身で問題を解決させることで、彼らの成長を促すことができると述べている。

このようなアプローチは、管理職として成長を目指す方にとって極めて実用的。

さらに印象深いのは、「失敗を許容する文化をつくる」という章。

失敗は任せる過程で避けられないものですが、失敗を恐れる環境では、メンバーのチャレンジ精神が当たり前に失われる。

著者は、失敗を学びの機会と捉え、それを共有してチーム全体の成長に活かすことの重要性を説いている。

この姿勢は、組織を運営しながら人材を育成するうえで欠かせない視点かと。

また、リーダーとしての自己管理の重要性についても触れられている。

「すべてを自分で抱え込まない」ことは、特に組織運営において重要です。リーダーが過剰に負担を抱えると、冷静な判断ができなくなり、チーム全体のパフォーマンスに悪影響を与える可能性が当たり前にある。

適切な任せ方を実践することで、リーダー自身が余裕を持ち、戦略的な判断を下せる環境を作ることが重要。

本書を参考に、任せることの奥深さを探求し、実践を重ねることで、信頼関係を基盤とした成果を生むチーム構築が出来れば理想的かなと思う。

それでは、また。

No.6634

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メンターになる人、老害になる人。

タイトルで手にした書籍。

「メンターになる人、老害になる人。」著者 前田康二郎

主に、仕事や勉強の中で「年上の人から学ぶ」等について深堀されている書籍。

周囲には頼りになるメンターもいれば、「なんだか自分の邪魔をされている気がする」という老害的な人も多く居る社会なんだろうなと感じながら、自身も後者の人種になっている感も、場面によっては無くもないなという自覚もあり。

この本は、そうした世代間の関係を深掘りし、どのような人が周囲に良い影響を与えるのかを記されているかなと。

自分が学ぶ立場でも教える立場でも律するキッカケになるかも。

本書で印象的だったのは、メンターと老害の違いをシンプルに示している部分。

メンターとは、相手をサポートしながらも自分の価値観を押し付けない存在。

一方で老害とは、自分の過去の成功体験や価値観を絶対的なものとして、相手を無理に従わせようとする人のことを指している。

たとえば、部活動の先輩やアルバイト先の上司が「昔はこうだった」と自慢話を繰り返す一方で、「今はこうしたらどうかな?」と提案してくれる人もいたり。

その違いが、まさにこの本でいうメンターと老害の分かれ目なのかなと。

自身とこの分で向き合ってみても、ヤバいなぁとつくづく(^^♪

とは言え、多くの人はいつかは「教える側」になる日が来るし、年齢を重ねると、自分の経験に頼りたくなることも分からなくは無い。

でも、それが周りに良い影響を与えるのか、悪い影響を与えるのかは、自身の振る舞い方なんだろうなと。

本書では、教える側としての心得として、相手の成長を心から応援する気持ち、そして自分自身も学び続ける姿勢が大切だというメッセージが。

単に「経験豊富な人は尊敬されるべきだ」という考え方だけではなく、自身をアップデートする努力も怠らないメンター像を目指せれば、要らないストレスは軽減するかもですねσ(^_^;) 

『メンターになる人、老害になる人。』は、ただ相手にアドバイスをするだけでは不十分で、相手に寄り添うことが大切であり、この考え方は、仕事や勉強だけでなく、家族や友人との日常生活にも応用出来るようになれば、それはそれは良い人生に近づけそうかなと(^ε^)♪

まずは世代間のギャップに悩んでいる人や、より良い人間関係を築きたいと考える人には勿論、反抗期のお子さんをお持ちの方には、参考になるかと思います(^^♪

それでは、また。

No.6612

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犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

本日はこちらの書籍を。

『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』著者 出口保行

子どもの心に影響を与える言葉の力について解説した一冊。

内容は大きく2つのテーマに。

一つ目は、子どもに対して親や周囲の大人が無意識に使ってしまう”呪う言葉”の影響について。

例えば、「なんでできないの?」「あなたはいつもダメだね」などの否定的な言葉は、子どもの自己肯定感を大きく傷つけ、将来的に非行や問題行動の原因となる可能性があると。

こうした言葉が積み重なると、子どもは自分自身を否定し、他人との信頼関係を築くことが難しくなる場合があると。

二つ目は、逆に子どもを”救う言葉”、つまり自己肯定感を高め、健全な人格形成を促す言葉の使い方についてのアドバイス。

「あなたはそのままで大丈夫」「一緒にやってみよう」などの肯定的で励ましのある言葉は、子どもの安心感を育み、自信を持たせる効果があると説明されている。

本書では、具体的な例を挙げながら、日常生活で使いやすい言葉の選び方を紹介しており、家庭や教育現場で役立つ実践的な内容となっているかと。

著者はまた、言葉だけでなく、言葉に伴う態度や表情が子どもに与える影響についても言及している。

たとえ言葉がポジティブであっても、言い方や態度が冷たければ、子どもには逆効果になることがあります。そのため、言葉とともに温かい態度で接することが大切だと。

一方で、救う言葉の実践については理想的な部分も多く、現実の忙しい生活の中で完全に実行するのは難しいかなと。

しかし、それでも意識することから始めるだけでも、子どもとの関係は大きく改善する可能性があるかもしれない。

特に、親や教師など、子どもの成長に直接関わる立場にある人々には、言葉の力を再認識させる内容となっているような気がします。

読後には、自分が使っている言葉や態度を振り返り、子どもの未来に向けて少しでも良い影響を与えられるよう努力しようと思わせてくれる、実用的な一冊かなと思います。

それでは、また。

No.6605

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あっという間に人は死ぬ!?

人生はあっという間に過ぎ去りますーーーーー。

菊池です。

11月の課題図書はこちら。

「あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方」著者 佐藤 舞

気がつけば、日々の忙しさに追われて自分の時間がどこへ消えてしまったのかわからない。

そんな経験を一度は何方もお持ちかと。

この書籍は、時間という資源を取り戻す方法を記している書籍かと。

本書の著者は、自らも忙しい生活の中で「時間を食べつくすモンスター」と戦ってきた一人だそうで、その経験をもとに書かれたこの本は自己啓発書とは一線を画すかとも。

科学的なデータと実体験を融合させた内容は、「どうすればもっと有意義に時間を使えるのか?」という疑問に実践的なアプローチで答えています。

本書が特にユニークなのは、「時間を食べつくすモンスター」という概念。

これは、SNSや無駄な会議、なんとなくやってしまうルーティンなど、私たちの時間を少しずつ奪っていく存在を指しており、このモンスターに気づかない限り、私たちの時間は無意識のうちに消費されていると。

しかし、本書を読めば、そのモンスターの正体を明らかにし、対処法を学ぶことができそうです(^^♪

本書では、読者が実際に取り組めるアクションプランも豊富に紹介されており、「まずは1週間、自分の行動を記録してみる」「日々のタスクを三つのカテゴリに分けて整理する」「何を『やらない』と決めるかを意識する」など、具体的で実行可能な方法が満載。

特に、「やらないことリストを作る」というアプローチは、多くの人にとって効果覿面かもしれません。

さらに、この本は単なる時間管理の技術にとどまらず、自分が本当に大切にしたいことを見つけ、それに集中するための心構えや生き方そのものを問い直すきっかけをも。

「時間をどう使うか」というテーマは、結局のところ「人生をどう生きるか」という大きな問いに繋がる本書は、そのヒントを豊富に提供しているとも言えるかなと。

忙しさに流され、自分の時間を見失いがちな現代人にとって、自分の時間を取り戻し、より豊かで充実した人生を送りたいと願う方におすすめの一冊。

この本を読めば、「時間が足りない」という感覚から解放される日が来るかもしれません(^^♪

少なくとも自身は『あっという間に人は死ぬから』を手に取り、時間という貴重な資源を味方につけてみたいと再確認です\(^_^)/

それでは、また。

No.6591

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