寒くなりました(T▽T;)  

いよいよ冬到来感満載の気温になりました(゚_゚i)

菊池です。

という事で、弊社の施工管理者に冬季工事の現場管理で注意すべき点を聞いてみた(^^♪

冬の寒さが本格化する季節、建設現場の管理には一層の注意が必要です。寒冷地や冬季に行われる工事では、施工の品質や作業員の安全に直結する課題が多く存在します。今回は、施工管理者として冬季工事を進めるうえで気を付けるべきポイントを、できるだけわかりやすくまとめました。


1. 凍結による品質トラブルを防ぐ

冬場の工事では、特にコンクリートの打設に注意が必要です。気温が低いとコンクリートが十分に硬化せず、強度不足を引き起こす可能性があります。そのため、以下の対策を講じます。

  • 適切な温度管理
    打設時にはコンクリートの温度が急激に低下しないよう、温水を使った材料混合や打設後のシート養生を実施します。
  • 防寒対策の設備
    必要に応じて、養生シートの下にヒーターを設置して、一定の温度を保つ工夫も行います。

これらの対策を徹底することで、コンクリートが計画通りの強度を発揮するように管理します。


2. 作業員の健康と安全管理

寒さは、作業員の体調や作業効率にも影響を与えます。施工管理者として、現場の安全を守るために取り組んでいることをご紹介します。

  • 防寒着や手袋の着用
    作業員が防寒対策を怠らないよう、定期的に声をかけます。また、現場用の暖房機器を設置し、休憩時に体を温められるスペースを確保します。
  • 滑りやすい足元への配慮
    雪や氷で滑りやすくなる現場では、転倒事故を防ぐため、融雪剤を散布したり、滑り止め材を敷いたりします。
  • 体調確認の徹底
    冬場は風邪やインフルエンザが流行しやすい時期です。朝礼時に体調を確認し、無理な作業をさせない体制を整えます。

3. 天候によるスケジュール管理

冬季は天候の変化が激しく、突発的な雪や雨が工事に影響を与えることがあります。そのため、天気予報をこまめに確認しながら柔軟なスケジュール管理を行っています。

  • 週間天気予報の活用
    雪が予想される場合、事前に材料の搬入計画や作業スケジュールを調整します。
  • 急な天候変化への対応策
    現場内の資材や機材が雪や雨で損傷しないよう、シートで覆ったり、仮囲いを設置したりします。天候が落ち着くまで作業を一時中断する判断も重要です。

4. 周辺環境への配慮

冬季工事では、工事現場周辺に住む人々への配慮も欠かせません。雪道での資材運搬や除雪作業が近隣に影響を与えないよう心がけています。

  • 除雪作業の徹底
    作業員が現場に入る前に周辺道路の除雪を行い、資材搬入車両が安全に進入できるようにします。
  • 騒音や振動の抑制
    冬は窓を閉める家庭が多いとはいえ、静かな環境を好む住民もいます。騒音や振動が発生する作業は時間を限定し、可能な範囲で住民に説明してから進めます。

5. 冬季工事の心得

冬の工事現場では、何よりも安全第一で作業を進めることが最優先です。品質の確保はもちろんのこと、働く人々が安心して作業できる環境を整えることが、施工管理者の大切な役割だと考えています。一つひとつの対応がトラブルを未然に防ぎ、スムーズな工事の進行に繋がります。


寒さが厳しい中でも、確実に工程を進め、良質な成果をお届けするために、冬季工事の管理には細心の注意を払っています。これから工事を予定している方や、建設現場に興味をお持ちの方に、冬季特有の管理の重要性を少しでもお伝えできたら幸いです。

なるほど(^ε^)♪

それでは、また。

No.6590

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