うさぎアイランド

こんにちは。

春になり、あったかくなってきました。

まだ昼夜の寒暖差は激しい中、昼はとても過ごしやすいのですが、このご時世で自粛の嵐です。

少しあったかくなってくると、花や動物も活気づくというのに、家での時間ばかりです。

数か月前を思い出すと、本当に何が起こるかわからないな、と感じます。

緊急事態宣言を受ける前、自粛もまだちらついていた時期に、旅行に行きました。

場所は、3年前から友人と約束していた、うさぎがいっぱいいる広島の「大久野島」です。

 

大久野島には、うさぎが900匹ほどいるだろうと言われているそうです。

なぜこんなに多く生息しているかというと、正直いろいろな説があります。

大久野島は、終戦まで毒ガス製造工場があった島で、一時は地図から消された島でした。

当時、毒ガスの動物実験用として飼われていたという情報もありますが、子孫はいないそうです。

ゆかりのある動物であり観光客用マスコットにした、小学校で飼えなくなったうさぎを放した、などの話があります。

きっかけはどうであれ、当初寄り付かない「毒ガスの島」と言われていた島が、「うさぎの島」と愛されるようになったのは、とても素敵なことだと思います。

空き家問題など話題になっていることもありますし、こういった活用をしていく働きは大変魅力的に感じます。

島内のうさぎがなぜこんなに繁殖したかというと、島にはうさぎの天敵がいない為です。

離れ小島ということもあり、唯一カラスが怖いそうですが、一緒にえさを食べている場面もあり、取り合いをしなければそこまで天敵でもないようでした。

ただ、耳や鼻をけがしているうさぎもいて、うさぎ同士なのか、弱っているからなのか、心配になるうさぎもいました。

そんな子でもしゃがんでえさを持って待っていると、ゆっくりと近付いてくるほど、警戒心が低い子たちでした。

しゃがむとほとんどの子が走って近付いてきて、ひざに手を置いてきます。

写真を撮りたくてえさをあげれないでいると、ひざの上にうさぎから乗ってきたほどでした。

非常に可愛いです。

えさをあげても待ってるので、またあげたくなっての繰り返しでした。

野菜をまるごとあげている人もいたのですが、みんな幸せそうに食べていました。

私たちはおやつメインで4袋ほど持っていて、珍しいのかより人気者になれました。

朝10時ごろから夕方16時ほどまでゆっくりと戯れていました。

意外と島を一周すると1時間半ほどかかり、坂道もあるのできつかったです。

うさぎも奥にいる子たちは警戒心が強く、あまり寄ってきてもくれないので、ただ歩いていました。

入り口には沢山うさぎがいるのですが、みんなそこであげているので、帰り際にはえさが余ってしまい、あげ終えるのに必死でした。

こんなに食べてるとうさぎたちは太りに太っていきそうです。

またいつか来たいので、元気で暮らしていていけることを願います。

物心がついてから訪れる瀬戸内海は本当に美しかったです。

沖縄にでも来たのか、と思うほど綺麗でした。

海が好きでよく江の島に行くのですが、比べ物にならなくて感動モノでした。

岡山から帰るついでに倉敷へ寄りました。

陽が沈んで間もなくのころに着けたので、雰囲気のある街並みを写すことができました。

少し前に川越にも行ったのですが、似た雰囲気ではありました。

規模や統一感の徹底ぶりは遥かに上で、まるで映画のセットのようでした。

特に川があり、小舟が浮かんで、柳の木もあり…という環境がずるいです。

ただ、ほとんどのお店が閉まっていたので、またいつか活気ある時間に訪れたいです。

 

まさか今期ラストになる旅行とは思いませんでしたが、本当に楽しかったです。

もう少し早く終息するかと思いきや、事態は悪化するばかりで、不安も立ち込めています。

秋に旅行したいので、今をぐっと耐え忍んで終息を待ちます。

家での時間をここぞとばかりにフル活用して、日々励みます!

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