
タイトルに惹かれて手に取った書籍。
読み始めるとすぐにその内容に引き込まれました(^ε^)♪
菊池です。
著者の徳谷智史氏は、自身が経営者として経験した数々の困難や葛藤を赤裸々に綴っていますが、それらの体験談は決して単なる苦労話でもなく。
本書を読んで特に感じたのは、「社長」という立場に立つ人間のリアルな心情が非常に鮮明に描かれていること。
経営というものは、外から見ると華やかで輝かしい面ばかりが目につきますが、その裏には想像を超える孤独やプレッシャー、そして絶え間ない決断の連続があることを分かりやすく、イメージしやすく描かれているかなと。
著者は、自らの失敗を隠すことなく語り、それらがいかに経営者としての成長に繋がったかを丁寧に解説しており、特に印象的だったのは、「経営者は孤独であるが故に、その孤独さえ楽しむ心構えが必要だ」という表現。
この言葉は経営者のみならず、日々厳しい判断を迫られるビジネスマン等にも同じ事が言えるのかなと。
さらに興味深かったのは、本書が提示する「経営を楽しむための具体的な思考法や行動指針」。
著者が実践してきた具体的な事例やエピソードは、経営というものを身近に感じさせてくれると同時に、自分の仕事や人生に対しても前向きな視点を示しているかなと。
経営者ではなくても、「仕事の本質とは何か」「自分のキャリアにおいて何を目指すべきか」という問いを見つめ直すきっかけになる方もいるだろうなと。
経営者だけでなく、組織の中で働くすべてのビジネスマンにとって、多くのヒントが得られる一冊かと感じましたし、読む前と後で、仕事や組織を見る目が確実に変わります。
日常の仕事に少し疲れを感じている方や、仕事の意味を改めて考え直したいと感じているビジネスマンの方は、ぜひ一度手に取って、「経営」の深みに触れるのも悪くないかと。
僕も、そう感じたその一人なので(^^♪
それでは、また。
No.6695
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