リフォームや部分改修を、“暮らし方の実験”として考えてみる

家づくりというと、「新築か建て替えか」という大きな選択肢をイメージされる方が多いと思いますが、実はリフォームや部分改修も、暮らしを見直すうえでとても有効な方法です。

例えば、キッチン周り。

今すぐ間取り全体を変えるのは難しくても、「作業台を増やす」「収納の配置を変える」「照明を見直す」といった部分的な工夫で、驚くほど使い心地が変わることがあります。

こうした小さな改修は、「自分たちの暮らしにとって、何が効くのか」を試す“実験”にもなります。

在宅ワークが増えたご家庭なら、「一角だけをワークスペース仕様にする」という手もあります。

完全な個室を用意する前に、まずはリビングの一部や廊下の突き当たりにカウンターとコンセントを設けてみる。

そこで仕事をしてみて、「どのくらいの距離感が自分には合うのか」「どんな音が気になるのか」を体感してから、本格的なプランを考えるのもひとつの流れです。

法人の場合も同様で、オフィスや店舗の一部だけを試験的にレイアウト変更してみることで、「人の動きがどう変わるか」「コミュニケーションが増えるのか」を確認できます。

いきなり全フロアを刷新するのではなく、小さく始めて、うまくいった形を他のエリアに広げていく。そんな進め方も現実的です。

「今の家や建物を、どう使い切るか」を考えることは、「次の一歩をどう踏み出すか」を考えることにもつながります。

リフォームや部分改修を、“大掛かりな工事の手前にある暮らし方の実験”として捉えてみると、選択肢が少し広がるかもしれません。

それでは、また。

No.7006

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