
本日は、東京ビッグサイトで開催されている「Japan DX Week 2025」に。
国内最大級のDX専門展示会ということもあり、各業界の先進的な取り組みが一堂に会する空間は、まさに“未来の業務風景”を先取りする場のような。
会場面積も東棟1~8という全面仕様だったのも、自身の記憶ではこれ以上の規模の展示に記憶が無く。
そこそこ時間も掛かりましたし、歩数も多かったと思います(^^;)))
今回の展示で特に印象的だったのは、建設業界以外のDX事例から学べる点が非常に多かったという部分。
例えば、製造業や物流業界で活用されているAIによる需要予測システムや資材の自動発注機能などは、今後の当社の資材管理・在庫最適化に応用できる可能性を感じたり。
建設現場においても、急な資材不足や過剰在庫は大きなロスにつながりますが、こうした「先を読む仕組み」は業界を越えて導入が進んでいるかと。
また、会場ではデジタルツインを活用した業務シミュレーションの展示もあり、複数の現場情報を統合し、仮想空間上で施工手順の検証や工程の最適化を図るといった活用方法が紹介されていた。
これにより、施工前の段階でトラブルを未然に防ぐ設計・管理が可能になり、品質と効率を両立する取り組みも有効かと。
さらに、社内のITリテラシー向上に向けた取り組みも数多く紹介されており、中小企業でも実施できるオンライン学習ツールや、業種別に最適化されたeラーニングコンテンツは相変わらず多く。
DX推進はツールの導入だけではなく、「人」の成長が不可欠であるという基本は絶対だなと。
ブースの多くでは、実際の現場で使われている導入事例を交えて説明がされており、リアルな現場視点での改善のヒントが豊富にあった様に感じています。
また、導入コストや社内展開時の課題、補助金活用に関する情報など、実務に直結する情報は中小零細規模の組織では必要不可欠ですね。
当社はこれまでも現場の遠隔管理を含む社内DX施策に出来る範囲で取り組んでまいりましたが、今回の展示を通じて、次のステップとして「社内横断的なデータ活用」と「経営視点でのDX戦略強化」は、今後の鍵になる様な。
こういう場は、業界の垣根を越えて学び合える貴重な場であり、今後の企業成長を支える“種”が数多く散りばめられた場だと思うので、何も得る事が無い可能性も否定はしませんが、行かない事には始まらず(^^;)))
今回得た気づきと知見を、社内の各部門と共有し、実装に向けて少しでも検討できればなと。
それでは、また。
No.6741
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