高品質を支える「最後の一手」

横浜市都筑区にて施工を進めてまいりました、某ハイブランドカーの専用車両整備施設が完成を迎えました。

本日は、お引渡し前の当社の施工管理チームによる社内検査を実施。

建物全体の仕上がりや機能性を、細部にわたって確認しました。

今回の施設は延床面積1,000㎡を超えるスケールで、約8か月の工期をかけて計画的に進行してきました。

天井高の確保や特殊設備の搬入経路、車両リフトや排気設備など、一般的な建築とは異なる要素が多く、施工精度と段取り力が問われる現場です。

社内検査では、床レベルのわずかな誤差や照明位置の均一性、空調・給排気のバランス、仕上げ面の納まりに至るまで、一つひとつの項目を複数の担当者が目視と計測でチェック。

図面上の意図と実際の施工が一致しているかを丁寧に確認しました。


ハイブランドにふさわしい空間品質を実現するためには、「見えない部分の正確さ」こそが最も重要です。

当社では、配線や配管といった隠蔽部の施工段階から品質管理を徹底し、最終検査ではその積み重ねが形として表れます。

また、今回のプロジェクトでは、複数の専門工種が同時並行で作業を行う期間が長く、スケジュール管理と安全管理のバランスがポイントとなりました。

当社の施工管理者たちは、工程会議を週次で開催し、各工種の進捗とリスクを「見える化」。

協力業者の皆様と連携を密に取りながら、現場全体を一つのチームとしてまとめ上げました。

その結果、短期間ながらも高い完成度を維持したまま、予定通りの工期で無事に竣工を迎えることができました。

建物の完成は、設計者や職人、そして施工管理者の力が一体となった「総合技術」の結晶です。

今回の検査を通じて、改めて当社の強みである“現場力”を感じることができました。

今後も、品質・安全・工程のすべてにおいて「安心して任せられる建設会社」であり続けるため、一つひとつの現場を大切に積み重ねてまいります。

それでは、また。

No.6913

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